河北テクでメイクが上達！ 大人のラメ使い、映える涙袋におすすめのテクニック＆アイテムを教えます

アラサーになって今までのメイク法に疑問が出てきたり、美容にまつわるお悩みが増えたり。そんなみんなのリアルな声に、河北さんがズバリお答え。おすすめテクニック＆アイテムを教えます。

もっと知りたい
河北テクQ&A

A アクセサリーや小物と同じように考えてみて
「ベースメイクと眉まで仕上げたら、その日の予定や会う人を想像しながら洋服を選んで着て、姿見の前に立とう。この時きっと、『今日はこのピアスをつけよう』とか、『あの色のバッグを持ってみようかな』って考えるよね？ メイクの色も、そんな感覚で選んでいい。『ポイントで赤リップを入れてみようかな』『シルバーのラインを引こうかな』ってね。いつもみんながやっている“小物合わせ”感覚だと思えば、意外と簡単だよ」

A クリームシャドウをなじませてから
ラメを薄く広くのせると、大人っぽい品が出る
「ともすると派手になったり、悪目立ちしたり、品が悪くなったりするから、大人のラメ使いって難しい。ポイントは、繊細な輝きのものを選び、広い面で効かせること。時間とともにパラパラ落ちてこないようクリームシャドウをのせた上から、まぶた全体にさらりとのせれば、品のよい仕上がりに」

A 「知っている」のと「できる」のは違う。
どんどんトライ＆エラーをして、
自分なりの正解を探していかないと!!
「情報を得る＝スキルを得る、とつい勘違いしがちだけど、情報を得てトライして、失敗して、自分なりに工夫してはじめてスキルに変わっていくんだ。メイクの醍醐味は自分だけの魅力を探ること。トライ＆エラーを繰り返して自分なりの正解を見つけていこう」

A オイル＋バームを混ぜて、
根元にはつけないのが鉄則
「ベタっとしちゃうのは、オイルだけで済ませていたり、髪の根元までつけてしまってるせいかも。根元はDon't touch！ オイルとワックスを1:1で手のひら全体に行きわたらせたら、髪の根元は一切触らないようにして、頭頂部から毛先まで手櫛で通し、続いて毛先から頭頂部に向かってかき上げていって。あとは、顔のまわりはタイトに整えていけばうまくいくよ」

A 自分と向き合い、努力すること
「まずは自分自身と向き合うこと。自分はどういう人で、自分のどういうところが好きになれないんだろう？ 卑下するわけじゃなく、客観的に自分に問いかけて。そして、『自分のココが好きになれない』と気づいたら、好きになるための努力をしよう。この繰り返しが、自己肯定感を作り上げると思うんだ」

A つけるだけ、で満足してない？ 
潤いがちゃんと入ったかをチェックして
「よく『〇〇を食べたら健康になる』って話題になるけれど、いいものだってちゃんと咀嚼して腸で吸収しないと意味がないよね。保湿も一緒で、ささっと塗るだけじゃ浸透しづらい。スキンケア後、頬を触ってもっちり潤いが満タンかチェックを。朝、ベタつくのが嫌なら、軽くティッシュで押さえればOK」

A 合わないコスメの成分表示、
上から３つをチェックして
「できることなら使う前に一旦、手や首に伸ばして少し放置して、チェックするといいよね。また、合わない化粧品があったら、その裏面に記載されている成分のうち水以外、上から1～3番目を毎回書き出していくと、自分に合わない成分がわかるよ」

A 推しは暖色系！ マスク時にも映えるよ
「血色感を眉にのせることで、一気に顔立ちが明るく、生き生きする。オレンジなら誰もがシャレるし、レッドなら華やかな印象。淡いピンクは、毛量少なめな人もふわっと感が出るよ」

A 暖色シャドウをベースにしてみて
「瞳に爽やかな透明感を与える寒色系アイメイクだけど、くすんで疲れて見える、派手になると躊躇しがちな人も多いよね。うまく使いこなす秘訣は暖色カラーとのMIX使い。暖色系をまぶたに入れたら、寒色を二重幅やライン、下まぶたにミニマムに効かせて」

A 目頭と目尻で
横幅をコントロールしてみよう
「生まれ持ったパーツの大きさを無視したデカ目メイクは、イケてない。自分らしさを活かすデカ目には、目の縦幅だけでなく、横幅も重要。まず、鏡を見て、自分が求心顔なのか遠心顔なのかを見極めよう。求心顔なら、目尻側から影色をのせて拡張。逆に遠心顔なら、目頭側に淡ベージュシャドウを仕込み、メリハリを。ひとテクで印象が変わる」

A ピンクのうるみラインにトライを！
「個人的には甘くなりすぎるから涙袋メイクってあんまり得意じゃないけれど、下まぶたをぐっと華やかに盛りたい時は、このインサイドメイクがいい。ピンクパールのラインを下まぶたの目頭から目尻のインサイドに引くだけで、うるっとした印象的な眼差しに」

A 僕ならハイライトで膨らませるね
「よく頬骨とか高い箇所にハイライトを入れるって言うけど、ここでも逆転の発想で、目や頬骨の凹んでいる箇所にこそ練りのハイライトを入れてみて。ぷっくり膨らんで見えて、顔がイキイキと復活するよ」

MAQUIA 11月号
撮影／吉田 崇（モデル）　佐藤健太（物）　ヘア&メイク／河北裕介　スタイリスト／滝沢真奈　モデル／藤野有理　イラスト／宮島亜希　構成・文／中島 彩（MAQUIA）　谷口絵美　企画・構成／吉田百合（MAQUIA）

※本記事掲載商品の価格は、税込み価格で表示しております。