実際にダイエットに成功した40代・50代の女性に聞く! 食事メニューや運動など、おすすめのダイエット方法は? アラフォー・アラフィフの体型キープのコツも必見。
- 【40代・50代ダイエット】49歳 “自分流”を貫く永遠の憧れドールボディ! 平子理沙さん
- 【40代・50代ダイエット】51歳 西海岸仕込みのヘルシービューティを体現! 武田久美子さん
- 【40代・50代ダイエット】奇跡の50歳・水谷雅子さん流の全身ケア
- 大幅減量に成功した経験を持つ女性7人の体験談
【40代・50代ダイエット】49歳 “自分流”を貫く永遠の憧れドールボディ! 平子理沙さん
この年齢だからたどり着いた幸せボディメイク論
自身を取り巻く環境や経験を通じて、体への向き合い方も日々変化していくもの。40代・50代の美ボディの持ち主が今の自分に寄り添った、こだわりのボディ哲学を語ります。
平子理沙さん
エイジレスな美貌とセンスで、雑誌や広告など幅広く活躍。プロデュースを手がけるドレスブランド『RIRIBAE』が今春デビュー。インスタグラムも常に話題に。
もうこんな年齢だから…という理由で自分を縛らない
「昔から年齢を意識したことがなく、自分が何歳なのか忘れがち(笑)。なので今でも金髪にしたいと思えば染めるし、ミニスカやショーパンだってはきます。よく“年相応”と言うけれど、誰が基準かわからないものに縛られる必要はないと思うんです。私自身は体型もほとんど変わっていないし、むしろ健康志向になったことでさらにスッキリしたほど。20代の頃より肌も体も安定して調子が良くなり、女性でいることを思いきり楽しんでいます」
なりたい体型に近づくよう脳をセルフコントロール
自分の理想のボディをクリアにすることはすごく大切。私の場合は「この体型になる!」と強くイメージして、自然とそこに近づくように自分を洗脳しています(笑)。以前はアニメやフィギュアを目標にしていたけれど、今はK-POPグループの“BLACKPINK”が好き。ダンスで鍛えたしなやかな筋肉を感じるスリムボディが最高!
2016年にデビューした韓国発のガールズグループ。力強いパフォーマンスに加え抜群のスタイルで世界的な人気に。「推しはLISA。ハマりすぎてK-POPダンスも習い始めました(笑)」(平子さん)
自分がしたいことをして気持ちよく生きるのが一番。そう思えるのは母の存在が大きい
「私の母も年齢に無頓着で、いくつに見られても一切気にしないタイプなんです。そんなことより自分が楽しく過ごすことの方が大切で、80歳を迎えた今もおしゃれや仕事に貪欲。人の目を気にせず、自分が好きなことを貫いてハッピーに生きたいと私が考えるようになったのは、母親の生き方をそばで見てきた影響なのかもしれません」
母親の禧代子さんは、ネイルアートの技術を日本に広めた第一人者。年齢を超越した美貌が平子さんのファンの間で話題に。
食事は腹7分目。外食はガマンしない分、自宅では和食でコントロール
「ここ最近、健康のために食事を7〜8分目に抑えていたら、胃がそのサイズになったみたい。すぐにお腹いっぱいになり、少しずつ体も軽くなってきました。とはいえラーメンやステーキも好きなので、外食する時はガマンせずに食事を楽しむのがルール。その分、自炊する時はヘルシーな和食中心にしてバランスをとっています」
焼き魚、味噌汁、ぬか漬けなど、自宅での食事はごくシンプル。栄養豊富な古代米をチョイスし、主食もきっちり食べるのがこだわりだそう。
冷えは大敵! 内からも外からも体は温めるのが一番
「普段気をつけているのは、体を冷やさないこと。冷たい飲み物を避けたり、ミニをはく時に足裏にカイロを貼ったりするだけでも体調が良くなる気がします。また、時間がある時は重曹かエプソムソルトを入れて20分ほど入浴を。普通は年齢を重ねると代謝が落ちるけれど、温めを意識したことで20代より代謝が上がりました」
入浴時に使用するのはアルミニウムの入っていない重曹とラベンダーオイル。「発汗効果がすごくて、いいデトックスになります」(平子さん)
甘いジュースよりも健康にいいお茶が好き
「人工甘味料や白砂糖が入ったジュースは飲みません。最近はオーガニックのハーブティに凝っていて、カモミールやハニーブッシュなどその日の気分で楽しんでいます。ビタミンや鉄分など栄養素が詰まった明日葉パウダーは、青臭さがなく飲みやすい点が◎。飲み続けるうちに貧血が改善し、髪や爪も強くなった気が」
強い生命力を持つ明日葉を丸ごと摂れるパウダー。ミネラルや食物繊維など、女性に嬉しい栄養素がたっぷり。八丈島産明日葉パウダー 100g ¥1112/ヘルシーカンパニー
運動はずっと苦手。その分、腸もみや耳のマッサージでめぐる体に
「運動は得意じゃないのでしない主義。ただ、歩く時にお腹に力を入れるクセがあり、自然と腹筋が鍛えられているみたい。運動不足だと体が滞りやすくなるため、全身のツボが集中する耳周りや脳と直結している腸のマッサージを取り入れて、余計なものを溜め込まないように心がけています」
