2026年8月17日に、大本山 増上寺にて開催されたファンクラブ限定イベントで、今冬のCDデビューがサプライズ発表されたSTARTO ENTERTAINMENT所属のジュニアグループ、KEY TO LIT(キテレツ)。その発表後初となるライブが、ツアー『KEY TO LIT Arena Tour 2026 NEO CLASSICS』の東京公演です。

これが恐らくデビュー前最後のツアー…ということは、彼らが先輩たちの名曲を歌う姿はあともう少しで見られなくなるということ。5人が大切にしてきた歴代先輩の珠玉の名曲(CLASSICS)と、個性が爆発するオリジナルソング(NEO)をいくつかピックアップしながら、改めてデビューを目前に控えてノリに乗りまくるKEY TO LITライブ、有明アリーナで開催された8月23日昼公演の模様をマキア視点でお届けします。

KEY TO LIT(キテレツ)2025年2月16日結成。中村嶺亜(なかむられいあ)1997年4月2日生まれ、井上瑞稀(いのうえみずき)2000年10月31日生まれ、佐々木大光(ささきたいこう)2002年5月20日生まれ、岩﨑大昇(いわさきたいしょう)2002年8月23日生まれ、猪狩蒼弥(いがりそうや)2002年9月20日生まれの5人組。今冬、ユニバーサルミュージックよりCDデビューが決定!
- 『Act-Show』~ミュージカル要素×ダンス×伝統のフルコンボ
- 『華麗なる逆襲』&『らいおんハート』~5人5様のメロさが大爆発
- 『Never Fade Love』~夏の海ではしゃぐ男子感が満載
- MC中公開会見 ~新たな目標を、改めて発表!
- 『ツキヨミ』~イケ散らかした、セクシーな魅力とスキル力
- 最後の挨拶 ~壮大なエンディングへ
『Act-Show』~ミュージカル要素×ダンス×伝統のフルコンボ
「クラシックは廃れない」「果てしない破壊と再生を繰り返す」と、決意表明の詰まったOvertureに続き始まるこちら。『ミュージックステーション』で披露され、大きな話題を呼んだ彼らの代表的パフォーマンスで、ミュージカル出演経験者も多く、華やかなショービズを愛するKEY TO LITにぴったり。振付をしたのは「ガリさん」こと猪狩蒼弥さん。昭和の名曲を令和仕様に、セクシーに激しく魅せてくれるのはさすがグループの参謀であり仕掛け人!
冒頭から目を見張るのは、岩﨑大昇さんの事務所きっての歌唱力。抑揚の付け方、余韻の残し方、美しく伸びる声…どれをとってもハイレベルで、彼が歌うことで新たな魅力を与えられた曲も数知れず。
一方、歌の合間にダンスを見せる時間に目がいく佐々木大光さん。幼い頃からダンスの大会で好成績を納めるほどの実力の持ち主で、『Act-Show』では滑らかなムーンウォークも必見です。
岩﨑さんよりやや高めの美声が響いてきたら、それは井上瑞稀さん。二番頭で聴けるファルセットも抜群で、どこか嵐の大野智さんを彷彿とさせるような爽やかかつ伸びやかに響く声には思わず惚れ惚れ。
また、光沢のある白シャツ+赤ボトムで王子様さながらの美しさを誇る中村嶺亜さん。長年にわたりジュニアを一番前で引っ張ってきた彼は、まさに天性のアイドル。ふとした仕草や振る舞いがファンのハートを鷲づかみ!
…と、まさに5人の魅力とスキル・またキャラクターのバランスの良さを全て堪能できるのがこの曲。以前猪狩さんがブログで「(同世代のジュニアたちが)口を揃えて伝統伝統と言ってるなと思うけれど、強いて例えるならKEY TO LITは古典」と話していたのですが、その理由が詰まっている名ナンバーです。
そしてこの1stブロックの最後の挨拶では、猪狩さんの「俺たちのジュニアとしての最後のステージです!」という言葉も。次のツアーはデビュー後の、オリジナル曲を歌いまくるKEY TO LITなんだ…と、改めて胸アツでした。
『華麗なる逆襲』&『らいおんハート』~5人5様のメロさが大爆発

