暑さも湿度もMAXな日本の夏は、肌の疲れがピークに……。今回はインナードライを加速させないための、美賢者ならではの“知恵”を「MAQUIA」9月号から大公開!
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 インナードライ肌の処方箋 

教えてくれたのは…

医師
慶田朋子先生
銀座ケイスキンクリニック院長。「Beauty QOL」を高め、ハッピーにキレイになる技術に定評が。


美容コーディネーター
弓気田みずほさん
ユジェット主宰。有名百貨店バイヤーを経てコスメのプロに。商品開発や店舗計画のアドバイスも。


美容愛好家
野毛まゆりさん
販売や教育、PRと30年以上にわたり美容業界に携わり、コスメの実力を引き出すメソッドに定評。


医師
山崎まいこ先生
まいこホリスティックスキンクリニック院長。栄養学にも精通し内から美を育むアプローチで人気。


Q 「肌が枯れる=インナードライ」とは?

A 表面は脂っぽいのに内側は水分不足な肌のこと

「湿度の高い夏は、表面は潤って見えても内側が乾燥していることが。洗顔直後は肌がつっぱるのに、少しすると皮脂が出てくる場合はインナードライの可能性大」(山崎先生)


Q 湿度が高くても肌は乾燥する? 

A 乾燥しているのに、それに気づきにくいから要注意!

「湿度が高くても、特に肌の内側が乾いてバリア機能が低下している人は多いんです。空気が湿っていて気づかないだけ。保湿をおざなりにすると、乾燥が進みます」(慶田先生)


Q 紫外線とインナードライの関係は?

A 暑さに紫外線が追い打ちをかけると、肌内部がカラカラに

「紫外線は肌タンパクの構造をも破壊します。水分保持機能や皮脂分泌機能が衰えインナードライが加速!」(山崎先生)


Q 朝の保湿ケアが夜まで続かないのはなぜ?

A 汗をかくことや、それにまつわる行動も一因かも

「汗をかいて肌のpHが変わった、汗を拭いて朝の保湿がとれた、なども大きな要因」(野毛さん)。「与えた潤いを抱え込む、という肌本来の力が弱っているのかも」(慶田先生)


Q お風呂後はすぐに汗だくに。汗がひいてから保湿すればいい?

A 濡れた状態はむしろ保湿のチャンス! すぐケアを

「角質層がふやけた状態は保湿のチャンス。軽く汗をおさえたら10秒以内にケアを」(野毛さん)。「保湿は時間との勝負。汗を拭いて保湿し、ひいてから再度保湿を」(山崎先生)


「そもそも『インナードライ』って何?」ニッポンの”魔夏”を美賢者の知恵で乗り切る!_1_1
Q乾燥しているとき、化粧水はどうやってつけたらいい?  A パッティングして、「ゴールデンドロップス」でシメ!「化粧水や美容液、乳液といったケアの最後に再び化粧水を1、2滴手のひらにとり、ハンドプレス。このシメの化粧水=ゴールデンドロップスで潤いが飛躍的にUP」(野毛さん)
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MAQUIA9月号

撮影/押尾健太郎(モデル) 久々江 満(物)  ヘア&メイク/広瀬あつこ スタイリスト/福永いずみ モデル/樋場早紀 イラスト/sino 構成・文/高見沢里子 企画/吉田百合(MAQUIA)


【MAQUIA9月号☆好評発売中】

公開日:

MAQUIA書影

MAQUIA2025年4月22日発売号

集英社の美容雑誌「MAQUIA(マキア)」を無料で試し読みできます。マキア6月号の大特集は正直レビュー&レコメン大会。通常版の表紙は小嶋陽菜さんです。

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