自分のシミを見極めることで、するべき美白ケアがわかる! 「MAQUIA」7月号では、シミのタイプがわかるチェックリストや、肌タイプ別のおすすめ美白有効成分をご紹介。
私たちがその落とし穴から救い出します!
皮膚科医
髙瀬聡子先生
ウォブクリニック中目黒総院長。多くの女性のシミを見続け、的確な治療法を指南。コスメの開発も手掛ける。
美容エディター
藤井優美さん
最新コスメの“今”を知るために、開発者や研究者に取材を敢行。コスメの特性から“効く”使い方をアドバイス。
美白の知識を得ると、
落とし穴から脱出できる
新知見を携え、確実に進化している美白コスメ。なのにイマイチ効果実感を得られないのは何が原因?
「使っていることに満足してしまい、使い方がおろそかになると、最新の美白コスメを使っても効果は半減してしまいます。使う順番、量、手のあたりを意識するだけで確実に効果が上がります」と藤井さん。
さらに髙瀬先生は、「肌の構造、シミのタイプ、美白コスメの特徴、さらに美容医療の治療法など、それぞれについて知識を得ることで、本当に合うものが見極められ、美白ケアに活かすことができます」。
一朝一夕にはいかない美白だけれど、やりがちなことがわかれば対処法も見え、きちんとケアができるはず。美白ケアは本番真っ盛り!
今年こそ美白を成功させよう。
美白の落とし穴
正しい知識で
自分に合う美白ケアを
シミとひと口に言ってもタイプはいろいろ。これを見極めることで、するべき美白ケアが見えてくる!
落とし穴
自分のシミタイプが
わかっていない
脱出法
特徴で見極めて正しいケアを
「シミのタイプは大きく分けて4つ。マキア世代に多いのは、老人性色素沈着と脂漏性角化症ですが、複合的に出ることも多く、見極め方が大切。クリニックでそれぞれに合わせた治療を行います」(髙瀬先生)
落とし穴
自分の肌と相性の
よい美白コスメを
選べていない
脱出法
自分に合う美白成分を見つけて
「長年美白研究を見続けてきた経験上、肌と美白有効成分には相性があり、肌タイプによってよく効く、効かないがあるよう。そこで、代表的な美白有効成分におすすめな肌タイプをまとめてみました。美白コスメを選ぶときの参考にしてみてください」(藤井さん)
肌タイプ別おすすめの有効成分
m-トラネキサム酸
肌が乾燥気味で、ちょっとした刺激で肌がゆらいだりする人に。肝斑や赤みのある色ムラケアに最適。
アルブチン
作用が穏やかで刺激が出にくいため、肌が弱い人にも◎。自然派コスメに配合されていることが多い。
ビタミンC誘導体
さまざまな美白作用で万人に合う成分。ノーマル~オイリー肌に特におすすめ。
コウジ酸
皮膚が薄く、赤みが出やすいタイプに。日焼けの影響を受けやすい肌、肝斑ケアにもぴったり。
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