今回のツアーで初披露となる衣装に身を包んで。岩﨑さん、佐々木さん、猪狩さんは上半身が厚くスーツの似合う体型、かたや、中村さんと井上さんはフェアリー感があって、まるで『メリー・ポピンズ』のよう。その対照的なバランスが最高!
全ての先輩を尊敬しつつも、KEY TO LITメンバーがとりわけ愛し、多くをカバーしているのがSMAPの楽曲です。
中でも『華麗なる逆襲』はYouTube「ジュニアCHANNEL」で260万回以上再生されている人気のパフォーマンス。今ツアーは、脱いだジャケットを口に咥えるセクシーターンや、センターステージで5人が向き合って高速ステップで躍るかっこよすぎる間奏など、とにかく振付が神! なんです。
そこから一転、歌唱力とエモさの詰め合わせ重が『らいおんハート』。こちらの神ポイントは歌割り。1番を中村さん&井上さんの年長組、通称「みじゅれあ」コンビがしっとり美しく歌い上げれば、2番は猪狩さん&岩﨑さん&佐々木さんの年男トリオ「がりたいたい」が恋する男の真っすぐな気持ちを歌に乗せます。
特に猪狩さんは日頃から「『らいおんハート』の2番の歌詞が好き」と発言していて、その気持ちが入ったメロい歌唱も見どころです。
『Never Fade Love』~夏の海ではしゃぐ男子感が満載
夏にまつわる曲メドレーコーナーのラストを飾ったのが、このツアーで初公開されたオリジナル新曲『Never Fade Love』。KEY TO LIT初のキラキララブソングです。
そのハッピーチューンに乗せて、猪狩さんが中村さんのほっぺにやさしくチュー♡をするものだから、会場中からとんでもなく大きな悲鳴が! その反対側では、佐々木さんが井上さんと手を合わせてハートマークを作るものの、一方的にグイグイ押してくる佐々木さんに、かなり引き気味の井上さんがまたキュート。
ラストは全員で撥ねまくり、そのわちゃわちゃ感がこれまたKEY TO LITのチャームポイント。センターステージに出てエアギターをかき鳴らす佐々木さんは、もはや少年のようなあどけなさが可愛すぎる♡

夏曲を集めたコーナー冒頭で、ちびっこジュニアを引き連れて現れた佐々木さん。その姿はほぼ保育士さんのよう! この演出は有明会場で初めて入ったのですが、会場から微笑ましい笑いが起こっていました。佐々木さんの優しい人柄がにじみ出る瞬間。

国民的アイドルになるグループは、全員でいる時のバランス感がとてつもなくしっくりくる、とは良く言いますが、KEY TO LITもまさにそんな5人組。少しずつ動きの異なるラインダンスも何故かサマになる!
MC中公開会見 ~新たな目標を、改めて発表!

公開取材の撮影待ちで、「改めて見るとさ、これ(衣装のガウン)すごい色だよね。なんかちょっと海外にいる毛虫みたいな。絶対触っちゃいけないやつ」と呟く佐々木さん。その下に着ている衣装に「汗染みすごすぎ」と語った結果、後から猪狩さんに「汗染みって聞こえたんだけどさ、俺たちのライブでそんな汚い言葉使ってないよな? あと毛虫みたいな言葉も使わないでください」と突っ込まれる羽目に。
ここでMCタイムとなり、グループとして初めてのMC中の公開記者会見がスタート! 以下、抜粋でお届けします。
MC:今回のライブ、意気込みはいかがですか?やっぱり変化がありますか。
井上:全然違った! 東京の初日は楽屋にちょっと不思議な緊張感があって。デビューにどうやったらつなげられるだろう、という気持ちで作ってるライブではあったので、(いざデビューが決まると)エネルギーをどこに置こうってなってしまい…みんなで話し合って、ここまで来てくれたお客さんのために全力でやるってところは変わらないねっていうところになれたので、すごくいいタイミングの東京公演だったなって思ってます。
MC:発表後は皆さんで何をしたんですか?
佐々木:みんなでファミレスに行きました。で、その後カラオケに行って、歴代の先輩のデビュー曲を順番ずつ歌って、俺ら(の曲)もここに入れるのかって言って、深夜3時ぐらいまで話してました。
中村:楽しかったね。
猪狩:最初は楽しかったんですけど、徐々にこれからの話に白熱しすぎて、ラスト2時間普通に喧嘩しちゃったね。すっごいリアルな話して。いい時間だったよね。 その喧嘩の直後に歌った 『WAになっておどろう』、超楽しかった(笑)。
MC:改めてこれからの皆さんの目標は?
岩﨑:増上寺でも言わせていただいたんですけど、この事務所で史上最高傑作と呼ばれる存在になりたいと思っております。このKEY TO LITと、そしてファンの皆さんと一緒にその道を辿れたらなと。みんなで頑張りたいと思います。

