難しいことは抜きにして。あなたのしているメイクにたったひとつ、新しいことを取り入れるだけで新鮮な自分に出会える──「MAQUIA」2月号では、マキア読者の悩みに応えるとっておきの"ひとつ"を、中野明海さんに教えていただきました。
Image title

密かな赤みのコミュ力チークで、仲良くしたいと思わせる顔


Image title

AKEMI NAKANO
お洒落さとドラマティックさ、そしてハッピー感が覗く、見る人を魅了するメイクで、時代を牽引し続けるアーティスト。隠れた名品コスメを発掘する、目利きでも。


Q.メイクで好感度を上げたいです。

A.ジルスチュアートのチークの赤みを小鼻脇に効かせて
「私、敵じゃない」感を演出して―――中野明海

「メイクを完璧にしようとしすぎたり、美人に近づけようとメリハリを強調しすぎたりすると、途端に人を拒絶するようなオーラが出てしまうの。好感度を上げたいなら、どんなにメイク好きでも完璧な美しい顔に仕上げすぎず、ほわんとした温かみや愛くるしさを大切に、『私、敵じゃない』感を演出してみて。ポイントとなるのは、顔のかなり中心にぽんと効かせた赤みチーク。顔の印象が真ん中に寄るから、それだけで相手を油断させるあどけなさが生まれますよ」


Image title

ジルスチュアート
ブルーム ミックスブラッシュ
コンパクト 05


このアイテムを取り入れるべき理由

“どんな使い方もOKの懐深さで好感度とお洒落感が叶う”

「好感度を上げるには、“Nice to meet you”的な、コミュニケーションのファーストインプレッションとなるチークが鍵。このチークは、カシスレッドからブラウン、ニュアンスピンク、ハイライトまで幅広いカラーレンジが入っていて、全色をブラシでぐるりと混ぜれば、甘すぎず辛すぎず、好感度の高いお洒落な色合いが簡単に作れるの。しかも、チョイスするカラー次第で、どんなファッションにも映えるのも魅力」¥4200/ジルスチュアート ビューティ(1/2発売)


――(好感度アップチークの使い方)――

Image title

“思いきって赤み色を小鼻脇にぽん!”

「全体的に丸みを意識するのがコツ。まずベースになる色を淡く広くつけたら、小鼻脇にぽんと赤みをのせてぼかして。顔がぐっと求心的に見えてチャーミング」。abcをブラシでミックスし、頬骨上に薄〜く楕円形に。さらにaを指にとり小鼻横にちょんとのせたら、外側に軽く広げていって。


その他のポイントは?

Image title

“眼差しも優しげな赤みでリンク”

「目元にも赤みをリンクさせて、『私は優しい人だから、話を聞いてください』みたいな愛らしい印象に」。アイホールの目頭側のみにパレット右下の紫がかった赤みをふんわり入れたら、まぶた中央から目尻にかけて左下のオレンジをライン状に引き、やわらかな印象を。さらに、右上のイエローをまぶた中央の二重幅のみにのせ、フレッシュさをプラス。デザイニング カラー アイズ 15¥6800/SUQQU(1/10発売)



MAQUIA 2月号

撮影/柴田フミコ(モデル) 山口恵史(物) ヘア&メイク/中野明海 スタイリスト/小川夢乃  山本瑶奈(物) モデル/美絽 取材・文/中島 彩(MAQUIA) 企画・構成/吉田百合(MAQUIA)

※本記事掲載商品の価格は、本体価格(税抜き)で表示しております。掲載価格には消費税は含まれておりませんので、ご注意ください。


【MAQUIA2月号☆好評発売中】

最終更新日:

MAQUIA書影

MAQUIA2024年11月21日発売号

集英社の美容雑誌「MAQUIA(マキア)」を無料で試し読みできます。マキア1月号の大特集は「絶対、失敗しない!ベストコスメ2024下半期」。通常版の表紙は有村架純さんです。

ネット書店での購入

share