メイクは正面からしか確認してない人、注目! 実は横顔は、自分が思っている以上に人から見られているんです。そこでマスターしたいのが、どの角度から見られても盛れている横顔美人盛れメイク! 素顔や個性を活かした立体感のあるメイクに定評があるヘア&メイクアップアーティスト・只友謙也さんに、横顔まで美しく見えるメイク術を教えていただきました。


ティーン誌からミセス誌まで幅広い世代の媒体で活躍中の大人気アーティスト。「読者が真似できるメイク術でなければ意味がない」という信念のもと、悩みを解決できる真似しやすいメイク術を発信中。親しみやすいハッピーな人柄も人気の理由の一つ。
横顔美人盛れメイクとは?
「横顔美人盛れメイクとは、正面だけでなくどの角度から見てもナチュラルに盛れる立体感メイクのこと。目元や頬などのパーツの凹凸や曲線を活かした全方位の立体感メイクなら、正面だけでなく横から見られたときも美しく見えるんです!」(只友さん、以下同)
そもそもいつものメイクでは、横顔までは映えていないの……?
「多くの皆さんは正面から見たときのメイクはすでにお手のものですが、“横(他人)から顔がどう見られているか”という視点が抜けがち。だからこそ、横顔美人盛れメイク術がメイクのクオリティに差をつける大事なポイントになると考えています。これからは、ワンランク上のきれいを目指していきましょう!」
正面だけじゃなく横顔も見てる?
他人からはこう見られている!

自分ではあまり意識することのない横顔。正面から見たメイクはきれいでも、横から見られたときはどう? 横顔美人盛れメイクに必要な次の4点をおさえましょう。
1 アイメイクが眼球の丸みに沿って立体的になっているか
2 涙袋が横から見てもぷっくり見えるか
3 ノーズシャドウが横から見ても自然か
4 フェイスライン・シェーディングが肌に溶けこんで見えるか
横顔美人盛れメイク HOW TO
横から見ても盛れてる横顔美人メイクは、4つのSTEPで攻略可能! ぜひ取り入れてみて。
使うコスメはこちら

1 ロージーローザ リアルックミラー
リアルな肌の色やアラを映す高反射の銀製鏡。「怖いくらいに自分のリアルな肌状態がわかる! 一回使うと、『人からこう見られているんだ!』と気づくきっかけになると思います」¥880
2 エレガンス パルフェ クルール パレット 01
重ねても濁らない上品な色がセットに。「レイヤー使いがしやすいベージュ系といえば、エレガンスの新作パレット。重ねても澄んだままの嬉しい発色」 ¥7700/エレガンス コスメティックス
3 キャンメイク プランぷくコーデアイズNeo
“盛り”に特化した涙袋用のパレット。「ベーシックカラーのN01をチョイス。ベージュ調の4色が揃っているので、テクニックレスで自然な涙袋がつくれます」全2色 各¥792/井田ラボラトリーズ
4 NARS インセイシャブル リキッドブラッシュ 05916
肌と一体化するように発色するリキッドチーク。「今秋のベージュトレンドを代表するアイテム。素肌を活かした色みが唯一無二! 簡単にぼかせるところも推しポイント」¥5390/NARS JAPAN
5 &be ブラックスポンジ
女性の手にフィットする絶妙なサイズ感。ヒアルロン酸配合。「ぶきっちょさんでも余計な力が入りにくい。“面”で肌をたたけるスポンジを使うことで、指の跡やムラづきを防止」¥770/Clue

ヘア&メイクアップアーティスト
只友謙也さん
横顔美人盛れメイクにピッタリなのが、素肌の色との親和性が高い血色系ベージュです。ピンクやオレンジなどのカラーでも応用が効きますが、まずはこの秋のトレンドカラーでもあるベージュでマスターを。
また、ツールを上手に取り入れることも自然な横顔美人盛れメイクをマスターする鍵。今回ピックアップした鏡もスポンジも1000円以下のプチプラアイテム。買って損なしのお役立ちツールですよ。
STEP①横顔美人のアイシャドウ
目元のカーブをベースに目を丸く見せる「ブリッジアイシャドウ術」

他人とのコミュニケーションパーツである目は、横顔だけでなく、瞬きの瞬間や伏し目の状態が意外と見られているもの。眼球の丸みを活かしたメイクで、立体感を底上げしていきましょう。覚えていただきたい鉄則は、「両端を濃く、真ん中は薄く」
プロセスは以下の通り。
①2のアイシャドウパレットの締め色(D)をチップに取り、アイホール全体になじませる。
②中間色の(A)と(C)を混ぜ、①に薄く重ねる。
③黒目の上のみに(B)の輝きをON。
④アイホールの目尻側と目頭側に(D)をのせ、目の両端を引き締める。
両端を濃く、黒目上の中心部分だけを薄くすることで錯覚が起き、立体感がたちまちUPするという仕組み。目を開けた状態でも丸みのある3Dアイの完成です。
STEP②横顔美人の涙袋
笑ったときにぷっくり見えする「折りたたみ式の涙袋術」

