紫外線に汗や皮脂、高温多湿の不快環境などのストレス蓄積で、夏の終わりの肌は渇き、ゆらぎ、ゆるんだ無法状態! 皮膚科医・慶田朋子先生にストレスの蓄積がもたらす3大肌被害を教えていただきました。

秋の肌トラブル 夏に蓄積されたダメージが原因!? 皮膚科医がスキンケアのポイントを解説

美肌泥棒、犯人は「ストレス」! 肌の治安力アップスキンケア

教えていただいたのは…
慶田朋子

皮膚科医

慶田朋子先生

医学博士・銀座ケイスキンクリニック院長。皮膚科学に基づく美容医療を実践し、最新エイジングケアから敏感肌治療まで幅広い肌悩みを診療。

紫外線や汗・皮脂、寒暖差などの外敵に囲まれまくった夏を経ると、肌不調に陥りやすい人が続出! 「そんな夏のストレスの蓄積こそ、秋口の肌不調の一番の原因です」と話すのは、皮膚科医の慶田朋子先生。


「夏の間に解消できず肌に残ったストレスは、秋の声を聞く頃に炎症や肌細胞の劣化などを引き起こし、乾燥や肌のゆらぎ、ゆるみなどさまざまな肌トラブルの原因に。


秋に肌が一気に老ける気がするのはそのせい。だから、夏の終わりにはストレスを追い出すケアが必須です」(慶田先生、以下同)

パトカーから女性が飛び出ているイラスト

ストレスの蓄積がもたらす3大肌被害

1. 与えても潤いが巡らない「乾燥」被害

「室外では暑さに吹き出す汗にごっそり水分を奪われ、室内ではエアコンの冷風で肌がパリパリに乾燥。どこにいても常に肌が潤い不足に。


加えて高温多湿の不快感で乱れた自律神経が水分保持力を低下させ、与えたそばから乾く慢性的な水分不足状態に。肌はどんよりくすんで硬く縮こまり、ケアの効きも大幅にダウンします」

2. 小さな刺激にも敏感化「ゆらぎ」被害

「乾燥に加え、汗の刺激や湿気により酸化した皮脂、室内外の寒暖差など複合的なストレスの一斉攻撃で、肌のバリア機能が低下。夏の食欲不振や睡眠不足による肌体力の弱体化と相まって、常に肌奥に炎症がくすぶった状態に。


結果、ちょっとした刺激でもひりつきやつっぱり、赤みなどを引き起こすゆらぎスパイラルへ突入します」

3. 真皮・表皮の弱体化が招く「ゆるみ」被害

「肌の老化を進ませる夏ストレスの代表といえば、紫外線。どんなにこまめにブロックしても隙あらば肌に入り込み、コラーゲンを分解し、エラスチンを変性させて真皮のハリ・弾力を奪い、力なく、肌をゆるませます。


加えて慢性的な乾燥ストレスが角層をも萎ませ、肌表面がしわっぽくなることも、さらなる肌のゆるみ印象につながります」



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