撮影中あまりに会場が静かだったので、猪狩さんの発案で『KITERETSU FIRE』のインストをかけておくことにしたところ、サビの部分で辛抱たまらず踊り出すメンバーたち。「ダメだダメだ、(時間)押しちゃうよ」と自分たちでノリツッコミ。

テゴマスの『猫中毒』を、中村さん&井上さんの年長コンビがカバー! あまりに可愛い2人(2匹?)の姿に、会場からは登場するや否や大きな悲鳴が。天才アイドル・中村さんは照れることなく猫ちゃんになりきり、猪狩さんに「どこから来たの?」と聞かれると「にゃににゃ」(町田)と即回答。流石のれいにゃさんです!

王道アイドル・白い衣装が良く似合う岩﨑さん。こんなにTHE・ハンサムなのに、自己紹介ソングである『KITERETSU FIRE』では「胸キュンNG」「永遠の思春期」と評されており、そんなギャップが可愛い不動のセンターです。
『ツキヨミ』~イケ散らかした、セクシーな魅力とスキル力
オシャレ感度の高いKing & Princeの楽曲の中でも人気の高いこちらのナンバー。それぞれの体格に合わせたデザインのシックな黒い衣装で、今までよりもぐっとクールな大人の魅力に包まれた5人は、多くのジュニアグループがカバーしてきたこの曲を、どこよりセクシーに、情感を込めて歌とダンスで表現します。
そしてかなりライブの終盤だからか、曲のラストには皆の髪が乱れだしていたのもまた色気がアップ。多面体の魅力を引き出すセットリストの采配にも、KEY TO LITの「魅せる」才能があふれ出ています。

『ツキヨミ』のみで披露されたバチイケ衣装。ハードめな衣装では腕を出すことの多い猪狩さん。鍛え上げられた二の腕や腕の血管はまさに萌えポイント♡
最後の挨拶 ~壮大なエンディングへ

