柔らかな印象の中に芯の強さを秘めた吉岡里帆さんは、今もっとも輝いている俳優のひとり。クリスマス当日を一人で過ごすのも全く抵抗がないタイプと話す彼女が、憧れるメイクとは?

吉岡里帆 メイク クリスマスメイク

きらめく季節を、どんな気持ちで、どんなメイクで?
吉岡里帆
感じる想いを聖夜に乗せて。

「温度低めなグレーとピンクが、媚びない感じでカッコいい」

街の空気がハッピーだから一人時間も楽しいんです。

グレーやダークめのピンクを使ったこのメイクは、冬のひんやりした空気が感じられてすごくお洒落。シルバーを使うと肌のトーンが上がって、素肌がキレイに見えるんですね。自分でメイクをする時は肌なじみがいいものを選びがちですが、メイクの温度感を下げることで媚びのないムードや品格が表現しやすくなる気がします。私も最近年齢が上がってきたことで、可愛い系よりもカッコいいものに惹かれるようになってきたんです。メイクもきちんと作り込んで、自分を底上げしてくれるような仕上がりに憧れるのですが、このメイクはまさにそのイメージ。クリスマスの時だけひっそりやっている美術展や写真展といった、特別な空間にお出かけしたくなりました。

私自身は、クリスマス当日を一人で過ごすのも全く抵抗がないタイプ。家でのんびりするよりは出かける方が好きなので、エステや人間ドックに行ってメンテナンスに充てることも。映画館もディナーどきは空いているから、一人で映画を見て買い物をして、その足でライトアップも見に行って……なんていう過ごし方も楽しそう。あとは、スタッフの方とクリスマスディナーを食べる会も、この時期の恒例行事のひとつ。街の空気感がすごくハッピーなので、一人でいても誰かと過ごしても楽しい気持ちでいられる気がします。

HOW TO MAKEUP

HOW TO MAKEUP

1のチップで唇のラインをとり、全体にきっちり塗る。ブラシを使って2を頬全体にコントロールカラーのイメージで薄く塗る。上まぶた全体に3の右上を薄くのせたら、左下をチップ幅で上まぶたのキワ、左上を下まぶた全体にオン。

USE IT

USE IT

ナチュラルな血色感にどこか危うさを秘めたモーブカラー。リクイド リップカラー EX-06 ¥4180/RMK Division(11月2日限定発売) ほのかな血色感が漂うリキッドチーク。デューイー リクイド ブラッシュ 101、雪景色に舞う銀花をイメージした幻想的なアイパレット。シグニチャー カラー アイズ 131 ¥11000(メイクアップ キット 六花よりアイライナーを含むセット価格)/SUQQU(11月2日限定発売)

お話を伺ったのは
吉岡里帆さん

Riho Yoshioka

吉岡里帆さん

1993年1月15日生まれ。京都府出身。2013年より俳優として活動を開始。以降、ドラマや映画など多数の作品に出演。現在、主演を務めるドラマ『時をかけるな、恋人たち』(カンテレ・フジテレビ系 毎週火曜23:00〜23:30)が好評放送中。

MAQUIA12月号
撮影/柴田フミコ ヘア&メイク/吉﨑沙世子〈io〉 スタイリスト/黒崎 彩〈Linx〉 取材・文/真島絵麻里 構成/木下理恵(MAQUIA)


※本記事掲載商品の価格は、税込み価格で表示しております。

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