「シンプルなボブからイメチェンしたい」という人は、カラーで遊びを加えてみては? 顔まわりに2トーン明るいハイライトを細かく入れると、立体感が大幅UP。さらにワンカールのパーマでハネを与えて、今季らしい抜け感を手に入れて。部分的に明るくするカラーは、根元の「プリン」が目立たないのも嬉しいポイント。奇抜にならず遊び心を満たす、大人におすすめのデザインです。

Image titleベースはあごラインの前下がりボブ。トップの毛束を被せるようにグラデーションカットを施して、まとまりよく仕上げます。前髪は眉上でまっすぐにカットし、隙間を入れて抜け感をオン。パーマはハネ感が出るように毛先をワンカール巻き、エアウェーブを施します。クセ毛の人はノンパーマでもOK。カラーは7トーンのグレーベージュで全体を染め、顔まわりに細かくハイライトをプラス。これで透け感が加わり、暗めカラーでも柔らかい印象に! 色落ちしていく過程がナチュラルなのも嬉しい。

Image titleしっかりとタオルで水気を取り、地肌を乾かすように根元からドライ。ざっくりと手ぐしで乾かし、半乾きくらいでストップ。スタイリング剤はオイルベースのウェット系ワックスを選び、毛先からラフにもみ込んで。キレイにまとめず、クセ毛のようなハネ感を出すのがコツ。手に残ったワックスで前髪に軽く束感をつけてフィニッシュ。トップの髪を動かしてハイライトの動きを強調すると、柔らかさとメリハリが引き立っておしゃれな印象。無造作な動きとハネ感で仕上げるボブは、ボリュームネックやマフラーなどの首を覆うアイテムとも好相性です。


スタイリスト/福間エリサ(ZACC vie) モデル/ユリカ 文/永田未来(ichigo)

ZACC vie http://www.zacc.co.jp/salon/vie.php

2017年秋冬 最旬ヘアカタログ

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