熟練した手技でたしかな効果を提供する駆け込み寺的サロン。平子さんのオススメは、腸を含めた全身を整える「韓方リンパケア」(120分 ¥24000)。施術後は首や肩など全身がスッキリ。プレミアム韓方エステ HANBAN●東京都新宿区百人町1-16-15 クレール新宿 6F ☎03(6304)0522 営業 10:00〜21:00(月〜金)10:00〜18:00(土日祝) 不定休
【40代・50代ダイエット】51歳 西海岸仕込みのヘルシービューティを体現! 武田久美子さん
武田久美子さん
現在はアメリカ・サンディエゴに居住。公式ブログでは食事や美容に対するこだわりや一人娘のソフィアさんとの何気ない日常など、自然体なライフスタイルを発信している。
大人の女性の痩せ過ぎは貧相。メリハリのあるボディが理想
「40歳を過ぎた頃から意識しているのは“痩せ過ぎない”こと。日本ではスキニーであることを望む人が多いけれど、大人の女性がそこまで痩せてしまうと貧相に見え、老けた印象になると思うんです。今の私が理想とするのは、むしろ少しパンッとしていてしっかりとメリハリのある体。私はもともとお尻がまったくない体型なので、普段から姿勢に気をつけたりできるだけ階段を使うようにしたりして、ボディラインが美しく見えるよう心がけています」
人生で太ったことがないのはきっと怠け者ではないから(笑)
「ジーンズのサイズは、若い頃から24インチのまま。娘を出産した後も3カ月で元のサイズに戻りました。特別なダイエットをしたわけではなく、私はじっとしていられないタイプで家の中で座っている時間がないんです。常に掃除や片付けをして動き回っており、そんな怠け者ではない性格こそが体型維持の秘訣かもしれません」
1日1回は納豆を必ず。もずくやめかぶなどの海藻類も大好き!
「朝食の最初にプレーンヨーグルトを食べるのがルーティーン。導入美容液の感覚で、何を食べるにもまずヨーグルトファーストなんです。納豆も毎日必ず食べるのですが、炭水化物は控えたいのでお米はほんのひと口分だけ。もずくやワカメなどの海藻系もよく食べているせいか、髪や爪が怖いくらいグングン伸びています(笑)」
自宅では日本食やサラダなどヘルシーな食事が中心。サンディエゴには日本食材のスーパーがたくさんあり、納豆や昆布の調達も不自由はないそう。
気づいたら好物が赤い食べ物ばかりに。逆に加工したお肉は口にしません
「最近はザクロやマグロの赤身といった赤い食材ばかり食べています。栄養面でもビタミンAや抗酸化作用が高いものが多いとわかり、より意識的に赤を選ぶようになりました。その一方で、食べないと決めているのがベーコンなどの加工肉。どうせカロリーを摂るなら、美味しくて安全な食べ物で摂る方が心にも体にもいいですよね」
ザクロ、ビーツ、トマトなど、様々な赤いフードがラインナップ。「緑黄色野菜よりも見た目が華やかで、食べる時に気分が盛り上がる点も魅力的」(武田さん)
今のボディは89点。この年齢だから、っていう固定概念にはとらわれません
「年齢を考えずに今の体の満足度を表すなら、89点。以前は『もう50だし......』と思ったこともありましたが、アメリカでは誰も年齢を気にしないので私も自分を年齢で測るのはやめたんです。こんな服は着ちゃダメ、とか落ち着いた行動をしなきゃ、という固定概念に一切とらわれなくなり、今の自分をさらに楽しめるように」
大人のボディは質感も大切。私の人生で肌がカサカサしてるってほとんどないんです
「カリフォルニアは1年中乾燥しているので、ボディの保湿は特に気を遣います。潤い補給だと思って毎日水を2リットル以上飲み、アカすりで新陳代謝の促進も。さらに入浴後すぐにボディクリームをたっぷり塗り込み、リッチな肌に仕上げます。徹底した保湿ケアのおかげで、今までに肌のカサつきを感じたことはほぼありません」
保湿はリーズナブルなものを惜しみなく使う主義。「ニベアのビッグボトルを週に1本使い切ります。乾燥が特にひどい日は、オイルの上にクリームを重ねることも」
30代後半からバレエを再開。1回2時間を週に2回。みっちりトレーニング
「子供の頃に習っていたバレエを本格的に再開したのが30代後半の頃。以来、約2時間のレッスンを週2ペースで続けています。代謝が下がる30代後半から太り始める人が多い中、その時期に再スタートできたのはまさにベストタイミング。体型があまり崩れることなくキープできているのは、バレエのおかげだと思っています」
バーレッスンやジャンプなど、メニュー内容はプロアマ問わず世界共通。全身の筋肉を使用するため、優雅に見えてかなりハード。
【40代・50代ダイエット】奇跡の50歳・水谷雅子さん流の全身ケア
水谷雅子さん
1968年生まれ、現在51歳。愛知県在住。美魔女ブームの先駆け的存在で、27歳と24歳の子を持つ母でもある。プロ並みのセルフネイルにも注目!
