フェイスパウダーは、肌の透明感を引き上げて質感をコントロールし、メイクの仕上がりを左右するキーアイテム。けれど、一緒に使うツール次第で、仕上がりに差が出るって知ってた？ そこで、ヘア＆メイクアップアーティストのGeorgeさんが、なりたい肌別にフェイスパウダーの選び方と、一緒に使うべきツールを伝授。今回目指すのは、“トーンアップ×さらさらマット肌”。色調を補正して、透明感を引き出すコツを教えてもらいました！ 肌の赤みやくすみに悩んでいる方必見です。
素肌そのものが美しく見えるベースメイクと、トレンド感がありつつ取り入れやすいポイントメイクが得意で、数多くの俳優やタレントのメイクを担当する。大のコスメ好きで、各ブランドの新色や隠れた名品に詳しい。特に韓国コスメに関する知識はオタク並。ツールについても並々ならぬこだわりを持つ。詳しくは、YouTubeチャンネル「George's Beauty up」やInstagramのライブをチェック！
【透明感さらさらマット肌】におすすめなパウダーは？
くすみ＆テカリ対策はおまかせな逸品
プリズム・リーブル・プレストパウダー No.1 ￥7480／パルファム ジバンシイ
左の2色で色ムラを補正し、右の2色で肌をトーンアップする。余分な皮脂を吸着し、テカリ知らずの肌に。マスクに色移りしにくい処方も◎。
選ぶべきツールは「厚みのある大きめサイズのスポンジ」
Georgeさん解説「ジバンシイのプレストパウダーに付属しているブラシでもキレイに仕上がりますが、よりしっかり粉をのせたいときは、スポンジを使います。しかもこのスポンジのように、フカフカ厚みのあるものを選ぶと、厚塗り感はないのにしっかりとお粉がのってくれるので、自然な仕上がりに。透明感さらさらマット肌を作る場合、お粉を広く塗布していくので、大きめのものをセレクトすると◎」
シフォンタッチスポンジN ダイヤ型 1個 ￥352／ロージーローザ
厚さ2cm超！ シフォンタッチの軽い質感がポイント。熱いラブコールを受けて復活した人気アイテムです。大きめサイズで、かつ厚みもしっかりあるので、手元が安定しやすいところもGOOD。
【透明感さらさらマット肌】メイクのやり方
STEP①
色補正効果を高めるために、まずはパウダーの取り方から工夫を。赤みが気になるなら、グリーンのパウダーにスポンジをのせて、透明感を底上げしたいなら、ブルーのパウダーにスポンジをのせて、そこから下にすべらせる。塗布する際には、スポンジを内から外に軽くすべらせて、頬に広げる。
STEP②
まず、お粉のブルーの部分から下へとパフを動かして粉を取る。そして、額の部分に、中央から外へとスポンジを動かしてパウダーをのせていきます。また、目もとの茶色いくすみが気になるときは、パープルのパウダーを多めにのせて払拭を。
STEP③
顔だけトーンアップして首がくすんだままだと不自然なので、首部分にも、スポンジを上から下へ動かして、パウダーを軽くのばして。
【透明感さらさらマット肌】仕上がり
内側からのツヤが美しいさらさらマット肌で、夏でも涼しげな肌印象に
イヤリング￥3080／サンポークリエイト（アネモネ）
トップス／スタイリスト私物
全体がふわっと明るい印象の、さらさらマット美肌が完成。今回、リキッドファンデーションやクッションファンデーションなどのツヤの上にパウダーのヴェールをかけているので、頬には内側から発光しているかのようなほのかなツヤ玉が。清潔感があって、涼しげな肌印象に仕上がっている。
※本記事掲載商品の価格は、税込み価格で表示しております。
撮影／岩谷優一〈vale.〉 ヘア＆メイク／George スタイリスト／鈴木美智恵 モデル／福吉真璃奈 取材・文／風間裕美子 企画・構成／鈴木里緒（MAQUIA ONLINE）
