さまざまな香水を扱うブルーベルの香水の展示会を取材させていただきました。

青山の緑に包まれてすがすがしい会場です。

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すぐ脇にはガーデニングショップも。

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会場はバッグを入り口で受け取ってマルシェを回るようにブランドの香りごとに立ち寄る形式でお買いものをしているような気持ちに。

入り口を入ってすぐ目をひいたナチュラルなディスプレイはブルガリ。

ブルガリ マン ウッド ネロリ オードパルファム  (7/24 発売)シトラス・ウッディの香調 です。

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木の切り株をイメージした蓋が素敵。地中海に降り注ぐパワフルな太陽とビターオレンジの木からインスパイアされた香り。MANと表記がありますが、男女兼用で使える雰囲気ですよと香りを紹介していただきました。濃い目のパンチが効きすぎていかにも「MAN」の香りではなく、確かにユニセックスな香り。

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↑ ↓ なるほど! 切り株。ブルガリにもナチュラルなテイストが取り入れられトレンドに乗ってますね〜

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コーチからも自由奔放なコーチガールをロマンティックに描いている限定フレグランスが9/25に発売予定。香水って時代を映しますね....

限定品のコンセプト、スチールを見る度に感じます。

シトラスノートにピオニーの香りが広がる仕上り。

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さすが皮革を得意とするブランドの香水、チャームまでとっても凝っていますね!

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3つのトレンドが紹介されていました。

< 1 > SWEETS

バニラやキャラメル、プラリネなどが入ったスイーツのように甘いグルマン(おいそうな)ノート

いかにも「女子〜!」というようなお菓子のような甘い香り


< 2 > NEO FRUITY FLORAL 

透明感があり ソフトなフローラルな香りとみずみずしい完実感のあるノートがさらに気軽にまとえる香りへと昇華


< 3 > NATURAL BORDERLESS

性別やライフスタイル、シーンなどをえらばない既成概念にとらわれずに自分の個性を尊重する香り


思いっきり甘いお菓子を楽しむような香り、透明感があって気軽なナチュラルな香り、ここにしかないというような個性的な香り.....

よく消費の二極化という表現がされますが、香りの選択も二極化しているような傾向に感じました。

蓋やボトルまで全てリサイクルができて香りもナチュラルで誰にも嫌がられなさそうなみずみずしい香水があったかと思えば、個性的な一度かいだら忘れないような香りを好む、「人になんと言われようと好きなんだからこれつける。」という人々も以前に比べ増えていると思います。女性だからこの香り、男性だからこの香りとも決めつけない時代の雰囲気も感じます。

2019年、香りの選択の幅が本当に広がったと感じる展示会でした。

自分がどんな香りが好きなのか好きな香りと出会うにはどんな香りをかぐと幸せか和むのか、香水に限らず花の香りやお食事の時間も含めて香りを普段感じる感覚が大切だと思います。

#フレグランスマルシェ

shino

MAQUIA エキスパート

shino

16年目/乾燥肌

プロ顔負けの美容マニア

得意な美容ジャンルは スキンケア。鋭い観察眼と豊富な経験をもつスキンケア通。コスメの発表会 セミナーレポートに定評あり。

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