皮脂多めさんと相性がいい3大成分「レチノール」「ビタミンC」「ナイアシンアミド」。ほどよくコントロールしながら、皮脂を活かすケアをはじめよう!
実は頼れる存在&老けにくさのカギ!
本当は大切な皮脂の話。
過剰分泌を防ぐ<レチノール>
ビタミンAの一種であるレチノールはシワ改善成分としても知られるが、皮脂分泌のコントローラーとしても優秀。
ツルンとしたむき卵肌に
美容クリニックで使われるレチノールを高濃度配合。2種のヒト型セラミドがうるおいを留め、バランスのいい肌に。ABCーGリペアセラム 20ml ¥8250/ドクターケイ
2種のレチノールでシワ&シミのケアも
皮脂をコントロールしながらハリ、色ムラのケアも。3種のセラミドも配合で、水分を引き込み、抱えられる肌に。ルミナスHQブースター 40ml ¥9900/アンプルール
酸化も抑える<ビタミンC>
皮脂の過剰分泌を抑えながら出てしまった皮脂の酸化も阻止。皮脂ぐすみも防げる。
毛穴を引き締め、なめらか肌に
ピュアビタミンCとミネラル型ビタミンCを配合。皮脂コントロールで毛穴を目立たなくし、透明感の高い肌に。オバジC リファインローション 150ml ¥3850/ロート製薬
皮脂ケア最強成分の宝庫
ビタミンCのほか、ナイアシンアミド、セラミドなど、皮脂と仲良くするための成分がてんこ盛り。サラリとなじむ。ミシャ ビタシープラス 化粧水 200ml ¥1980/ミシャジャパン
ビタミンCの王様、APPS配合
APPS(高浸透ビタミンC)を高濃度配合し、さらにビタミンCエチル、ナイアシンアミドも。皮脂活かしの神。VC100エッセンスローションEX 150ml ¥5170/ドクターシーラボ
1 コットンは2枚重ね
コットン2枚の両面に端まで行きわたるよう、たっぷり化粧水を出す。
2 すべらせづけ
軽くすべらせるように肌になじませる。コットンの両面で顔全体に。
3 小鼻もふきふき
コットンを4つ折りにし、皮脂が出やすい小鼻をくるりとふき取る。
炎症もケアする<ナイアシンアミド>
シワケアやブライトニングの成分として知られるナイアシンアミドは、皮脂コントロールも得意! 皮脂による炎症も抑える、マルチな成分。
洗顔後、これ1個でシミ、シワ、皮脂テカケア
シミ、シワをケアしながらテカリのないなめらか肌に。みずみずしいタッチでうるおいも。カナデル プレミアリフト(医薬部外品) 58g ¥4180/プレミアアンチエイジング
2層の美容液で毛穴管理、成功
2種のビタミンCも配合。ウォーター層で皮脂をコントロールしながら透明感を与え、オイル層でうるおいを閉じ込める。バイユア ビタギビング セラム 30g ¥3580/Hamee
国内最高レベルの22%配合
ナイアシンアミドを22%配合。ローヤルゼリーエキスが肌のうるおいバリアをサポート。ニキビ跡にも期待。RJスペシャルコンク 10ml×3本入り ¥16500/山田養蜂場
皮脂を味方につけるスキンケアを覚えたのは、最初に勤めたクリニーク時代。以来40年、シミ、シワのないハリのある透明肌をキープ。
化粧水メインのケアで
皮脂を「お宝」に
「61歳になりましたが、これまで肌が乾燥したり、小ジワに悩んだことはありません。それは潤沢に出てくれる皮脂のおかげ。大事なのは、皮脂をのけ者にせず、皮脂があることを大前提にしたお手入れ。化粧水の力を信じて、とにかくたっぷり使うのが、皮脂を活かしきるポイントです。自前の皮脂とミックスして、素晴らしいパフォーマンスをしてくれますから! そして乳液やクリームなどの油分は、皮脂が少なめのところを中心に。最後にもう一度化粧水を手のひらに少し取って、顔全体をハンドプレス。私はこれを『ゴールデンドロップス』と呼んでいるんですが、日中の毛穴開きや、メイクの皮脂くずれを防げます」
MAQUIA6月号
撮影/アキタカオリ(モデル) 橋口恵佑(物) ヘア&メイク/Kanako モデル/Yuki(マキアビューティズ) イラスト/沼田光太郎 取材・文/小田ユイコ 構成/髙橋里佳(MAQUIA)
※本記事掲載商品の価格は、税込み価格で表示しております。
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