【MAQUIAお道具研究所】美容のプロ直伝！ メイクコットンの選び方・使い方

「角質ケアなど拭き取りや乳液先行型スキンケアをするときには、こちらのアイテムがおすすめです」（野毛さん）。天然綿を何層にも重ねたクッション性の高いオーガニックコットン。赤ちゃんにも使え、安全性が高い。綿100％。

洗顔後すぐ乳液で拭き取る“ほぐしテク”

「大判でふかふかなアルビオンのコットンに乳液をたっぷり含ませ、肌をすみずみまで拭き取るようにしながらなじませて。肌がやわらかくほぐれて、あとから使う化粧水の浸透をサポートできます。終わったら、コットンの裏面に化粧水を浸して肌に。ベタつきが軽減されて、さっぱりします」（野毛さん）

「ティッシュみたいに引き出して使えるから便利。拭き取りクレンジングのときや、洗顔後のタオルとして大活躍。コットンパックもできますよ」（野毛さん）

贅沢にタオル使いすることも

「洗顔後は、ロージーローザのコットンシートで濡れた肌を拭き取ります。清潔だし、ソフトな肌あたりが気持ちいい！ 肌をこすらないよう、押しつけながら使います」（野毛さん）

綿100％、毛羽立たず肌に繊維がつきにくい。「本来はエステティックサロン用なのですが、敏感肌にも使えるし最高。スチームを当ててもモロモロしないので、絶対満足できるはず」（野毛さん）

オーガニック認証の基準を満たした、品質の高い綿を使用。7×9cmのほどよい大きさ。「ふんわりとクッション性が高いのに毛羽立たず、肌が優しく包まれるような使用感」（松本さん）

天然綿を何層にも重ねて、肌触りよく、毛羽立ちしにくいコットンに。「繊維のキメが細かく密度が高い。化粧水や乳液の含みがよい点が素晴らしい。均一に裂けるので、パックにも便利です」（松本さん）

 毛羽立ちを抑える加工と、弾力性のある繊維を採用。「不要な角質を取るために開発された質感で、角質ケアにぴったり」（松本さん）

パーツに磨きをかけるお手入れに

「クリニークのコットンは、アゴ先や小鼻、こめかみなどの顔だけでなく手の角質ケアにも使います。爪まわりの角質ケアをすると、爪の表面が健やかに整い、まわりの肌がやわらかに。結果、健康的な指先に見えますよ」（松本さん）

高級天然シルクを使った、極上のテクスチャー。「マッサージに使ってもすべりがよく肌に摩擦がかからないし、たっぷり液を含ませてもビシャビシャ垂れないところが好き」（小田さん）

摩擦レスコットンだからできるマッサージ

「クレ・ド・ポーのコットンに化粧水や乳液を含ませ、肌をすべらせるように動かします。スキンケアコスメを浸透させるだけでなく、血流アップマッサージ効果も狙えて一石二鳥」（小田さん） 

拭き取り用のメッシュ面と、なじませ用のソフト面を1枚に。「本来の用途と違いますが、ネイルオフ用にしています。コットンが厚すぎず、端を接着処理していないので、爪のカーブや際に沿って拭き取りやすい」（小田さん）

ネイルオフには表裏で質感の違うコットンを

「ベネフィークのコットンでネイルオフするときは、まずメッシュ面にエナメルリムーバーを浸し（１）、ネイルを拭き取ります。メッシュにネイルが引っかかるので、スピーディにオフできるんです。次に、ソフト面で仕上げ拭き（２）。爪に繊維が残りにくい点が優秀」（小田さん） 

 表面はなめらかな高級天然シルクで、内側は弾力のある中太繊維綿を配合。「アイメイクリムーバーを使うときに使用。多少圧をかけてもなめらかな吹き心地で、クッション性があります。コスパもイイ感じ」（小田さん）

オーガニックコットンを100％使い、お湯と石けんだけで洗浄、脱脂。「2枚に裂いた内側がやわやわ＆フワフワで、化学的な処理をしていないためか、繊維が肌に直接触れてもチクチクしない」（小田さん）

化粧水や乳液の効果を引き出す、シルクのなめらかな肌触り。「自分で使うのも好きだし、よくギフトにもします。シルクの質感が別格で、肌にしなやかに、なめらかに吸いつく感覚がたまらない！」（鵜飼さん）

中央についたシャネルのロゴで気分が上がる。しっかりめの肌触り。「アイメイクアップリムーバーとの相性が抜群。WPマスカラも、このコットンだとスルンと落ちる」（鵜飼さん）

まつ毛がそのままコットンに転写!?

「アイメイクをオフするときは、シャネルのコットン。専用リムーバーを含ませて目にあて、しばらく置いてからずらすと、スルッと落ちる。マスカラがコットンに移って、まつ毛の形がくっきり分かるのが楽しいです。毛に絡まることもなく、ストレスフリー」（鵜飼さん）

 「日焼けしてヒリヒリした肌にはこれ。ふわっふわで肉厚なので、コットンパックに使うと気持ちいい」（鵜飼さん）

パックはふかふか肉厚コットンで

「コットン・ラボのふかふかコットンに化粧水をたっぷり浸して2枚に裂き、顔中にペタペタ。日焼けダメージを受けた肌を、急速にリカバリできます」（鵜飼さん）

手摘みの天然綿を使い、水だけで編む特殊製法を採用。「サイズも肌あたりも申し分なし。基本、スキンケアにはこちらを使います」（瀬戸さん）

フェイスパウダーの容器＆パフに早変わり！

「資生堂のお手入れコットン、実はかさばるフェイスパウダーの容器の代わりとしても使います。持ち運ぶときは、コットンの真ん中を裂いてそこにフェイスパウダーを入れるだけ。メイクに使うときは、コットンごと軽く揉んで数回手の甲にはたくと、簡易パフに早変わり！ 終わったら捨てるだけなので、めちゃくちゃ便利です」（瀬戸さん）

 表面の凹凸が古い角質を絡め取る、角質ケアに適した設計。「大容量でザクザク使えるし、軽く引っ張るとよく伸びるので大きさもGOOD」（瀬戸さん）

ボディのトーンアップもコットンにおまかせ

「私はボディにも拭き取り化粧水を使います。そんなときは、クリニークのコットンの出番。化粧水をよい意味で含みすぎないので、ベシャベシャにならずほどよく拭き取りができます。ボディのくすみが気になるという人は、古い角質が溜まっているのかも。ぜひ試してみて！」（瀬戸さん）