こんばんは。
先日、メイクアップアーティスト yUKI TAKESHIMAさんのセミナーに参加したので、内容をシェアしたいと思います。
彼女がプロデュースするヴィーガンメイクアップブランドの「BISOU(ビズゥ)」のアイテムを使用しつつ、「Less is More」をモットーとした、すっきりとしたメイク哲学に魅せられる素敵な時間でした!
目次から気になるところだけでも読んでみてくださいね。

「塗る選択と、塗らない選択。」yUKI TAKESHIMAさんとBISOUのコスメで発見した、ミニマルな美意識とは。_1

【yUKI TAKESHIMAさんとは?モードなのにどこかナチュラル、チャーミングな魅力がいっぱい。】

yUKIさんは、パリで勉強され、今は超最前線で活躍されているメイクアップアーティストです。
このLOOKに見覚えがある方も多いのではないでしょうか。

「塗る選択と、塗らない選択。」yUKI TAKESHIMAさんとBISOUのコスメで発見した、ミニマルな美意識とは。_2

左側のガガ様は、「キティちゃんになりたい」というご本人の希望を叶えた作品。
右側のミランダ・カーさんは日本に来るたびに一緒にお仕事をされているとのこと。とっても研究熱心な一面があるそうです。

とっても個性的でモードな魅力も光りつつ、あくまでも「その人だ」という感覚は失わないように心がけているんだとか。そんな彼女がプロデュースしているコスメブランドがBIZOUです。

【モットーは「Less is More」。ミニマルな美しさを追求するBISOUの個性派アイテムたち】

BISOUのコスメは、ぱっと見かなり個性的なラインナップ。
まず第一に目を引くのはブラシの多さ。また、ポイントメイクのカラーアイテムは出ておらず、色とりどりの肌色のスティックに、固形のハイライト、そして固形のソープ。
最初は少し戸惑いましたが、yUKIさんのメイク哲学がバッチリ反映された物だとわかり「ほ〜〜〜〜〜」の嵐(思想強めオタク)。

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モットーは「Less is More」


本当に必要なものだけを選び取ることで本来もった美しさを最大限に引き立てることができる、というメッセージが込められています。ついつい欲張ってしまう私にはハッとするような概念。


発売されているラインナップは皆、こだわりのオイルをシンプルな処方で固めて作ったというもの。
シンプルな処方だからこそ、肌を最大限まで労り、環境にも配慮しつつ、自分らしい美しさを表現できるアイテムになり得たとのこと。
コスメのアイテムの数に頼らず、あくまでも自然な陰影やつやなどの質感を大切にされている哲学が伝わってくるようでした。

BISOU yUKI brush

ご本人のお名前を冠したyUKI brushシリーズはこだわり抜いた熊野筆。メイクアップは手よりもパフよりも筆で仕上げると一番自然な美しい艶を作れるのだと伺いました。

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メイクアップアイテムはリップのような形状のファンデーションとハイライトのみ。
ファンデーションのEnhancing Stickは5色展開、ハイライトのDiamond Glowは2色展開。

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洗顔アイテムのCold Process Soapはお水をつけて専用のブラシでくるくるすると泡立ち、そのままブラシで落とせる珍しいシステムのもの。ブラシ洗浄用にも使えるのだそう。

【塗る選択と、塗らない選択。選び抜くことで得られる美意識を思う。】

一番印象に残ったのは、ベースメイクの作り方。
鏡をしっかり見ながら、5色展開のEnhancing Stickを駆使し、カバーしたいところだけ、必要な色を使っていくということ。


きちんと見ればわかるけど、ぱっと見だとわからない程度の差。「肌色って20000色くらいあんねんな」の世界観。これを見分けながらクマやしみ、赤みを優しく抑えます。

「塗る選択と、塗らない選択。」yUKI TAKESHIMAさんとBISOUのコスメで発見した、ミニマルな美意識とは。_7

私が使ったのは、右上から時計回りに、01ホワイトムーンストーン、05 ローズクォーツ、02 アンバー。

ここで気付かされるのは、メイクをしながら肌をまっすぐ見るという習慣。


寝ぼけ眼でぼんやり鏡をみるのではなく、どこに何色を落とすか、という考えで鏡を見れば、
(くますごいな、ちゃんと寝よう)
(あ~むくんでるな、不摂生辞めよう)
(今日はちょっと調子いいな、昨日のパックがあっていたのかな)
などなどと、メイク以上に自分の肌への感想が浮かびます。


つい忙しいとそんな日常の定点観測がおろそかになって、気づいたら帰れないところに・・なんてことも。
コスパ・タイパで先へ先へと進む生き方もいいけれど、たまにはこういう強制的な立ち止まりがあるのも大切だな、なんて思いました。
激しい自戒も込め。

【生き生きした立体感はコントゥアリングで生む。スティック状だからこそマネージできる手軽さ。】

パリでメイクアップを学ばれた際は、ベースメイクを1色で仕上げるなんてことはなく、肌の状態と向き合いながら、何色も使いながら骨格を際立たせるメイクを意識されていたとのこと。思えば、パリジェンヌのイメージは、自分の骨格をしっかり生かしたさっぱりシンプルなメイクですね。

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02 アンバーを使ってハクナマタタ(劇団四季のライオンキングの舞台メイクぽいと言いたい)

不摂生で丸くなっているのでもはや骨がどこにあるのかすらも忘れかけておりましたが()、シンプルに頬骨と顎ラインをオレンジベージュで際立て、自然な影を作ります。


ちゃんとブラシで馴染ませれば自然になります。安心してね。

「塗る選択と、塗らない選択。」yUKI TAKESHIMAさんとBISOUのコスメで発見した、ミニマルな美意識とは。_9

【カラーメイクの今っぽさは「目元のくすみカラー」。パーソナルカラー的に苦手意識のある私にうれしかった対策とは?】

今期の流行はくすみアイメイク。
なんなら目の下にまで入れて面長を短くする効果を狙ったりするメイクが注目されているような体感。


だがしかし。
くすみが苦手なタイプのパーソナルカラーの方。
特にパーソナルカラースプリング・ウィンターの方にはそういう方が多いです。
私も、スプリングの割にはくすみ行けるほうですが、まぶた近辺は結構鬼門。目元って疲れるとくすむからネ。


そこで今回教えていただけたのが、クリアな薄ピンクを仕込むこと。
BIZOUのアイテムだと03です。

「塗る選択と、塗らない選択。」yUKI TAKESHIMAさんとBISOUのコスメで発見した、ミニマルな美意識とは。_10

ほんのちょこっとのダスティさを残しながら透明感もプラス。ナチュラルで優しい目元になります。

やっぱりメイクって仕込みが大事なのね〜。

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ファンデーションをぱっと均一に塗って、パーツをラメで盛る~なんてメイクが工数少なくて楽でやってしまいがちですが、今回、丁寧に自分の顔に向き合うメイク時間をとれて、とっても学びの多い時間でした。


たまには、ちょっと丁寧な気持ちになれてしまう、そんな時間を持ちたいものです。


是非チェックしてみてくださいね〜〜

Moe

インフルエンサー/メイク

Moe

5年目/乾燥肌/イエローベース

分類オタク。分類の力で「ラクしてキレイ」を叶える!

普段は商社OL。ズボラ代表。効率的に自分にぴったりなアイテム選びをしたい!と言う気持ちを原点に、イメコンにハマりました。ラピス認定 16タイプ・パーソナルカラーアナリスト。骨格12分類診断士(5月予定)。

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