『MAQUIA9月号特別版(7月22日発売)』の表紙を飾ってくれる人気ジュニアグループ・ACEes。現在全国5都市で計23万2000人を動員するアリーナツアー『ACEes Arena Tour 2026 “V”』を開催。5人が新たな表現やパフォーマンスに挑んだ7月12日の東京公演(12時30分開演・有明アリーナ)をテーマごとに分けてレポートします!
“全員エース”を体現した『ACEes Arena Tour 2026 “V”』

左から作間龍斗さん、、那須雄登さん、浮所飛貴さん、深田竜生さん、佐藤龍我さん
ACEes
浮所飛貴(うきしょひだか)、那須雄登(なすゆうと)、作間龍斗(さくまりゅうと)、深田竜生(ふかだりゅうせい)、佐藤龍我(さとうりゅうが)によるアイドルグループ。STARTO ENTERTAINMENT所属。
ツアータイトル『ACEes Arena Tour 2026 “V”』の“V”に込められているのは、VENTURE【冒険/企て】、VERSUS【対峙/競演】、VIRAL【拡散/中毒性】、VEIN【血脈/DNA】、VANGUARD【先駆者/先陣】、VORTEX【渦/熱狂】という6つのテーマ。彼らが背負う事務所の歴史と、一人一人がエースであることをパフォーマンスで体現する構成となっていました。
VENTURE【冒険/企て】 :5人の冒険への決意を表現

開演時刻と同時にOvertureの映像が流れ、メインステージを覆う赤い幕が落ちると、ゴールドのビジューをふんだんにあしらった黒の衣装に身を包んだACEesが登場! もともと美しい5人のビジュアルは照明の光を受けてよりいっそう輝き、もはや発光しているかのよう。1曲目の『PROLOGUE』は、ACEesのオリジナル曲であり、前向きな歌詞と力強いダンスがライブの始まりにふさわしい1曲。
彼らが敬愛する嵐の『Troublemaker』では、イントロが流れると同時に浮所さんの「ヘイ有明! 飛べー‼」の声で会場全体がジャンプ! さらに歌詞の“Moving now! Moving now!”でメンバーとACEee(ACEesのファンネーム)が両手を上げたり、“ハートビート”に合わせて那須さんと佐藤さんがハートを作ったりと、一体感もわちゃわちゃ感もどんどん高まっていきます。
最初のブロックを締めくくったのは、こちらもオリジナル曲の『Acting out』。足をすべらせるたびに火花が散る演出を加えた激しいダンスからは、歌詞通りトップをめざして冒険に出る5人の決意が伝わってきました。
VERSUS【対峙/競演】 :切磋琢磨しながら次のステージへ
『Acting out』を歌い終え、ひとりステージに残った佐藤さん。激しい息遣いが聞こえるほどの静寂の中、センターステージへと進み、サックスを手にします。そして、次の瞬間響き渡ったのは伸びやかな音色。音を出すことすら難しいと言われるサックスをわずか半年間でマスターした佐藤さんに、客席からは大きな拍手が沸き起こります。
続いて佐藤さんが奏でる『magnet』のメロディーにのせて姿を現したのが、白いスーツ姿の浮所さんと那須さん。異なる魅力を持つ二人は、磁石のように引き合いながらシンメトリーな振付で魅了します。
赤いスーツを着た作間さん、深田さん、佐藤さんが長い手足を生かした華のあるダンスで『まいったネ 今夜』を披露したあとは、浮所さんと作間さんによる“エアリアル”と呼ばれるフライングへ。赤いシルクの布を両手でつかんだ二人は腕の力だけで上へ上へとのぼっていき、布に足をかけて上体をそらしたかと思えば、今度は体に布を巻き付けて回転しながら地上8mの高さまで上昇。そこで上下逆さになって高速回転するなど、高難度の技を連発!
次に用意されていた曲『君と…Milky way』でも作間さんが弾くピアノに合わせて浮所さんが布をなびかせながらセンターステージの上を華麗に舞い、天の川のような美しい景色が広がりました。
VIRAL【拡散/中毒性】 :事務所ならではのわちゃわちゃと掛け合いに大盛り上がり

