【運命の赤、見つけました。】TOM FORD BEAUTY新作！ピンヒールをイメージしたスタイリッシュな新作は最高の"It"リップだった【スリムリップカラーシャイン/16 スカーレットルージュ】

情報がリリースされてからずっと気になっていました！おトム様の新作リップ。
とにかくほっそりスタイリッシュなパケはピンヒールをイメージしたものなんだとか。おっしゃれ〜。

ピンクベージュ系が当初は気になっていましたが、実物を見たらなんと赤がめっちゃ素敵で。
いくつかタッチアップしてこれは！！という赤に出会えたのでレポさせてください！

これでもか！！と言うくらい王道の赤リップです。
パーソナルカラー的にはスプリングど真ん中な赤。特に原色に近い鮮やかな色なので、ビビッドスプリングの方がイチオシです。
オータムやウィンターで鮮やかな色が得意な方（16タイプのストロングやビビッド）も良いと思いますが、特にオータムの方は他にもっと良い品番がありそうと言う具合です。

質感はセミツヤ、といったところ。適度な湿度を残した上品さが「良い女感」ありますね！？

ちなみに、このスカーレットルージュは、TOM FORD BEAUTYの他のラインにも同じカラーがある超定番カラーだそう。
今回の新作は軽さと保湿感があるのがポイントだそうです。
これまでの品番はより発色重視だったので、かっこいい・エレガント系に仕上がりがちでしたが、もう少しカジュアルにも可愛くも使えるようになったイメージです。

驚きだったのは色持ちの良さ。
お水を飲むくらいなら案外つやも残ってくれるし、ご飯を食べてもしっかりとステインが残ります。
流石に鮮やかな色なので、リップの中央が少し薄れるのは見えますが、気にならないくらい。落ち方まで綺麗だなんて、なんと進化したリップなんだ！と嬉しくなってしまいました。

見てわかる細さもポイント。
高発色リップはリップラインをはみ出てしまうと本当にカッコ悪いし収集がつかなくなりますが、これくらい細ければささっと小さなミラーで直しても全然綺麗に。
リップブラシ要らずできっちりラインを縁取ったようなリップメイクになります。

さて、ここからは盛大なる自己満です。笑
イメコンスペックが似ている方は、もしかしたら参考になるかも・・？レベルのことなのでご興味のある方はぜひ。。

タッチアップの時は、その時のカウンターの混雑具合等にもよりますが、手で一度全色試させてもらった上で、実際に塗ってもらいたい色を2~3ピックアップすることが多いです。

元々150 オープンバック、151 アイコニックヌードあたりのベージュ・ブラウン系を狙っていましたが、ぱっと見直近手に入れた別のリップと似ている気がして見送り。
それよりもTheクラシカルな雰囲気が出ていた赤系シリーズがすごく素敵に見えたので、今回は152 155 16をお試しすることに。
写真は撮っていないですが、備忘がてらメモを書いておきます。

（ご参考までに当方スペック）
○パーソナルカラー(16タイプ)
1st: Warm-Spring 2nd: Warm-Autumn
○顔タイプ
エレガント

○骨格
ストレート

コスメでいうと、とにかく黄みの暖色が一番。
鮮やかすぎず、明るすぎず。ツヤかマットならツヤが得意。という感じの診断結果です。

ちなみに、私にとって赤は結構鬼門。
バブリーになったり、人食べてきた！みたいに怖くなったり、
得意な黄みを足したらもうそれはオレンジだし、
落ち着かせるためにちょっと暗くするとブラウンになったりと、
とにかく彩度との付き合い方が難しいな〜と感じやすいカラーです。

152　ローズコルセット
写真は青みピンクのように見えますが、手元に塗った時には気持ちココアを感じて、いけるかな〜と。お上品な落ち着きレッド。好きな色でしたが、好きな色であるが故に手持ちにも類似カラーはあるなあ、と新鮮さはなし。

155
最初はこれが本命。ちょっと暗く写り、手持ちのマロケインちゃんを思い出しました。実際比べてみたらマロケインの方が大分ブラウンに寄っていたのですが、確かにちょっとグロスなどでまろやかな色味に調整することが多いので、自分の暗さの限界点を見たような気がしました。

16
ちょっとこれは鮮やかすぎるのではないかな〜と期待薄でした。
で、す、が。
めっちゃいい！クラシカル！パキッと鮮やかなレッドもいけるんだ私〜〜〜〜と喜びの舞。
勝因は質感。
マットでもなく、ツヤでもない。湿度を感じるほど良い深みがめっちゃ良い味を出しています。
迷うことなく即決でした。一緒に選んでくださったBAさん、ありがとう〜〜！

パーソナルカラーという便利なツールがものすごく普及して、カラーコスメを選ぶときのインスタや雑誌での情報収集にすごく役に立っているな〜と思うことは多いです。
とっても便利で、効率的に好きなコスメに出会えるようになったし、それが大好きで資格まで取っちゃった私ですが、それでもやっぱり、今回、TUって大事だなと思った機会でした。

それは、コスメは質感もめちゃくちゃ大事だからかなと思っています。

今回の場合は、湿度のあるシアーマットという、超絶妙な質感が、本来私がさほど得意ではない高めの彩度をうまく料理してくれたな〜と言う印象です。

これはパーソナルカラー等の公式理論ではなく、私の個人的な感性に基づく微妙な調整の仕方ですが、ご参考までに。

・大元のカラーが自分の似合うゾーンから少し外れている場合、質感で調整するとすごく良くなるケースがあります。
・パーソナルカラーはそもそも、「身につけると肌や目鼻立ち（つまり顔）が美しく際立って見える色」なので、その方の性格やその他お持ちの雰囲気の要素を加味できた物差しではありません。
・そのため、パーソナルカラーには合っているはずなのに、なぜかしっくりこない色というのが出てくる可能性があります。

と、いうことを踏まえ、パーソナルカラーを軸に、テイストを質感で加えて色を選ぶのが良いのではとおもっています。

テイストも諸々診断系があるようですが、私は特に何も資格は持っていないので、ざっくり強さか柔らかさ、と言うところで括っています。

マットや大きなラメ、ツヤの強いグロスは強さをプラスする要素。
透け感やパール、まばらな繊細ラメは柔らかさを追加する要素。

パーソナルカラー診断の色ど真ん中ではない色の方が良い！となることも結構あるな〜なんて思ったことがある方は特に、少し質感に注目してみるとより柔軟な似合わせができるのではないかなと思います。
いろんな要素を複合的に見て、ぜひ自分だけの定番カラーを見つけてみてくださいね。

それではまた！

Moe