「香りの世界に飛び込むきっかけとしておすすめなのが、ボディクリームなどのボディケアアイテム」と牧野さん。香り立ちがフレグランスよりもやわらかいので、自分でその香りを感じたとき、気持ちいい! と思えるものを選ぶことが大事なのだとか。「MAQUIA」2月号で掲載中の、牧野さん推薦アイテムをお教えします。Image title

牧野和世

ビューティプロデューサー・香水コーディネーター。香りで運命を操るエキスパート。


「香る自分」と出会い、香りの世界にようこそ!

「他人のためではなく、まずは自分のため。自分自身からいい香りがするように感じられ、肌もすべすべでキレイになったような気分に。香水より温もり感があり、ほのかな香りが長く続くのもいいところです。香りが変わりにくい、汗をかかないところにつけるのがポイント。

 興味があってもなかなかつける勇気の出ないラグジュアリーなブランドの香りや、濃密でセクシーな香りも、まずボディケアアイテムで試してみては? 服を脱ぐ瞬間にふっと漂う香りや服の残り香に、きっとうっとりできるから。自分が上等な女になった気分を味わえるんです。

 そんな少しの女らしさも日々重ねれば、いつか自分のものになる瞬間が来るはず。『私はいい女』と信じれば、結果はついてくるもの。その気持ちを後押しして、ポジティブな錯覚をもたらしてくれるのが香りです。肌に塗るだけで魔法をかけてくれるんだから、ラクちんでしょ?」


香りの力で、いつか本物の「極上の女」に

(メイン画像左)

ウッディでムスキーでありながら、ありきたりな官能性のイメージとは一線を画し、どこまでもノーブルでエレガントに。「闇」と「光」を感じる複雑な香りを、軽やかにまとえるボディクリーム。ベルベットのような香りのオーラが肌とひとつになり、いつまでも続く。「自分でこの香りを感じるたび、シルキーな肌をもつ極上な女になったような気分に」(牧野さん)。ココ ヌワール ボディ クリーム 150g ¥12000/シャネル


「いい香りがする私」になる喜びを満喫!

(メイン画像右)

ほのかに甘くみずみずしいブラックカラント、清楚で愛らしいリリーオブザバレー、そしてムスクが溶け合う、この上なく心地よくやさしい香り。「愛され」の王道であると同時に「自分自身が気持ちよくなれて、丁寧に生きている感じがする香りです」(牧野さん)。保湿・ボディケア効果も満点。ボンド・ナンバーナイン セント・オブ・ピース ボディシルク 200㎖ ¥16500/ブルーベル・ジャパン 香水・化粧品事業本部


MAQUIA2月号

撮影/山口恵史 スタイリスト/田中美和子 構成・文/巽 香 企画/吉田百合(MAQUIA)


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