冷え対策のキホンのキ! 血行促進、代謝アップなど、身体を温める食材とその最適な食べ方をマスター! 基本だけ押さえて、いつものランチやおやつを冷えとりモードにアップデート。作り置きできる常備菜レシピもご紹介。

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漢方・食事療法・自然治療による診療を行いながら、身体を温める美容&健康法を広めている。二児の母で、女性としてのアドバイスにも定評あり。『「冷え」をとれば9割治る!』(海竜社)など著書多数。

まずはこれだけ覚えて!
体温を上げる温め食材5選

これだけ押さえておけば間違いなしの温め食材をご紹介。食事療法に長けた石原先生に、おすすめの食べ方も伺いました。


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生姜
「生姜の成分ジンゲロンとショウガオールが血管を広げ、血行を促進。食べ方はなんでもOK。すりおろしたものやパウダーを料理や飲み物にいれても◎。簡単にできる酢しょうがもおすすめ」(石原先生・以下同)

玉ねぎ
「玉ねぎには血管を開く効果があるアリシンがたっぷり。生姜と同じく、どんな食べ方でもOK。週末に酢玉ねぎを作り置きすれば、冷えとりおかずがササっと完成」

カプサイシン
「唐辛子などに含まれる辛み成分カプサイシンには、血行を良くし、交感神経を刺激して熱をつくる効果が。温かいそばやうどん、みそ汁などと一緒に食べると効果は倍増!」

ココア
「ココアに含まれるカカオポリフェノールが血行を促進。冷たいココアを飲んでいても手が温かくなるという裏付けデータも! 食後のコーヒーをココアに替えるだけで冷えとり習慣に」

シナモン
「シナモンは漢方では桂皮という生薬の一つで、血行を良くする作用が。ココア、コーヒー、紅茶などの飲み物やトーストにも合うので、朝ごはんやティータイムにちょい足ししてみて」


酢しょうが&酢玉ねぎの3分レシピ
酢につけるだけのお手軽温めフード、酢しょうが&酢玉ねぎ。冷蔵庫に常備しておいて、いつものメニューにプラス!
Image title「生姜はみじん切り、玉ねぎはスライスしたものをそれぞれガラス瓶に入れ、ひたひたにつかるくらいまでお酢をいれる。これを1日冷蔵庫に入れて出来上がり。どちらも、サラダや冷奴・お魚・お肉など何にでもかけて食べると冷え解消に◎。酢しょうがは炭酸で割って飲んでもスッキリおいしい」(石原先生)


コンビニやスーパーでお手軽に!
温め系おやつ&ドリンク厳選リスト
小腹が空いたときに選びたい、ヘルシーな温め系おやつ&ドリンクをピックアップ。代謝を上げて冷えに効く小豆や生姜を選ぶのが石原先生のおすすめ。

ランチやおやつに! 身体を温める5つの食材を覚えて、おいしくヘルシーに冷えを解消_1_1
心やすらぐ、ほんのり甘い小豆おやつ小豆のそのままの味を引き立てる、ほんのり優しい甘さのおやつ。低カロリーで食物繊維が豊富な小豆はイチオシの冷えとりフード。有機ほの甘あずき 55g ¥220/だいずデイズ
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効果には個人差があります。


撮影/黒坂明美〈STUH〉 文/増山 百

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