「MAQUIA」10月号では、大人ニキビに悩んだ経験を機に美容家へと転身した、日中美容研究家・濱田文恵さんを取材。大人ニキビ脱却までのストーリーや、ニキビ肌との上手な付き合い方を教えていただきました。
日中美容研究家
濱田文恵さん
大人ニキビに悩んだ経験を機に美容家を志す。東洋と西洋の医学・美容を取り入れた“美養法”を提唱。体の内外からのケアに精通。
ニキビ肌に向き合って
美容家へステップアップ!
ニキビに悩まされた自らの経験をきっかけに勉強を重ね、美容家として活躍する濱田文恵さん。「顔中がニキビだらけになってしまったとき、私を救ったのは子供の頃から慣れ親しんできた食養生の教え。ニキビができたら肌の“熱と湿”を取り除く食材を食べる。ホルモンバランスが乱れがちな生理前はできるだけ穏やかに過ごし、スキンケアもシンプルに。中国で当たり前に教えられてきたことを実践し、肌と会話するようにスキンケアすることで、ニキビ肌を克服しました」
濱田文恵さんのニキビ肌との
上手な付き合い方
ホルモンニキビは
性格別にケアを
「ホルモンバランスが乱れがちな生理前は、すべてにおいて守りの態勢で臨み、スキンケアもシンプルに。フェイスラインにニキビができた時には、基本の食養生をするのはもちろん、性格に合わせた過ごし方をすることで、生理中のストレスを少しでも軽減できます」
真面目な人
生理が遅れたり出血量が少ないことが多く、自律神経を乱しがち。リフレッシュを積極的にしましょう。
感情起伏タイプ
PMSがひどい人に多い。細かい作業に集中するとセロトニンが出て◎。コエンザイムQ10を取り入れても。
ニキビができた時の
食養生
ポイントは...熱と湿を取る
ニキビの原因は、身体の中に溜まった熱と湿。それを取り除く食生活をするというのが、食養生の考え方。肉や香辛料を摂らないこと、緑豆やハトムギ、ウリなど、熱と湿を取る食材を口にすること。きゅうり+はちみつ+ハトムギを混ぜた手作りパックも効果的。
ニキビのできる
場所でケアをチェンジ
おでこ
胃と腸が弱っている状態で、顔もたるみやすい。甘エビや芋類等、自然の甘みがあるものを摂るとgood。
頬
肺や呼吸器系が弱っている状態で、皮膚も乾燥しやすい。ネギや白きくらげ等、白い食材を摂るといい。
フェイスライン・顎
ホルモンバランスが乱れている状態。わかめやひじき等、黒い食材を摂取。ハーブティーで精神面もケアを。