3つめのブロックは、それまでの雰囲気と一転。スクリーンに競馬場の映像が流れ、ステージ上には馬に扮した全員午年生まれで年男のACEesならぬ“うま~シーズ”が登場します。最強のアイドル馬になるべく特訓を受けている5人(5頭?)の中でこの日対決するのは、ちゃんさく(作間さん)と生☆生(深田さん)。そして、その内容は、お互いを褒め合って照れたほうが負けという“照れたらいやん 愛してるゲーム♡”。
「きのう深田が置いていったパックごはんのゴミ、俺が片付けといたよ。愛してるよ!」(ちゃんさく)、「作ちゃんのおかげで俺の親はいっつも幸せを感じてるみたい。俺の家族まで幸せにしてくれて、愛してるよ!」(生☆生)と相手に愛を伝え続けるもなかなか勝負はつかず、ルールを“接触あり”に変更。
すると、生☆生はちゃんさくをバックハグしながら「作ちゃん、何年先輩って感じだけど、俺のわがままいっつも聞いてくれたりして、本当に作ちゃんの優しさに助けられてます。愛してるよ♡」とささやくと、ちゃんさくは思わず笑ってしまい、生☆生の勝利。敗者のちゃんさくは特別レッスンとして、メンバーひとりひとりに愛のメッセージを届けることに。
「龍我! 今日のサックス、マジで上がったよ。カッコよすぎるだろ。愛してるぜ!」、「那須! 今かぶってるその“生涯現役”の帽子、あんま似合ってないけど、やっぱ一番メンバーのことを見てるよな。いつもお兄ちゃんしてくれて、ありがとう。愛してるぜ!」、「浮所! 浮所はいつも何も気にせずやってるのかもしれないけど、こまめな連絡とか顔を合わせる時の視線、めっちゃうれしいよ。愛してるぜ!」と言われた3人は、「あ~、うれしい!」(佐藤さん)、「これ、マジでうれしいね」(那須さん)と照れ笑い。そのやりとりを見ていた深田さんは、「みんな、ガチ照れやめて(笑)!」と思わずツッコんでいました。
その後は、中毒性の高い曲を次々と披露。メンバー紹介ソング『Say it!えいし〜♡』ではメンバーが「ねぇねぇ、言って♡?」と歌うたびに大きな「ACEes‼」の声が上がり、名前をコールされたメンバーは“ありがとう”の歌詞を“愛してるよ”に変えて告白。
続く『希望の丘』では5人それぞれが外周をトロッコでアリーナ席をまわりながら、「差し上げます」と「頂きます」のコールアンドレスポンスで盛り上がったのでした。
VEIN【血脈/DNA】 :帝国劇場を思わせる圧巻のステージング

このブロックについて、始まる前に「僕たちにとってすごく馴染み深い曲、そして僕たちのことを昔から知ってくれている方にとっては特に馴染み深い曲が入っています。そんな僕たちの原風景をたどるコーナーからスタートです」と説明をした浮所さん。
すると、メインステージ上に設置されていた巨大なLEDスクリーンがゆっくりと前に倒れ、10段におよぶ大階段が出現します。その頂点に立つ5人が歌い始めたのは、彼らが帝国劇場の舞台で幾度となく歌ってきた『LET’S GO TO EARTH』。メンバーカラーのきらびやかなスパンコール衣装で壮大な1曲を披露する光景を見ていると、まるで帝国劇場にいるかのような懐かしい気持ちに。
その後はそれぞれがセンターに立ち、「自分で選んだ、アイドル人生がスタートした曲や初めて大役をまかされた曲」(浮所さん)を歌い上げていきます。自分たちのこれまでの歴史、そして事務所の先輩たちへのリスペクトが十分に感じられたブロックでした。
VANGUARD【先駆者/先陣】 :全身でファンサを繰り出す5人
那須さんの「後半楽しんでるのかい⁉ 声出せてるかい⁉ 俺たちのファンサ欲しい人~?」という呼びかけで始まった5つめのブロックは、5人が上手と下手に分かれてトロッコに乗り込み、スタンド席を一周。
1人でも多くのACEeeに喜んでもらうために、自分のパートを歌いながら同時に一瞬のうちにいくつものうちわのリクエストにこたえていく姿はさすが。浮所さんはこの日集まっていた多くのカメラマンにもしっかり目線を送り、ファンサービスに時間をかけすぎた佐藤さんは5人がメインステージに集まって踊るタイミングに間に合わず、ダンスをしながら走ってくる場面も(笑)。
最後にカメラに抜かれた深田さんが口パクで「だいすき」とつぶやくと、客席から歓声が上がっていました。
VORTEX【渦/熱狂】 :会場のボルテージを引き上げる力強い輝き