美魔女ぶり健在。皆の視線が釘付け! 「水谷雅子」美容
「実際もそんなに綺麗なの!?」なんて半信半疑で会ってみると、噂通り、いや噂以上の美貌の持ち主。素敵な大人美女を目指すべく、今からするべき美容ステップを伝授してもらいました。
ボディ保湿はハトムギ+クリームで
「まずハトムギ化粧水を全身に。その上からクリームを。疲れが溜まっているパーツはかっさでほぐします」
(右)「香りよし! なじみよし! 家族で愛用」。ボディクリーム レモン 907g ¥9400/シー・オー・ビゲロウ (左)「ジャバジャバとボディに塗布。ベタつかずさっぱり」。ナチュリエ ハトムギ化粧水 500ml ¥650/イミュ
「お風呂上がりは腹筋×20と脚で数字描き」
下半身の厚みが気になり、腹筋と両脚を上げるエクササイズを寝る前の日課に。定期的に昔のデニムをはいて体形チェックも欠かしません。
腹筋
「つま先をソファの下に引っかけ、ゆっくりと腹筋20回。食べすぎた日は10回プラスなど、無理はせず、だけどやる時はやる!」
足で数字描き
「両脚を上げて、空中に1〜20の数字を描く。慣れるまではツラいけど、ウエストや腰まわり、太ももが確実に引き締まります」
大幅減量に成功した経験を持つ女性7人の体験談
【40代・50代ダイエット】20年以上リバウンドなし! 野菜中心の腹ペタダイエット
Q.ダイエットを始めた当時のきっかけは?
A.「食べることが唯一の楽しみだった私は食欲を抑えられず、体重計の針は重い方へと傾くばかり……。75kgまで増えたころ、さすがに股ずれの痛みや、体操座りをしたときの3段腹の苦しさ、キレイな人の悪口ばかりを言う自分がイヤで、情けなくなりました。デブで性格も悪い自分に『私の人生、このままでいいのか』と、自分自身を変える意味でも本気のダイエットを決意しました」
Q.成功したダイエットの内容・エピソードは?
A.「ある人の助言に感銘を受け、まず自分の体を作った子供の頃の食生活に戻してみようと決めました。朝は野菜やフルーツたっぷりの生ジュース。間食は干し芋や小魚。夜が遅い日は具だくさんのスープか、7時半までにご飯と味噌汁、刺身、野菜の煮物などの和定食。すると全然落ちなかった体重が、2週間で4kg減! 1カ月後には5kgも減っていました。いつも挫折する停滞期もすり抜け、100日後には15kg、半年後には20kgも体重が落ちました。朝をジュースにしたり、夜を具だくさんのスープにする生活は、ガマンするという感覚がありません。たとえ食べ過ぎても、 毎日ジュースやスープを飲み続けていれば、1週間もすれば自然と元の体重に戻るのです。この効果の理由を知りたくて、野菜やフルーツの栄養を調べたところ、その栄養バランスには驚くべき痩せ効果があったのです。『自然の力はすごい!』そう実感したのを今でもよく覚えています」
Q.過去に失敗したダイエットは?
A.「りんご、キャベツ、バナナ、卵、ヨーグルトなどの単品ダイエットから、カロリー計算ダイエット、1日2食ダイエットや、炭水化物抜きダイエットなど、効くと言われれば何でも飛びつき、あらゆるものを試しました。しかし、ダイエットが終わるとガマンしていた食欲が爆発し、リバウンドの繰り返しでした」
Q.リバウンドしないために意識していることは?
A.「甘いものもB級グルメもお酒も大好きなので、楽しく食べた翌日は“腹ペタスープ”という独自開発のデトックススープを飲むように。肝臓の機能や、代謝を上げる毒出し食材を合わせたものでリセットしています」
Q.ダイエット成功後の周囲の反応や、ご自身の変化は?
