「MAQUIA」9月号では、目指したい肌No.1の田中みな実さんのベースメイクに接近! 「薄ツヤ肌こそが美しい」と語るみな実さんに、崩れない薄づき肌の極意を教えていただきました。
この夏こそ、脱・厚塗り肌
目指したい肌 No.1田中みな実が太鼓判!
このアイテムで薄づき肌デビューしてください
進化し続けるベースメイクアイテムたちの力を借りて、みな実さんの肌も日々バージョンアップ中。こだわりは? つけ方は? お気に入りはどれ? などみな実的夏肌の全貌ここにあり!
ツヤ肌の秘密
下地で仕立てた肌と、明るいコンシーラーで内側からの発光感を
立体感の秘密
パウダーはおでこと鼻にほんの少し。いらないツヤだけ消して自然なメリハリを
薄肌の秘密
ファンデは、潔く顔の中心のみ
「大学生の頃。とにかく肌の欠点を隠したくて真面目にベースメイクをしていたものの、今より倍以上分厚い肌でした(笑)」
自然に見える薄ツヤ肌こそが、
美しいと気がつきました
いろいろ塗り重ねて作る美肌がキレイに映えるのはほんの一瞬。塗れば塗るほど崩れるし、なんだか内気な人に見えてしまいます。そう気がついてからは肌作りがどんどん薄づきになっています。 今は素晴らしい性能を持つアイテムが沢山あるからこそ、それらの力を借りながら必要な場所に必要な量を仕込んでいけば、ベースメイクの存在を忘れるくらい自然で、でも圧倒的に素肌より美しい肌に変身できるんです。よりキレイに仕上げるためにも塗る面積、タイミング、量もすごく重要! と実感中です
みな実流 崩れない薄づき肌の極意5カ条
極意1
目指すのは“元から美しい肌”
「スキンケア5:下地&コンシーラー4:ファンデーション1」の割合がベスト
「透明感もツヤも血色もある“元から美しいと思わせる肌”に近づくためには、“あらゆるテクを尽くしているのに重く見せないこと”が理想。そのためにはスキンケアでの土台作りが本当に大切。なのでシートマスクもよく投入します。スキンケア重視の肌作りを心掛け、下地の段階でほぼ肌を作り、ファンデーションは顔の中心のみ、が今の私のスタンダードです」
極意2
スキンケアがきちんと
なじんでからベースメイクを
「地味だけど重要ポイント! スキンケアが肌の上に中途半端に残ったままベースメイクを進めてしまうときちんとフィットしないので。手の平の温度で包み込むようになじませながらスキンケアの工程を進めたり、スチーマーを使って入れ込むのも効果的ですよ!」
「朝クリームはこれ一択♡」。カネボウ フレッシュ デイ クリーム SPF15/PA+++ 40ml ¥6000/カネボウインターナショナルDiv.
極意3
下地の段階で肌を作り込む
「FDに何もかも求めるよりも、下地、コントロールカラー、コンシーラーと、段階を追って必要な場所を的確にカバーしたりツヤや血色を仕込んでトーンアップさせておくことが大切。厚塗りに見えないし、断然よれない! 首までのばすのも薄づきに見せるコツ」
「透明感と一緒にパンとしたハリ感を盛り込める」。UV エクスペールトーン アップ n SPF50+/PA++++ 30ml ¥5800/ランコム
極意4
もたもたしない!とにかく手早く
「ベースメイクを始めたらダラダラやっちゃだめなんです。一気に手早く、私は10分くらいで完成させます。変に間をあけるとなじまないし、あんなに丁寧にスキンケアしたのに、なんで? っていうことになってしまうから。想定外の厚づきも防げますよ!」
極意5
上質なツールに思い切り頼るのもアリ
「手だけでメイクするのももちろんアリですが、肉厚なスポンジを投入するとさらに密着感が高まって、薄くぴたっとした仕上がりに。コンシーラーやFDをなじませたあと、ポンポンと軽く押さえるだけでも全然仕上がりが違います。Koh Gen Doはスタメンのひとつ」
メイクアップアーティストにリサーチして作られた、持ちやすいと話題のおにぎり型スポンジ。メイクアップスポンジ 2個組 ¥800/江原道
MAQUIA9月号
撮影/吉田 崇〈まきうらオフィス〉(モデル) 久々江 満(物) ヘア&メイク/山下智子 スタイリスト/筒井葉子〈ピースモンキー〉 モデル/田中みな実 取材・文/通山奈津子 企画/芹澤美希(MAQUIA)
メイキング動画/zona inc.
【MAQUIA9月号☆好評発売中】
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