この秋、レ・メルヴェイユーズ ラデュレから登場する新たな香水「オー ド パルファン アムール ド メルヴェイユーズ」。その魅力を、テ・ボーテ・スクレ by ラデュレ ジェネラルマネージャーのサフィア・トマス・ベンダリと調香師のジュリアン・ラスキネにインタビュー!

Image titleサフィア・トマス・ベンダリ(写真・左)調香師のジュリアン・ラスキネ(写真・右)


気品や情熱を呼び起こす“チュベローズ”

香りの軸となるのは、空の色が沈みゆくほどに甘く華やかな芳香を放つ“チュベローズ”。香りを設計したジュリアンにとって“憧れの香料”なのだそう。

「かつて、若い女性はチュベローズの咲く庭園を歩くことを禁じられていました。なぜなら、チュベローズの官能的な香りに気持ちが昂り、簡単に恋に落ちてしまうから。チュベローズには、気品や色気、情熱を呼び起こす強い力があるのです」(ジュリアン)

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華やかさの中にグリーンや、甘くミルキーな香りも感じられ、ジュリアンが「まるで魔法のように複雑な香り」と語るのも頷けます。

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この香りをサフィアが初めて体感したときの印象をたずねると微笑んで一言、「Perfect!」。

「混ざり気がなくピュアでシンプル。私にとって最高の香りだと感じました。時間が経つと高貴な印象に変化するところも含めてね」(サフィア)

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そんなサフィアがデザインで意識したのは、手のひらに優しく馴染むシルエット。

「大事にしているのは、丸みがあって手にすっぽりとおさまること。大きすぎても小さすぎてもダメ。それから、メルヴェイユーズのコレクションには、自然のモチーフを織り交ぜるようにしています。今回のボトルは貝殻を連想してもらえるのではないでしょうか」(サフィア)

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日本の“メルヴェイユーズ”たちへ

フランス人にとって、香りはパーソナリティを表現するうえで欠かせないもの。

「香りを纏わずに過ごすのは裸でいるのと同じ。日本の女性はモードにとても敏感で、先端ファッションも抵抗なく楽しみながら着こなしてしまう。それなのに、香水を纏うことに難しさを感じたり、躊躇してしまう人がいるのはとっても不思議! ためらわず、戸惑わずに使ってほしいですね」(サフィア)

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「香水にルールはないので、まずは香りを楽しんで。手首や首筋など、皮膚が薄くて体温を感じる場所につけることで香りの変化も楽しめます。『オー ド パルファン アムール ド メルヴェイユーズ』は、一人ひとりの肌になじむように設計しているので、自分を表現するきっかけに使ってもらえたら」とジュリアン。

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自分を表現するために香りと向き合うことは、美しさに磨きをかける重要なステップ。チュベローズの力を味方に、香りで自分らしさを表現するステージへと踏み出して。

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オー ド パルファン アムール ド メルヴェイユーズ

30ml ¥6500、50ml ¥10000(10月4日発売)
/レ・メルヴェイユーズ ラデュレ

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撮影/藤澤由加 取材・文/国分美由紀

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