A.「自分に自信が生まれ、生きることが楽しくなりました! 自分を認め、人を受け入れ、人にやさしく、愛することができるようになったし、暮らしを楽しむ余裕も生まれました」
Q.日常で簡単にできるダイエットのアイデアを教えて!
A.「バッグにガムや炭酸水、ナッツ類など、小腹が空いたら食べられるものを忍ばせておく。甘いものが欲しい時は疲れていることが多いので、トマトジュースに酢を入れたドリンクなど、疲労回復を意識するとダイエットにつながります」
Q.ダイエットが続かない女性に向けてエールやアドバイスをお願いします!
A.「もしあなたが毎日イライラしたり、自分に自信が持てなくて辛い日々を過ごしているのなら、まずは食事から変えてみてください。食事はあなたの生命の源です。今日食べたものが明日のあなたを作り、日々の食事が今のあなたを変えてくれます。ダイエットの本質は、痩せることではありません。あなたらしい楽しい人生を生きること。毎日の心地よい感覚や幸せ感、すべて日々の食事により作られます。痩せたその先にある価値に気づき、人生を自ら変えられた自信は今後、どんな困難にも打ち勝てる力になるはずです。何歳からでも『なりたい私になる。最高の人生を楽しむ』ことができるのです」
【40代・50代ダイエット】1日3食豚しゃぶサラダで-20kg!? 麻生れいみさんのダイエット
出版社の編集・ライターを経て服部栄養専門学校栄養士科に入学。管理栄養士として活動するほか、20kgの減量に成功したダイエット経験に基づいた“食べて痩せて健康になる”ダイエット法を6000人以上に指導。『麻生れいみ式 ロカボダイエット』(ワニブックス刊)などダイエット関連本も数多く手がけ、累計著書は100万部を突破。新著『20kgやせた!糖質オフの肉野菜炒め』が発売中。
Q.ダイエットを始めた当時のきっかけは?
A.「仕事のストレスによる食べ過ぎで体重が65kgまで増えた30代後半に、当時出始めたばかりの豚しゃぶサラダにどハマり。元来凝り性なこともあり、毎日3食豚しゃぶサラダを食べ続けていたら、1年間で20kg痩せていました」
Q.成功したダイエットの内容・エピソードは?
A.「朝昼晩、豚しゃぶサラダを食べ続けていました。するとタンパク質と野菜をたっぷり摂ってお腹がいっぱいになるので、自然と炭水化物抜きの食生活になり、自分でも気がつかないうちに、今でいうロカボ(低糖質)ダイエットを実践していたのです。これは、カロリー制限や油抜きが主流だった当時のダイエット法とは真逆だったので、『お肉も油の入ったドレッシングも食べているのに、何故痩せたのだろう?』と疑問に思い、栄養学を勉強するために栄養士を目指す学校に入りました」
Q.過去に失敗したダイエットは?
A.「朝昼晩、豚しゃぶサラダを食べ続けていました。するとタンパク質と野菜をたっぷり摂ってお腹がいっぱいになるので、自然と炭水化物抜きの食生活になり、自分でも気がつかないうちに、今でいうロカボ(低糖質)ダイエットを実践していたのです。これは、カロリー制限や油抜きが主流だった当時のダイエット法とは真逆だったので、『お肉も油の入ったドレッシングも食べているのに、何故痩せたのだろう?』と疑問に思い、栄養学を勉強するために栄養士を目指す学校に入りました」
Q.過去に失敗したダイエットは?
A.「こんにゃくダイエット。カロリーオフは上手くいきませんでした」
Q.リバウンドしないために意識していることは?
A.「血糖値が緩やかに上昇するように、食事はベジファーストで。そして、食後はちょこちょこ動く! 食後に動くと血糖値の上昇を抑えられることが実証されているので、お皿洗いや拭き掃除など、どんなことでもいいので体を動かすようにしています」
Q.ダイエット成功後の周囲の反応や、ご自身の変化は?
A.「痩せて色々な服を着られるようになったのは嬉しかったですね。ダイエットをきっかけに管理栄養士の資格を取得し、現在のような活動をするようになったので、人生も大きく変わりました」
Q.日常で簡単にできるダイエットのアイデアを教えて!
A.「“肉野菜炒めダイエット”は簡単でいいですよ。不足しがちなタンパク質と野菜、そして良質な油を一皿で摂取できるので、ダイエットメニューとして完璧。食材を切ってフライパンで炒めるだけなので、10分もあれば作れてしまうから、忙しい女性にもオススメです」
【40代・50代ダイエット】過去に失敗したダイエットは数え切れないほど! 50代でも美BODYをキープするためのQ&A
10代からの体型コンプレックスを解消すべく、OLからトレーナーに転身。無理な運動で腰を痛めた経験から「ダイエットドローイン」メソッドを考案。その場でサイズダウンする講習会が人気となり、のべ4万人以上を指導。メソッドを書籍化した著書は19冊に及び、ベストセラーも多数。最新刊は『1日1分で腹が凹む』(ダイヤモンド社刊)。
Q.ダイエットを始めた当時のきっかけは?
