「MAQUIA」10月号では、おうち時間が長くなり関心の集まるセルフ美容を大特集! 今回はその中から、セルフカラーのコツとポイントをご紹介します。
これからは自分で自分をケアする時代
セルフ美容100問100答
お悩み断然、トップは髪!
ヘアケア編
次にヘアサロンに行くまでの間、髪色や質感、スタイルをキレイに維持できないと悩む人多数。その秘訣をプロに聞く!
tricca 代官山 トップスタイリスト
小走祥菜さん
扱いやすい美しいスタイルを作り上げる、高度なカットテクニックの持ち主。ヘアデザインのアイディアも豊富。
セルフカラー
Q セルフカラーするとムラになる。どうすればいい?
A 無理に全体染めしないこと
「全頭を自分で染めるのは難しいので、家族などに染めてもらうのが得策。自分で染める場合は、伸びてきた根元部分をリタッチ=応急処置くらいにとどめましょう」(小走さん)
1 ワセリンで肌が染まるのを阻止
カラー剤が肌につくととれにくくなるので、額の生え際や耳の後ろなどにはワセリンを。
2 必要な分量だけカラー剤を出す
根元のリタッチなら、1/3くらいの分量で十分足りるはず。使う分だけトレイに出して。
3 染まりにくい部分から塗布する
頭頂部など、染まりにくい部分から塗布。顔まわりは髪が細く染まりやすいので最後に。
4 少量ずつを置くようにのせる
ハケにベッタリとつけてとらず、少量をとり、トントンと置いてのばす感覚で。
5 放置時間の長すぎは厳禁
放置時間は説明書をよく読んで。染まり方に個人差はあるけど、放置しすぎは髪に負担に。
6 洗い流す前に乳化させるのが◎
洗い流す前にお湯を少し加えて揉み、乳化させることで毛穴に入ったカラー剤を浮かせる。
7 シャンプー前にしっかりお湯で流す
シャンプー前にしっかりとカラー剤を洗い流せば、シャンプーの二度洗いの必要もなし。
8 シャンプー&トリートメントで仕上げ
シャンプーとトリートメントで仕上げ。色持ちをよくするため、カラーケア用の使用が◎。
Q ヘアカラー剤はどんなものを選べばいい?
A クリームタイプ。色は明るめトーンのマット系
「マットグリーン系で明るめのトーンのものならぼかしやすい。クリームタイプのほうが硬くピンポイント染めに最適」(小走さん)
美しい発色のクリームヘアカラー。ウエラトーン ツープラスワン クリームヘアカラーa 8GM ¥1780/HFCプレステージジャパン ウエラお客様相談室
Q セルフカラー時にあると便利なものは?
A ぴったりサイズのビニール手袋
「付属されているビニール手袋は大半がビッグサイズのもの。もっと繊細に作業するなら手にフィットするゴム手袋のほうがベター」(小走さん)
MAQUIA 10月号
撮影/藤澤由加 ヘア&メイク/George スタイリスト/河野素子 モデル/廣瀬 桃 取材・文/靏田由香 構成/萩原有紀(MAQUIA)
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