【平野紫耀さん（King & Prince）インタビュー】飾らないから、輝く“ありのままの紫耀”とは？

周囲をパッと明るくする、ポジティブなキャラクターが印象的。マキア 2021年9月号の表紙を飾った、King & Princeの平野紫耀さん。ふわりと包み込むように大らかなマインドを持つ彼が、自分との向き合い方に悩むすべての人にエールを送ります。

「仕事で悩んでいる方も多いと思うけれど、考え込みすぎないことが大切な気がします。僕自身もいろいろな意見を言われる職業ではあるけれど、それに振り回されたくなくて。自分がやりたいことに集中して楽しく仕事している姿をお見せしていくことで、人の意見を気にせずにのびのび楽しもうって思ってもらえたら嬉しいですね」

「自信って、別に持たなくてもいいと思うんです。僕だって自信ないですし、こういう撮影でも全然堂々としてないですし（笑）。でももし自信をつけたいのならば、その分野について一度とことん勉強してみると良さそうですよね。外見に関しては……僕、本当に人をそこで判断しないんですよ。そういう人と一緒にいたら、自信があるとかないとかが自然と気にならなくなるんじゃないかな？」

「メイクでも美容でも、なりたい自分に近づこうと努力している方は素敵ですよね。僕が女性だったらメイクを毎日頑張れないと思うから、その時点で努力されていることが伝わってくるんです。なので、少しくらいメイクが崩れていてもなんとも思わないですよ。時間が経てば崩れるものだし、何より僕の場合そこに気づかないと思う。ネイルがハゲてても、“あ、そういうデザインなんだ”って思う気がします（笑）」

「僕、すごく心配性なんですよ。そういう性質だとわかってるから、前日まで必死で準備したらそのあとは逆に何も考えないようにしているんです。音楽を聴いたり動画を見たりして、オンとオフをきっちり分けてますね。コンサートの本番前も、気合入れとかはせずに楽屋から寝起きでそのままステージに行く感じ（笑）。その方がナチュラルにパフォーマンスに入れるし、トラブルが起きた時も冷静に対応できるんです」

「一日をポジティブに過ごすために行っているのが、朝起きたら音楽をかけること。最近は平井大さんの曲がお気に入りです。夜は一日の疲れをしっかりとるために、アイマスクをして寝ていますね。去年ベッドを買い換えたのですが、体圧も測ってもらったので寝心地抜群！　ひんやり感が好きでシーツ類やパジャマをシルクで揃えてみたら、もうツルンツルン。本当にベッドから滑り落ちそうになって大変です（笑）」

「自分の嫌いな部分、たくさんありますよ。好きなところのほうが少ないです。少しずつ直していかなきゃとは思っているのですが、なかなか難しくて……。例えば僕、好きなことには行動が早いのに、嫌いな分野に関してはすごく怠けグセがあるんです。やったとしても三日坊主（笑）。そこを完全に直すのは難しいから、楽しむ方向にフォーカスすることに。最近で言えば英語を勉強しているけれどすごく苦手なので、どうやったら楽しめるようになるのかいろいろと考えてみたんですよね。その結果、“海外映画の字幕にないニュアンスが自分で聞き取れるようになるかも”と思えば、勉強を頑張れるんじゃないかなって。“大好きな海外のアーティストといつか会話できるようになりたい”、とかね。そうやって自分の中でのアプローチの仕方を変えてみるのはひとつの手だと思います。まあ、それも三日坊主で終わったんですけど（笑）。とりあえず自分のダメな部分とも向き合えるように、いろいろとトライを続けてます！」