7月スタートのドラマ『ユニコーンに乗って』で、初の民放単独主演を務める永野芽郁さんにインタビュー。お仕事の顔とプライベートの顔、いろんな一面が見えてくる、凛とした言葉の数々に耳を傾けて。

永野芽郁 透明感

透ける肌、ブレない心。
永野芽郁「透明感のひと」

透明感という言葉では表しきれないほどの澄んだ輝きを放つ永野芽郁さんがマキア初登場。周りを明るく照らす笑顔とともに、まっすぐな瞳と22歳とは思えないほど凜とした言葉に耳を傾けてみて。

永野芽郁さん-1

Character【自分の性格】

「いつも自己分析しながら生きていて、例えるとしたら、もうひとりの自分が上の方から私を見ているっていう感じ。もしも私が間違ったことをしてしまったら、“それ違うよ〜”って言われているような、そんな感覚です。そういうときはすぐに訂正するし、だからこそ冷静なタイプなのかも。でも、同世代の友達と話すと、そうじゃない部分に憧れたりもするんですよ。気持ちを率直に話せるのっていいなーって、羨ましさすら感じることも。私は素を見せるのが苦手なので、数人の友達といたら決まって聞き役か仲裁役に。面倒見がいいっていうことにしておいてください(笑)」

Detox【デトックス法】

「体が疲れているときは整体や鍼灸院で緊張をほぐして、そのまま友人とごはんへ。普段はひとりで過ごしたい派だけど、疲れたときこそ人に会って、自分とは違う考え方を聞いて刺激を受けたいんです。友人と他愛もないことを話す時間自体すごく楽しいし、いつもすごく癒やされています」

永野芽郁さん-2

Eat【食べること】

「好きな食べ物はラーメン! それと、ブロッコリーとマヨネーズのコンビと毎日のゆで卵も。いつもきっちり3食食べていて、ドラマの撮影に入ると4〜5食になることも。それでも太らないタイプで、こういう体を授けてくれた母親に感謝しています。昔、周りのみんなが食に気をつけだすタイミングで、私も大好きなラーメンを我慢したことがあったんですよ。でも、そのときのほうがむくみやすくて太りやすい気がした。だから我慢するのは向いていないのかも(笑)。外食が続いて胃腸が疲れているときは、レタスを丸々1個と、豆腐、きのこ、みたいな鍋をひたすら食べることもあります。パイタンにしたり豆乳を入れたり、味はその日の気分で。お肉は食べると元気になりすぎちゃうから鍋には入れない派」

Face【自分の顔について】

「ずっとお人形みたいにくりんとした黒い瞳に憧れていたけど、“光が入りやすくてきれいな目だね”って言ってもらえたことがきっかけで、茶色い瞳が好きになれました。でも本当は、もっとぱっちりした目で、まつ毛はばさっとしていてほしかった。細長い眉や、つんとした鼻、血色のあるぷるんとした唇にだってなりたかった。だけど自分の顔を嫌いになっても仕方ないですしね。心がけているのは、いつも笑顔でいること。そうすれば自然とハッピーになれるし、笑顔の自分のほうが好きだから。最近思うんですけど、ますますお母さんの顔に似てきて、そこは好きなポイント。お母さんのことが大好きなので」

永野芽郁さん-3

Girlhood【子供の頃から】

「8歳でスカウトされたときはバラエティ番組に出られるなら頑張ろうと思っていました。しかし始まったのは演技レッスン。“私はひな壇に座りたいのに”って思っていたから、セリフを言うのも恥ずかしかったです。でも、ドラマの現場に行ってみたら面白いなと思えて。でも小学校の頃は“なんで芽郁だけ仕事しなきゃいけないの?”って思ったり、高校進学も親友と同じ学校に行きたかった。そういうときいつも頭にあったのは“辞めたい”っていう気持ち。だけど、仕事場で出会う方がいい方ばかりだったから辞めなかった。この仕事以外にできることなんてないし、受け入れてくれる人がいるからここまでやってこれたと思います。今は純粋にお芝居が大好きだしみんなで物作りする感覚も好き。現場にいられることも大好き。続けてきてよかったです!」

Mei Nagano

永野芽郁

1999年9月24日生まれ。東京都出身。小学3年生の頃スカウトされ芸能界入り。子役として活動後、雑誌モデルとしても人気を集める。その後は数多くのドラマ、映画、CMなどに出演し、老若男女に愛される。7月にスタートするドラマ『ユニコーンに乗って』(TBS系。火曜22時〜)では初の民放単独主演に。
第45回日本アカデミー賞優秀主演女優賞、第46回報知映画賞主演女優賞、第64回ブルーリボン賞主演女優賞など、受賞歴も多数。

MAQUIA 8月号
撮影/吉田 崇 ヘア&メイク/中山友恵 スタイリスト/小川夢乃 取材・文/通山奈津子 構成/木下理恵(MAQUIA)

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