A.「ダイエットに目覚めたのは中学2年生のとき。受験勉強で深夜に食べるようになってから太ってしまい、『洗いざらしの白いTシャツ、コンバースのスニーカーにスリムなジーンズをはいてみたい』と憧れるように。それから中学・高校・短大・OL時代に自己流のダイエットに励んだもののうまくいかず、一念発起してトレーナーに転身しました。もっとも太っていた頃は60kg。トレーナー時代の54kgを経て、54歳の現在は47kgをキープしています」
Q.成功したダイエットの内容・エピソードは?
A.「スポーツクラブのトレーナー時代、無理な運動で腰痛用のコルセットが手放せなくなってしまったのですが、ある日コルセットの代わりにおなかを引っ込めて締めておくことを思いつきました。すると、腰痛が楽になっただけでなく、ジャージがゆるくなったことに衝撃を受け、おなかの引っ込め方を研究するように。無理な食事制限と運動に明け暮れたトレーナー時代のウエストは9号サイズの68cmでしたが、おなかを引っ込めることで5〜7号サイズの58cmになりました。『ダイエットのためには頑張って運動しなくてはいけない』というストレスから解放され、のびやかに生きられるようになったことに大きな幸せを感じます」
Q.メンタル面で気をつけたことは?
A.「私は甘いものが大好きで、正直、運動が嫌いなのですが、若い頃はそれらをなんとか克服しようと頑張っていました。けれど、頑張り続けることができない自分を受け入れ、『挫折するダイエットでは、その成果は維持することができない』というリバウンドの本質を理解したことが、ダイエットの成功につながりました。できない自分を否定せずに、できることを探すほうが、結果的には痩せるための近道になると思います」
Q.過去に失敗したダイエットは?
A.「こんにゃくダイエットやお吸い物ダイエット、ダイエットコーヒーなどの食事系から、サウナスーツ、やせる錠剤、断食、エステ、きつい筋トレ、ジョギングなどなど、数え切れないほどあります」
Q.リバウンドしないために意識していることは?
A.「おなかを引っ込めるのは根性も気力もいらないし、忙しくてどんなに時間がないときでもできます。もう28年間維持しているので、リバウンドの不安はありません! 体重計には毎日乗るように意識し、外食や飲み会が続くときは朝食をプロテインにしたり、ダイエットドローインを普段よりもさらに熱心に取り入れています」
Q.ダイエット成功後の周囲の反応や、ご自身の変化は?
A.「クラス会では必ず『やせたね〜』と女子からうらやましがられる一方で、元カレや男子からは『昔のほうがかわいい感じだった』と言われ、苦笑でした。私自身の変化としては、昔は小さな胸がコンプレックスでしたが、今では『やせても胸だけは小さくならなかったから、我ながらさすがだ』とか、『Aカップの胸は垂れなくていい』などと前向きに考えられるようになりました(笑)」
Q.家やオフィスなど日常で簡単にできるダイエットのアイデアを教えて!
A.「ダイエットドローインは、いつでもどこでもできるし、運動が好きでないという人には最高ですよ。お金も根性もいりません! ただし、漠然と引っ込めればいいのではなくおなかの凹ませ方にポイントがあるので、私の著書やHPの記事、YouTube動画を参考にしてみてください」
【40代・50代ダイエット】身体の土台である足マッサージを日課に! 久 優子さんのダイエット
自身のダイエットの経験をもとに、足首を柔らかくすることから身体を整える、独自のボディメンテナンスメソッドを考案。自身が主宰する完全紹介制のサロン「美・Conscious~カラダ職人~」でのサロンワークをはじめ、講演やセミナーなどでも活躍。『押したら、ヤセた。』『たたいたら、ヤセた。』(ともに宝島社刊)『のばして美やせ』(光文社刊)など著書多数。
Q.ダイエットを始めた当時のきっかけは?
A.「アメリカでのホームステイ中に激太りし、帰国後すぐにダイエットを始めたものの、リバウンドを繰り返していました。本気で取り組むきっかけになったのは、バスから降りるときに足をくじいたこと。足首の硬さに気がついて足のケアを始めたのが、今のダイエットメソッドにつながっています。ダイエット前の最高体重は72キロ!」
Q.成功したダイエットの内容・エピソードは?
