まるで美容医療を受けたかのような理想の肌に仕上げて、肌悩みをなかったことに! そんな嘘のような本当のテク、長井かおりさんに教えてもらいました。今回は「くすみ」対策ベースメイクをレッスン。

毛穴 くすみ たるみに、テクニックで挑む!
長井かおりさんの
美容医療級ベースメイク
くすみ対策
レーザーやIPL施術で肌をトーニングしたような、均一で明るく冴えた肌。そんな肌の色を目指すならカラーコントロール下地を。使用色とエリアを調整して理想のトーンに。
ふんわりトーンアップならピンク
穏やかに肌へ血色感をプラスし、やわらかく&自然なトーンアップ効果を出せるのがピンク系の下地。くすみ払拭まで必要ないときや、デイリーシーンなど、自身の肌トーンを活かしながら明るく見せたいときに。
程よくトーンアップなら
ラベンダー&ホワイト
くすみをしっかりカバーしたいときに頼りたいのが、ラベンダー&ホワイトのカラーコントロール下地。ラベンダーはほのかに血色を感じさせながら澄んだ肌に。ホワイトはクリアで明るい肌へトーンアップ。
\塗り方は共通/

1 下地を適量肌へのせて、スキンケアをするようにクルクル広げる。顔全体に均一に伸ばすのがコツ。

2 下地を適量追加し首もとまで塗り広げ、顔の透明感とトーンを揃えて。量はケチらず、しっかり塗ること。

3 塗り忘れやすく、意外と見られているのが首後ろや襟足、耳後ろ。襟首の開いた服を着る日はここも必須。

ピュア肌印象に整えてくれる2品。Aプロテクティング プライマー 00 SPF50+・PA++++ 30ml ¥4070/ポール & ジョー ボーテ BUVイデア XL プロテクショントーンアップ ローズ+ SPF50+・PA++++ 30ml ¥3960/ラ ロッシュ ポゼ

クリアな肌に。Cアスタリフト D−UVシールド トーンアップ ナチュラルホワイト SPF50+・PA++++ 30g ¥4290/富士フイルム Dイルミネイティングジェム セラムプライマー 01 SPF40・PA+++ 30ml ¥3850/ジルスチュアート ビューティ
がっつりトーンアップならブルー
肌のくすみや赤みをパワフルに封じ込めるのがブルーのカラーコントロール下地。色補正効果だけでなく、寒色ならではのクールさで肌温度まで抑えたような、メイクでは最も“冴えた”印象にしてくれる。

1 目の下の三角ゾーンに、ブルー系トーンアップ下地を、先細りになるように“ギザギザ塗り”をする。

2 目の下の三角ゾーンの範囲内に、①でのせたブルー下地をトントンとなじませ広げていく。

3 おでこから眉間にも①と同様の逆三角形に“ギザギザ塗り”。伸ばし広げすぎないようになじませて。

今季豊作のブルー系カラーコントロール下地。Eセザンヌ ブライトカラーシーラー 10 SPF19・PA++ 9g¥748/セザンヌ化粧品 Fスキンリフレクト カラーコレクター 005 6.5ml ¥3850/アディクション ビューティ Gディオール スノー UV ベース ブルー SPF50・PA+++ 30ml ¥7480/パルファン・クリスチャン・ディオール
Q もっと冴えた肌にしたいときは?
後のせルーセントで冴え冴えに♡
「上のカラーコントロール下地+好みのFDで仕上げた後、“もう少し冴えさせたい”と感じたときは仕上げのパウダーで調整を。小さめブラシで、ブルー下地①のギザギザ塗りゾーンに重ねてみて」

カバー力UPならコレ!
「ラベンダー系パウダーは冴え感が“もうひと声”のときに。こちらは首周りにも忘れずに伸ばして」。Aソフト マット セッティング パウダー 7g ¥8800(セット価格)/SUQQU Bヴィセ トリニタス グロウ パウダー 01 5.5g ¥1870(編集部調べ)/コーセー

透明ルーセントなら程よく
「肌を自然に整え明るく見せる“透明ラップ系”パウダーはデイリーにおすすめ」。Cオールアワーズ ハイパールースパウダー #01 トランスルーセント ¥9680/イヴ・サンローラン・ボーテ DHDスキン ルースパウダー 8.5g ¥5720/メイクアップフォーエバー
MAQUIA 5月号
撮影/峠 雄三(モデル) 岩城裕哉(物) ヘア&メイク/長井かおり〈MAKEUPBOX〉 スタイリスト/ミク モデル/小川李奈 取材・文/松井美千代 構成/山下弓子(MAQUIA)
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