いわゆる「なめくじ見え」の事故が起きやすい涙袋メイクは、血色感の延長を意識することが正解。
まずは、自分の涙袋の把握がマスト。鏡に向かってスマイルMAXの顔をして、浮き出る“ぷくっとエリア”がメイクをするべき正しい場所です。
プロセスは以下の通り。
①3のパレット(C)の影色をチップの先端に取る。下まつ毛の生え際に、まつ毛とまつ毛の間を埋めるようにラインを入れる。皮脂量や目薬をさす頻度が多い人は、先にフェイスパウダーを軽く仕込むと発色が安定しますよ。
②中間色の(D)を先ほどひいたラインの下(涙袋部分)にぼかすように入れる。
③目尻の三角ゾーンと目頭に(C)を重ねる。
④黒目の下にハイライトとして(B)をON。
理想は、目元の粘膜の内側からにじみ出るような自然な血色感。笑ったときに目元と涙袋が違和感なく連動していればOKです!
アイシャドウに続き、濃い色からのせることに不安を覚える人がいるかもしれませんが、薄い色を少しずつ重ねるよりも簡単にグラデーションがつくれるので、ぜひ試してみて。
STEP③横顔美人のノーズシャドウ
鼻根と鼻先をあえてつながない「真珠ハイライト術」

ブラウンのシャドウを鼻筋に一直線に入れてしまうと、あたかも「メイクしました」感が出て、横から見られたときに鼻筋が悪目立ちしてしまいます。そこで、横顔美人盛れメイクに必須なのが、光と影を駆使したノーズシャドウ術。詳しいHOW TOは以下のリンクからチェックしてみてくださいね。
STEP④横顔美人のフェイスライン&チーク
ヘルシー感満載の「ひし形チーディング術」

「ひし形の目安は、顔だちによって異なります。耳たぶの下、頬の高いところ、目尻の延長線上、フェイスラインの中間地点を繋いだところが理想的です」
影だけでつくるフェイスラインは、正面から見たときにはきれいでも、横から見られたときにコケて見えがちという思わぬ落とし穴が。肌色とファンデーションの色になりすますベージュカラーで、シェーディングとチークを合体させた「チーディング」を。
アイテムは、ベージュ系のリキッドアイテム1つでOK。プロセスはそれぞれ以下の通りです。
【シェーディング】
①4のリキッドチークを5のスポンジで点置き。画像のひし形エリアの中央にのせる。
②①から矢印の方向にスポンジでたたきながら広げる。
スポンジに残ったチークをあご先や頬エラの下にのせると、ナチュラル度がUP。オフショルダーなど、首元が空くトップスを着ているときは首筋にも入れるとより肌が映えます。
【チーク】
❶上の②で残った色を頬の高いところにポンポンとつける。
❷②と同様に、中心から外側に向かってたたいて色を伸ばす。チークのベージュ感を強めたいときは少しずつ色を足すと失敗知らずです。
「シェーディングとチークで同じ色を使う」と聞くと、物足らなさを感じる人もいるかと思いますが、均一感と肌なじみの点で最適解。ナチュラルなワントーン&シームレスなベージュの「チーディング」で骨格ベースの立体感が生まれます。
完成! 思わず見惚れられる横顔に

4つのメイク術で顔の丸みを活かした、ナチュラルな横顔美人盛れメイクが完成。
目元や頬などそれぞれのパーツが立体的に。自分の顔を正面から見たときはもちろん、他人から見られた横顔も、不意に撮られた写真でも盛れる!
動画でもチェック
撮影/野呂知功〈TRIVAL〉(人物)、藤澤由加(動画)、原田凌祐(静物) ヘア&メイク/只友謙也 モデル/葵(マキアTOPビューティーズ) イラスト/宮島亜希 取材・文/三上六花 構成/海老澤まり子






















































































ヘア&メイクアップアーティスト
只友謙也さん
まず理解してほしいのが、“自分の顔を真正面から見るのは、メイクをするときの自分自身や、家族やパートナーといった限られた人”ということ。つまり、横顔は不特定多数の人に見られているんです。カフェでの女子会や、仕事でのプレゼンや会議といったシーンを思い浮かべると、わかりやすいと思います。
不意に横から撮られた写真を見て『これが自分!?』とギャップを抱くのは、メイクが自分視点になっているから。横(他人)目線のメイクを学んで、その違和感を軽減していきましょう!