A.「暇さえあれば足をマッサージ。足首を回したり、足裏や足指をしっかりゆるめ、身体の土台である足のケアを徹底的に行いました。食事は腹八分目に。大好きなご飯は半分に減らし、よく噛んで食べる。食事をしながらお茶を飲むのではなく、野菜いっぱいのお味噌汁を食べるように心がけました。また、イメージトレーニングのために、自分の脚の写真と、理想とする峰不二子ちゃんのフィギュアを並べて飾り、ダイエット後の姿を想像してやる気につなげていました。今は49キロをキープしています」
Q.足マッサージの具体的な方法は?
A.「つま先から心臓に向かって押しながら流すことで、足先に溜まった毒素や老廃物などを排泄します。足裏全体を念入りに押し、足首回しを。回すときはくるぶしの下を支点にして、内側と外側バランスよく回します。親指で大きく円を描くようにするのがポイントです。最後に、足首からアキレス腱、ふくらはぎの順に、下から上に向かって押し流して完了です」
Q.過去に失敗したダイエットは?
A.「プロテインダイエット、豆腐ダイエット、プルーンダイエット、卵ダイエット、耳つぼダイエット、ホットジェルマッサージなどなど。挙げればキリがありませんが、どれも結果には至りませんでした」
Q.リバウンドしないために意識していることは?
A.「毎日足のマッサージをすること。適度なストレッチをして、睡眠を十分に取ることです」
Q.ダイエット成功後の周囲の反応や、ご自身の変化は?
A.「とにかくみんなが私だと気がつかない! ミニスカートをはいて出かけるのが楽しくて仕方ありませんでした。その変化は、なんと脚のパーツモデルにスカウトされ、モデルとして活動ができるほどでした。自分自身の変化は、とにかく身体の巡りが良くなったな、という感じ。トイレに行く回数が増え、不要なものを溜めないようになった感覚がありました」
Q.日常で簡単にできるダイエットのアイデアを教えてください。
A.「ダイエットは、自分の身体の状態を知ることがとても大切です。そのためには、自分の身体に触れる時間を意識的に作ること。私はお風呂の時間を自分の身体と向き合い、ケアする時間に充てています。鉄板マッサージは、お風呂の中で足裏を洗いながらまんべんなく押し、足指を1本1本ていねいに刺激。そしてアキレス腱をしっかりゆるめ、足首を回します。足先から上に向かって、身体を洗いながらマッサージします。身体の土台である足をしっかりケアして、その日の疲れをリセットするのがオススメです」
Q.ダイエットが続かない女性に向けてエールやアドバイスをお願いします!
A.「ダイエットで人生は変わる! 成功したら毎日が楽しく、自分に自信が持てるようにもなります。まずは小さなルール作りから始めましょう! そのルールは自然の摂理に合ったものでなければいけません。一生続けられる習慣を身につけることがとても大切です。そして、ダイエットをするときには目標を明確にすることと、ある程度期限を決めることが成功の鍵だと思います」
【40代・50代ダイエット】健康的な生活に勝る近道はなし! 石原新菜先生のダイエット
父である医師、石原結實氏とスイス人の母のもと、幼少期をスイスで過ごす。現在は父が経営するイシハラクリニックの副院長を務め、漢方医学や自然療法、食事療法による病気治療を行う。13万部を超えるベストセラー『病気にならない 蒸しショウガ健康法』 (アスコム健康BOOKS刊)をはじめ、健康法や食にまつわる著書多数。「温めドクター」としてテレビやラジオなどでも活躍している。
Q.ダイエットを始めた当時のきっかけは?
A.「体調不良です。ダイエットしようと思ったのではなく、とにかく体調が悪過ぎました……。大学時代、運動しない、湯船につからない、おまけに食事も不摂生な生活を過ごしていたら、肩こりや頭痛、生理不順をはじめ、切れ痔、多汗症、巨大ニキビ、低体温、ひどい花粉症などなど、数え切れないほどの不調が発生。研修医になって寝られない生活が続くと、完全に生理が止まりました。これではまずい!と思い生活をすべて改善したら体調が回復。その結果、61kgあった体重が51kgまで減りました」
Q.成功したダイエットの内容・エピソードは?
A.「週1〜2回のジョギングと、毎日湯船につかって汗をかくこと。私は夏は42℃、冬は43℃の熱めのお風呂に入ります。お風呂上がりのストレッチも欠かさず。朝食は、人参1本とりんご1個をジューサーにかけた人参りんごジュースを常温で頂いて終了。ビタミンやミネラルが豊富ですし、適度に糖分が補えるので朝に最適です。昼は玄米と梅干しのおにぎり、皮ごとすりおろした生姜紅茶を。夜は軽めの和食です。冷えはダイエットだけでなく体にとっても大敵なので、24時間365日腹巻をしています!」
Q.過去に失敗したダイエットは?
A.「水をたくさん飲むダイエット。むくむだけで全然痩せないし、頭が痛くなるわ、下痢になるわで散々でした。しかも、水太りになるのでやめました」
Q.リバウンドしないために意識していることは?