ラストブロックの幕開けは、浮所さん、作間さん、佐藤さんのダンスINTER。そして、ステージ下から太鼓とともに姿を現したのは深田さん。「はい!」の掛け声と同時に、背後に置かれた大きな和太鼓を力強く打ち鳴らします。
さらに客席側を向いて目の前にある3つの太鼓を鮮やかに連打し、そのビートにのせて那須さんがブレイクダンス。倒立した状態のまま片手1本で止まった次の瞬間にはウィンドミルを披露し、5人そろっての『P・A・R・A・D・O・X』へとなだれ込みます。オリジナルの振付で届けられたこの1曲は、間奏で再び深田さんの和太鼓×那須さんのブレイクダンスのコラボレーションも見られ、大きな熱狂を生み出しました。
本編も終盤に差し掛かり、メンバーから挨拶が。「この事務所は、いい意味の“縦”があると思います。俺たちはそこを全部リスペクトして、自分たちなりに大事にして、ACEesってこんなグループですっていうのをどんどんみんなに発信して、どんどんみんなに好きになってもらいたいなと思います」(那須さん)
「去年あの時期を乗り越えた僕たちなら、もう今後どんなきついことがあっても大丈夫だと思っています。こう思えるのは、やっぱみんなとメンバーがいてくれるからです。こんなにもたくましいメンバーとACEeeのみんながいるから、僕はもうどんなことがあっても大丈夫だっていう根拠のない自信に満ちあふれています」(深田さん)
「今日はね、ビジュの持ちがいいんですよ。なぜかというとですね、メイクさんがついてくれてるんです。なんでずっとメイクさんつかないかっていうと、それはまだジュニアなわけで。ずっとビジュがよくいたいんで、やっぱデビューは必要。デビューしたいです」(佐藤さん)
「これからまだまだたくさん歴史を積んでいこうと思ってるので、とてもいい分厚い教科書ができるような歴史をたくさん刻んでいきたいです。5年後、10年後、“この曲マジエグい”、“あっ、涙腺あっぶねー”みたいないい景色をみなさんと一緒に見ていきたいなって改めて思いましたので、1日1日を無駄にせず、まずはデビューしてやります。みなさんと一緒にデビューしてやります。まずは行こうぜ! いい景色見ようぜ!」(作間さん)
「僕は何度も言いますが、この事務所のスタイルだったり伝統を引き継ぐことができるのは、この事務所の人間だけだと思ってます。なので、我々ジュニアが、ACEesが引き継ごうと思ってます。そして、いつかはわかりませんが、いつかのいつか僕たちがデビューした時、世の中に出た時、芸能界荒らしに行きましょう! もう全部ひっくり返してやりましょう! どうにかみなさんの力をお借りして、僕らも全力で生き抜くんで、ぜひみんなで、チームACEesで、次世代のスターになりましょう!」(浮所さん)

5人の口から語られたのは、メンバーとファンへの思い、STARTO ENTERTAINMENTに所属するアイドルとして活動していることへの誇り、そして何よりもデビューへの強い決意。彼らの夢が叶い、ACEesが今以上に多くの人たちに笑顔を届ける日がより楽しみになったライブでした。
7月22日発売となる【MAQUIA 9月号 特別版】でも彼ら一人一人の魅力を深堀り。ご期待ください!
▼Instagram、Xでは、ステージに先がけて行われた囲み取材の模様をほぼ全文レポート!
撮影/原田凌佑 取材・文/吉川由希子
公開日:


















































