華奢でフェミニンな魅力もありながら、時おり垣間見えるオラついた表情に思わず虜になってしまう井上さん。ネイルをしていることも多く、この日はメンカラである赤ネイルがチラリ。
そしてライブはいよいよ終盤、みんなの挨拶からオーラスへ。デビューが決まってから幾度となく聞かれているであろう「決意」を、一番ダイレクトにファンに聞かせてくれました。
岩﨑:伝説と言われた初代、最強と言われたグループ、国民的と呼ばれたグループ…その中に仲間入りするにあたって、どんな存在になっていたいかと考えた時、『この事務所の史上最高傑作』と呼ばれる存在になりたい、心からそう思いました。そのためには、まだまだ乗り越えなきゃいけない課題、成長していかなきゃいけないところ、越えていく山、たくさんあると思います。
ここで皆さんと一つ約束します。3年以内にKEY TO LITでドーム公演をしましょう。その日、その時、またこうやって皆さんとその光景を一緒に味わえることを楽しみにしています。
井上:発表した次の日にニュースで取り上げてくださって。(そのニュースの紹介が)大昇は歌がめっちゃうまい。ガリさんめっちゃラップうまい。大光ダンスとドラムがすごい。俺、(Hey! Say! JUMPの)山田(涼介)君が好きってだけ(笑)。俺だけ山田君が好きだけでここまで来てるんです。
でも、ある意味すごく大きなことで。僕が音楽番組で出会ってなければ、そこで憧れてなければ、今僕はここにいないわけです。いろんな出会いがあったから、今ここに立ててるんだなと本当に思います。これだけ数多くの素敵な方がいる中で、僕と出会い、そして僕と傍に居続ける選択をしてくれたみんな。みんなの人生の一部を預かって傍にいてもらえてる気持ちです。僕もこれから人生をかけて皆様に恩返ししていこうと思います。
佐々木:KEY TO LITができてその時に、メンバー4人に「大光はありのままでいいんだよ」と言ってもらいました。その言葉ですごく気持ちが楽になった。このありのままの自分をみんなが受け止めてくれて、愛してくれたこと、本当に皆さんに感謝したい、そしてメンバーにも感謝したいことです。
もっともっと自分が満足するぐらい自分を変えて、このグループに貢献できるように頑張りますので、ぜひ皆さんこれからも一緒にどうか長く長くついてきてほしいです。本当に愛してます。
中村:2009年に入所してアイドルになって、ここまで17年間、本当にいろいろありました。でも、どんな瞬間もどんな時もアイドルでいること。こうやって大好きなステージに立てること。大好きなみんなとあなたと一緒にいられること。それら全て総じて、どの瞬間も俺はこれまでずっと幸せでした。
ちょっと中村嶺亜ダメじゃね? 厳しいんじゃね? みたいな時もあったけど、そんな時誰より俺のことを信じて応援し続けてくれたあなたがいること、俺は誰よりもわかってます。なので、これまでもこれからも、何をする時も、俺の中にある自信の一番の根拠はあなたの存在です。本当に長かったけど、みんなのためなら俺にできること、いっぱいもらってる愛があるからさ。どんなに時間がかかってでも返していきたいと思ってます。
猪狩:偉大な先輩の嵐さん。最後のライブを見に行かせていただいたんですけど、とてもじゃないけど、自分が歩いてる道の先にいるとは思えないくらい大きい背中で、一体何がどうなったらこうなれるのかっていうのが全くもって想像できませんでした。
僕があの背中を見てもらったメッセージが、『君たちが次の嵐を目指すんだ』だったら、ボンクラだと思うんです。僕はあの背中を見て、『同じ血が流れてるお前らが越えてみろ』というメッセージを受け取りました。それがまさに、ここまで血を、プライドを繋いできてくれた先輩たちに対する最大の恩返し。俺たちKEY TO LITが史上最高傑作になることだと思います。
これは本当に簡単な話じゃないです。東京ドーム3年後にできるようになるには、もしかしたら来年にはできるって思われてないといけない。今まで以上にペースを早めて頑張らなきゃいけない。俺ならやれると。KEY TO LITならやれると。鼓舞し合って、必ずここにいる全員、俺たちだけの栄光をつかみにいきましょう。

この瞬間、今日イチ気高い、精悍な顔で遥か遠くを見つめていた5人。中村さんの歌う「I’m Challenger」の歌詞がこの空間にハマりすぎて、うっすら鳥肌さえ立ちました。前回ツアーでオープニングだったこの曲がこんな風に深化するとは…(涙)。
並々ならぬ各々の感謝と決意を聞けた後に流れてきたのは、前回ツアーのタイトルでもある『WAKE UP THE FOOL』。踊りも移動もない、ただただ5人が前を向いて力強く歌い上げる演出は、ひたすらに前を、未来を見つめる今現在の彼らにハマりすぎるほどにハマります。
その視線の先には、真のデビューが、そして彼ら自身が新たな目標に定めた東京ドームが見えているのかもしれません。デビューを知る前から、このナンバーを締めに持ってきた構成の、なんて運命的なこと! 真剣な想いに触れることがこんなにも感動を呼ぶのだと実感した一曲でした。
記念すべき「デビュー発表直後」のライブとなった本公演。ここから事務所の、そして日本のエンタメを背負って立つであろうKEY TO LITの旅路は、まだスタートの少し前。その船出を見守れる幸せを噛みしめながら、来るべきその日をマキアもワクワクしながら待ち望んでいます!
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撮影/田村伊吹























































































