ファンデーション、下地、カバー術……毎日メイクをする中で、ベースメイクの疑問や悩みは尽きません。しかし、絶対にヨレない、崩れない、テカらない方法があるんです! 今回は、MAQUIA読者から寄せられたお悩みTOP20から不自然に見えてしまうファンデーションの塗り方に注目。4問に対して、その対策をヘア&メイクアップアーティストの小田切ヒロさんとGeorgeさんにきいてみましょう!
Q.1 リキッドとパウダリーはどう使い分けるべき?
A.1 ツヤ派はリキッドを、フォギー派はパウダリーを選んで
小田切さん「今はいろいろな質感のファンデーションが登場していますが、簡単な選び方を教えます。よりツヤっぽく仕上げたいならリキッドタイプを。シアーやフォギーに仕上げたいならパウダリーを」。
Q.2 ファンデーションでどこまでカバーするのが正解?
A.2 薄づき&ナチュラルが今っぽいです(byGeorgeさん)
顔全体に広げるとしっかりメイクに。結婚式などライトをたくさん浴びる日ならOK。
顔の中心の三角ゾーンにファンデーションをのせるとナチュラル、かつ、きちんと感も演出できる。
ファンデーションをのせているのはひし形ゾーンのみ。休日やナチュラルメイクにしたいときに。
Q.3 首と顔の色の差が目立ちます…
A.3 下地を首まで塗って
「下地を伸ばす範囲を顔だけでなく、首元までにして、首もトーンアップ。すると首にファンデーションをのせなくても、顔との色みが揃います」とGeorgeさん。
Q.4 保湿をしっかりするとファンデーションがヨレてしまいます
A.4 下地の後にティッシュオフを
Georgeさん「スキンケア→下地→ティッシュオフ→ファンデーションの順に重ねると、しっかり保湿してもメイクがヨレにくくなります」。
1.三角に折ったティッシュで顔の下半分の油分をオフ。
2.ティッシュの反対側を顔の上半分に当て油分を取る。
1.ティッシュの反対側を顔の上半分に当て油分を取る。
2.グーの指をすべらせ、引っかからず動くならOK。
次回からは、アイテムごとのお悩みを紹介します。ベースメイクの基本から見直して、素朴な疑問も解決しましょう!
MAQUIA2014年3月号
撮影/岩谷優一〈vale.〉(モデル) 久々江 満(物) ヘア&メイク/小田切ヒロ〈ラ・ドンナ〉 Goerge スタイリスト/岡野香
里〈TRON〉 モデル/佐谷戸ミナ 岡本あずさ(ノンノ専属) 取材・文/松井美千代 野崎千衣子 構成/芹澤美希(MAQUIA)
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