30代まで似合っていたヘアスタイルが、最近なんとなく似合わなくなってきた気がする。40代に入り、自分の雰囲気や髪質、髪色が30代から変化していると感じている人も多いはず。ここでは、40代ならではのヘアスタイルのチューニングの方法をお伝え。これまでの髪型をもとにチューニングしていくことで、より似合う印象美人になれる大人のヘアスタイルを提案していきます。

まずは、30代まで続けてきた「ゆるふわロングヘア」が今の自分には甘すぎるかも、と感じている方のお悩みを解決する、「甘すぎないふんわり感」のある大人ミディアムヘアの作り方をご紹介します。

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HOW TO MAKE



ベースはグラデーションベースのミディアムスタイル。トップとフェイスラインにレイヤーを仕込んでおくことでグラデーションベースでありながら柔らかさとニュアンスを足していく。それにより、今までロングだった方にaりがちな、トップにボリュームがでなかったり立体感が出ない、ひし形になりづらいというお悩みも解決できるメリットがあります。

ポイントは、グラデーションで作る丸みのある重さとレイヤーで作るゆるやかな毛流れ。それにより、ふんわりした柔らかさを出しつつも、艶っぽい印象を与えることができます。

顔を正面から見たときの髪の重さのバランスが、30代後半から40代はすごく大切に。ウエイトを少し上げ頬骨の下あたりに持ってきてあげると、フェイスラインのリフトアップ効果や小顔効果につながります。

ORDER POINT



「重さを残しながら、顔回りは軽くしたい」「トップはふんわりさせたい」という2つの内容を、美容師さんには伝えてみてください。

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STYLING(所要時間5分)



32mmのヘアアイロンを使用したワンカールのみで仕上げられるのがこのヘアスタイルの良いところ。巻き方としては頭を上と下にわけて、アンダーセクション(下の部分)を内巻きにワンカール。続いてオーバーセクション(上の部分)の巻き方は、内巻きのワンカール+外巻きのワンカール+横向きのワンカールをミックスさせて、立体感を作っていくのがポイントです。

このヘアを担当してくれたサロンは……LANVERY
モデル/木庭弥生 構成・文/木崎ミドリ
http://lanvery.jp/


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