「MAQUIA」1月号では、イベントシーズンに太らないための食べ方やメニュー選びのポイントを徹底解説。基本的なルールを知って、年末年始もベストボディで乗り切ろう!

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忘年会、クリスマス……年末ならではの食べ方ガイド
イベントシーズンに太らないための

外食&中食BOOK

イベントが続く年末は食べ過ぎたり、甘いものの誘惑など体重増加の罠が! 太らないための外食&中食の食べ方のルールとメニュー選びのポイントを徹底解説。


年末イベント、何食べる? どう食べる?

まずは忘年会やクリスマスパーティなど、イベント続きの日々を太らずに乗り切るための食べ方や食べ物選びの基本的なルールを知ろう。


お話を伺ったのは

北里大学 北里研究所病院
糖尿病センター長
山田 悟先生

糖尿病専門医。食・楽・健康協会代表理事。緩やかな糖質制限食=「ロカボ」の考え方を提唱し、社会への啓発と普及に取り組む。


食・楽・健康協会
副理事長
山田サラさん

健康料理研究家。夫の山田悟先生とともに、食・楽・健康協会を通じて、「ロカボ」の考え方の啓蒙と普及にあたる。


忘年会・バーティでの太らない食べ方ルール 7

ルール 1

1食の糖質量を20〜40gにする

「太る唯一の原因は、血糖値を急上昇させる“糖質”。糖質量を減らすことが太らないための鉄則。でも極端な糖質制限は続かないので、1食の糖質量を20〜40gに抑えるのがおすすめ。それとは別に間食は糖質10gまでならとってOK。つまり1日の糖質摂取量が70〜130gになり、これで十分痩せられます」(悟先生)


ルール 2

最初に食物繊維orたんぱく質or油orアルコールを

「食物繊維、たんぱく質、油、アルコールには血糖値の急上昇を抑える作用があるので、これらを多く含む食品を食事の最初にとったり、これらの食品でおなかいっぱいにすれば太りにくく」(サラさん)

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ルール 3

油は控えずむしろしっかりとる

「“油で太る”というのは医学的に否定されていて、油はしっかりとって糖質を控えるほうが中性脂肪が減り、血糖値の上昇も緩やかに。揚げ物も衣が薄いものならOK」(悟先生)

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ルール 4

ドレッシングは「ノンオイル」は選ばない

「ドレッシングはノンオイルのもののほうがダイエットにいいと思われがちですが、ルール3で述べた理由から、油が入っている一般的なドレッシングを選ぶほうがおすすめです。ノンオイルドレッシングは、油を減らす代わりに糖質の多い調味料が入っているものもあるので要注意」(サラさん)

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ルール 5

「カーボラスト」は鉄則!

「カーボ(炭水化物)を食事の最後にする“カーボラスト”を常に心がけましょう。炭水化物以外のものでおなかをいっぱいにしてしまえば、炭水化物はとり過ぎませんし、血糖値の急上昇も防げます」(悟先生)

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ルール 6

パンを食べるなら「パン少なめ、バター多め」で

「パンは食事の最後に少しならとっても構いませんが、バターをたっぷりつけて食べるのが◎。バターは血糖値の上昇を緩やかにし、たっぷりつけたほうが太りません」(サラさん)

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ルール 7

お酒は適量なら飲んでOK

「お酒は血糖値を上げにくくするので飲んでOK。特に糖質量が少ないのはウイスキーや焼酎などの蒸留酒で、ハイボールもおすすめ。醸造酒のワインや日本酒もさほど糖質量は多くありませんし、ビールも血糖値を上げる糖質は実はほとんど含まれていません。ただし飲み過ぎは肝臓に負担をかけるので適量に」(悟先生)

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MAQUIA1月号

[外食&中食BOOK]撮影/神林 環 安井真喜子 スタイリスト&フードコーディネート/竹中紘子 洲脇佑美 イラスト/徳丸ゆう 取材・文/和田美穂 構成/髙橋美智子(MAQUIA)


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