A.「食べ過ぎないことと、運動を続けること。いったん体重が増えると元に戻すのが大変なので、お付き合いや旅行などで食べ過ぎてしまったら、2、3日で戻すように心がけています」
Q.ダイエット成功後の周囲の反応や、ご自身の変化は?
A.「周囲の反応よりも、自分の体調がものすごくよくなったので、それが一番嬉しかったです。健康になってトラブルがなくなると本当に快適なんだ!と気づきました」
Q.日常で簡単にできるダイエットのアイデアを教えてください。
A.「運動を取り入れないと変な痩せ方をするので、筋肉を落とさないこと、筋肉をつけることが大切です。エスカレーターよりも階段を使う、ちょい遠回りして帰る、家でスクワットを30回やる、電車の中で立ったまま姿勢を正しくしてインナーマッスルを鍛える、電動自転車ではなくあえて普通の自転車に乗る、早歩きを意識するなど、ふだんの生活で出来ることはたくさんあります。甘いものが食べたくなった時は、ココアやナッツ、ドライフルーツがおすすめです」
Q.ダイエットが続かない女性に向けてエールやアドバイスをお願いします!
A.「見た目が痩せているからって、健康とは限らないんです。健康な生活を続けると、自分にちょうどよい体形、体重になります。健康が一番大切なので、体重や脂肪率などの数字をあまり気にしないで、健康体になるように毎日の食事に気をつけて、運動や湯船につかることを続けてください。痩せていても冷え性がひどかったら、色々な病気につながってきます。体が健康で不調がなくなれば、気持ちも前向きになりますから、自然と笑顔が素敵な女性になるはず。ぜひ、周りにもいい影響を与えられる女性になっていただきたいです! 何度も言いますが、健康が一番大切!!」
【40代・50代ダイエット】ゆるい糖質制限で26kg痩せ! アラフィフで成功したダイエットのQ&A
ダイエット中に食べていたレシピをまとめた『やせるおかず 作りおき』(小学館)シリーズが大ベストセラーに。そのほかにも『やせる! 作りおきマリネ』(扶桑社)、『ひとりごはん』『ふたりごはん』(西東社)など、多数の著書を手がける。テレビや講演会などでも活躍中。
Q.ダイエットを始めた当時のきっかけは?
A.「ものごころがついた頃からずっと肥満気味。人間ドックでは「脂肪代謝異常」との診断が10年以上続いていました。毎日体がだるくて、体調が悪化した52歳のときに人生最後のダイエットを決意! 157cm、73kgだった体重が1年後には47kgまで減りました」
Q.どうやって26キロ痩せに成功したの?
A.「糖質コンシャスな食生活を心がけました。具体的には、血糖値を上げる糖質の高い食品は避け、ビタミン、ミネラル、食物繊維、高タンパクの食品を食べる。野菜や発酵食品から食べ、炭水化物は最後にして控えめにする、味付けはシンプルにして素材を活かす、などです。ちなみに食べる順番は、生野菜→加熱した野菜→肉や魚などのタンパク質→ごはん(もち麦入りが◎)&味噌汁の順に。ダイエット中は、きのこ類、海藻類、豆製品、オクラ、トマト、ブロッコリー、ズッキーニ、肉、魚介類、チーズ、卵などをよく食べていました」
Q.過去に失敗したダイエットは?
A.「カロリー制限、単一フード摂取、1日1食、絶食、朝バナナなど、話題になったダイエットはほぼ全滅と言ってもいいほど失敗。運動が伴うものは、1回行って断念することがほとんどでした」
Q.リバウンドしないために意識していることは?
A.「我慢しているという意識を持たないように、食事は楽しく美味しく、満足感が得られることを大事にしています。レシピを簡単にし、作りおきをすることで毎日の食事作りを楽にするのもポイント。栄養バランスよく食べることで間食も減りました。お付き合いでパスタランチという日もありますが、翌日調整すれば大丈夫と考え、『ダメ、イヤ』とは言わずに食べます。お酒も甘いカクテルなどを避ければ大丈夫!自分を追い詰めないことが大切だと思います」
Q.ダイエット成功後の周囲の反応や、ご自身の変化は?
