気づいてからではもう遅い!? 「MAQUIA」8月号では、髪のエイジング悩みにプロが回答。早めのケアが、髪と頭皮の運命を左右します!
教えてくれたのは…
松倉クリニック医師
田路めぐみ先生
『broocH』オーナー
矢部壮大さん
花王 広報
川上直美さん
美髪アドバイザー
田村マナさん
『サロン・ド・リジュー』オーナー
永本羚映子さん
ビューティ・プロデューサー
美香さん
Hair & Scalp
気づいてからではもう遅い!?
髪のエイジング悩みにお答え
エイジング対策は先手必勝、思い立ったが吉日! 今からケアして老けない髪と頭皮を手に入れて。
Q. 若白髪と白髪って違うの?
A. 基本的には同じです
「ストレスや加齢、紫外線など、メラノサイトが何かしらのダメージを受けてメラニン色素がつくられなくなり、白くなった毛、という点では同じです」(田路先生)
Q. 2週間に1回の白髪染めって
頭皮に悪影響?
A. ダメージの少ない
ものを選べばOK
「頭皮ケア、ヘアケアもセットで白髪染めを行えば、問題ありません。カラー剤によるかぶれなどが心配な人は、ノンジアミンのものを選ぶといいですよ」(永本さん)
Q. 白髪染めとカラーリングって
何が違うの?
A. 染料の量が違います
「白髪染めは脱色力よりも染色力が強く、カラーリング剤はその逆。バランスが違う処方になっています」(川上さん)。「白髪染めは染料の量が多いんです」(矢部さん)
Q. 白髪染めって色に
幅がない気がするのですが…
A. 白髪を染めるには
染料の強い力が必要なため
「白髪は染料の力が強くないと色が入らないため、限られた色みになりがちです。ですが、最近は明るい色みの白髪染めも少しずつ増えてきています」(矢部さん)
Q. ホルモン量と
髪の老けって関係しますか?
A. 成長ホルモンとの関係大!
「髪は成長ホルモンの影響が大きい」(田路先生)。「女性ホルモン(エストロゲン)だけでなく、代謝を活発にする甲状腺ホルモンも大事です」(永本さん)
Q. 歳をとると
髪が伸びる速度も遅くなる?
A.そういうデータはありません
「そういうデータは見たことがありません」(田村さん)。「きちんと栄養を摂って体内環境が整っていれば、伸びる速度に変化はないと思います」(永本さん)
Q. 白髪が出てくる
箇所って脳と関係ある?
A. 多少の影響はあるかも
「頭蓋骨の外側と内側では血管ルートが違うので、直接的な関係はありません。ですが、内側の血流低下が外側に影響することもあるので断言はできません」(田路先生)
Q. 父親の薄毛って
女性にも遺伝しますか?
A. します
「男性の場合、薄毛になるのは男性ホルモンの影響です。女性の場合も、男性同様、男性ホルモンに関する遺伝子が薄毛に影響している可能性はあります」(田路先生)
Q. ツヤがなくなるのはなぜ?
A. ダメージの蓄積や
頭皮の栄養状態がよくないせい
「ダメージの蓄積や頭皮の栄養状態が悪いと、髪のツヤは失われます」(美香さん)。「髪の内部の水分、油分、タンパク質のバランスが崩れているせい」(永本さん)
MAQUIA8月号
撮影/天日恵美子(人物) 岩城裕哉(物) ヘア&メイク/paku☆chan〈Three PEACE〉 スタイリスト/大工純子 モデル/小島梨里杏 イラスト/こさかいずみ 取材・文/関本陽子 構成/山下弓子(MAQUIA)
【MAQUIA8月号☆好評発売中】
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