A.「たくさんの方に褒めていただきました。久しぶりにお会いした方のなかには、私だと気づかない方も。体が軽くなると心も軽くなり、表情も明るくなったし、服を買い替えるのも楽しかったです。また、太っていた頃は体調の悪さと体型のコンプレックスが重なって不機嫌そうな人に見えていたと思います。やせてご機嫌さんになったので、周りの方々はホッとしていることでしょう(笑)」
Q.日常で簡単にできるダイエットのアイデアを教えてください。
A.「自分でも気づかないうちに太る食べグセがついていることがあるので、たとえば直近の3日間に食べたり飲んだりしたものを書き出して食生活を振り返り、やせる食べグセにシフトチェンジしていく。糖質の高い食品を避け、ビタミン、ミネラル、食物繊維、タンパク質も忘れずに。働いている方ならお弁当がオススメです。レシピを簡単にすれば苦にならないし、赤・緑・黄色など彩りよく食材を組み合わせれば自然と栄養バランスも整います。また、同じものを続けて食べるのではなく、お昼がお肉なら夜は魚というように、直前に食べたものと違うものを選ぶといいですよ」
Q.ダイエットが続かない女性に向けてエールやアドバイスをお願いします!
A.「目標を高く持ちすぎず、うまくいかないことがあっても自分を責めない。でも、甘やかさない。一言にすると、平常心です。ダイエットを普通の暮らしだと思うといいですよ」
【40代・50代ダイエット】きつい運動は必要なし! 簡単「のばしゆらし体操」のQ&A
ヨガやパーソナルトレーニングのレッスン、企業向け健康経営指導などを手がけるほか、ヨガを通して健康発信する活動、神奈川ME-BYOスタイルのアンバサダーも務める。9kg痩せの経験談や、独自メソッド「のばしゆらし体操」を紹介した著書『運動してもヤセなかったアラフォーの私が9kgやせた のばしゆらし体操』(主婦の友社)を出版。
Q.ダイエットを始めた当時のきっかけは?
A.「40歳を前にして代謝がガクッと落ち、急激に体重が増えたのがきっかけです。当時の体重は56キロ!」
Q.成功したダイエットの内容・エピソードは?
A.「体のゆがみを正す骨盤矯正施術法を1年かけて接骨院で学び、それを自分1人でも行えるように考案した『のばしゆらし体操』を実践。朝晩毎日2~3分行う背中の運動と、体を揺らす動きで体を整えることを習慣にしました。食事面では、おなかが空いたら好きなものを食べていた食生活を改め、食べ物を口に運ぶ前に『この食べ物は身体の何になるだろうか?』と考えることを習慣に。すると自然に野菜やタンパク質を摂るようになり、買い物や外食時のメニュー選びも変わりました」
Q.「のばしゆらし体操」とは?
A.「私たちの体は日頃の動作のクセによって、縮んだりゆがんだりしています。縮んだ体を「のばす」ことで血流がよくなり、インナーマッスルが鍛えられます。そして、「ゆらす」ことでゆがみが改善されると、同じくインナーマッスルが鍛えられ、代謝も上がって痩せやすい体になります。この「のばす」動きと「ゆらす」動きを組み合わせたのが「のばしゆらし体操」です。ラクにできる動きばかりなので運動不足の方にも続けやすく、ダイエット以外にも、肩こりや腰痛の改善、疲れにくくなるなどの効果も期待できますよ」
Q.過去に失敗したダイエットは?
A.「部分痩せエステ、極端な食事制限、激しい運動、ダイエットドリンクなど。色々なものにTRYしてきましたが、食事も運動も、きついことをすると必ずリバウンドすると思います」
Q.リバウンドしないために意識していることは?
A.「ダイエットは辛いもの、頑張らなくてはいけないものと考えない。楽しく続けることで、ダイエットを当たり前の習慣にするよう心がけています。たまには好きなスイーツを食べて心も幸せにしていますが、甘いものや炭水化物はとる時間を制限しています」
Q.ダイエット成功後の周囲の反応や、ご自身の変化は?
A.「周りからは『背中が変わった』『お尻が二回り小さくなった』『背が伸びた』と褒められました。自分自身の変化としては、イライラしなくなったことですね。また、頭痛が減ったり、生理痛もなくなったので、生きるのが楽になりました!」
Q.日常で簡単にできるダイエットのアイデアを教えてください。
A.「私も実践している背中の3つの運動。そして深い呼吸。股関節が硬い人は、股関節を緩めるストレッチもおすすめです。不定期ですが、私のインスタグラムで背中の運動や体を整える方法の動画をアップしているので、ぜひ参考にしてみてください!」
Q.ダイエットが続かない女性に向けてエールやアドバイスをお願いします!
A.「目標設定は低めに、低い階段をひとつずつ上っていくような気持ちが大切です。また、春夏秋冬のどこで自分が太りやすいのかを把握して、長いスパンで体を整えるようにすると、自然に体のバランスも変わってくると思います。負荷の大きい運動は、加齢とともに気力も落ちてやりたくなくなるので、“サスティナブル(継続可能な)”を心がけて、人生の最後までダイエットや健康維持を楽しむことをおすすめします」
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※この記事はあくまでも本人の体験談に基づくものであり、効果・効能を示すものではありません。
編集部
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