2005年の誕生以来、14年連続で美白美容液売り上げナンバー1を誇り、累計販売売上は1545万本を突破した、資生堂の「HAKU メラノフォーカスシリーズ」。「MAQUIA」5月号では、新登場した美白美容液ファンデについて、その真意を伺いました。ユダトーーク 第60回 資生堂

資生堂 リージョナルブランド部
スキンケア室 室長
兼 HAKUグループ ブランドマネージャー

佐藤小百里さん

クレ・ド・ポー ボーテ、エリクシール、アクアレーベル、専科など、人気ブランドのマーケティングを約20年担当。2016年よりHAKUブランドマネージャーに就任。


マキア編集長

湯田桂子

2004年にマキアを立ち上げた創刊メンバーのひとり。マキアの合言葉は、“願望実現ビューティ”!



HAKU 薬用 美白美容液ファンデ

「日中、本格的な美白ケア。
夜落とすのが楽しみになる」

けているだけで積極的な美白ケア

塗っているだけでシミをカバーしながら、本格的な美白ケアが同時にできる美白美容液ファンデーション。下地不要で、スキンケアで肌を整えた後に使用。黒いもの(=シミ)を目立たせなくする赤い光を放つ「ファインレッドパール」を配合することで、厚塗り感のないナチュラルな透明美肌を演出。なめらかなのびと、サラッとした仕上がりはこれからの季節に最適。HAKU 薬用 美白美容液ファンデ(医薬部外品)SPF30・PA+++ 30g 全4色 ¥4800(編集部調べ)/資生堂 販売名:HAKU メラノフォーカスF オークル10


日中も攻めの美白ケアを。
その思いが美白ファンデに

湯田 お話に入る前に、素敵なご報告です。今号の「美白・UVグランプリ」企画で、並み居る美白&UV製品を押しのけ、見事「HAKU 薬用 美白美容液ファンデ」がグランプリに輝きました。おめでとうございます。

佐藤 ありがとうございます。とてもうれしいですし、光栄です。

湯田 このHAKUの美白美容液ファンデーションの素晴らしさを選者の皆さんもわかっていらっしゃいましたね。これまでも美白効果を狙ったファンデーションというものはありましたが、今回は厚生労働省の承認を得た薬用の“美白製品”というのが画期的ですよね。そもそもこういったファンデーションを作ろうと思われたきっかけはあるのですか?

佐藤 資生堂が女性のシミに対する意識調査をしたところ、62%の方が「日中にシミが悪化すると思う」と回答されました。なのに、美白の攻めのケアは夜に行うイメージが強く、朝や日中は美白ケアをあきらめがち。シミが気になっていてもファンデーションやコンシーラーで「守る、隠す」のみにとどまっているという現状が見えてきたのです。ならば「朝用の美白美容液を」というアイディアもあったのですが、忙しい現代女性にお手入れを増やすのはちょっと違うかな、と思いまして。

湯田 それでファンデーションと美白美容液をいっぺんにと考えたのですね。

佐藤 朝に皆が使っているものは何かと考え、その結論に至りました。HAKUで作るからには、本気でシミケアに取り組める美白力と、仕上がりにご満足いただけるファンデーション機能の両立を目指しました。

湯田 名品HAKUの美白美容液に色をつけた?

佐藤 そうですね。でもそれだけではなく、さらに日中ならではの積極的なシミ予防の研究開発を進めたのです。特に「日中の肌メカニズム」 に着目しました。すると、シミ部位の慢性角化エラーに影響を及ぼし、ターンオーバーに欠かせないメラニン排出因子が、日中に生み出されていることがわかりました。そこにフォーカスして開発したのです。今までのファンデーションとは考え方が違ううえ、日中ならではの攻めの美白ケアをするというまったく違う処方設計になりました。

湯田 「メラノフォーカスV」の美白効果はそのままなのですか?


ファンデーションを
義務でなく塗りたいものに

佐藤 「メラノフォーカスV」の美白有効成分「4MSK」だけでなく、美白サポート成分も同じように配合しています。さらにファンデーションならではということで、日中の肌メカニズムに着目した美白サポート成分も配合しています。

湯田 それは頼もしいですね。

佐藤 シミの生成ルートは1つではなく、個々によっても異なります。ですから、一方向からのアプローチだけではなく、あらゆるルートで断ち切るのがHAKUの美白の考え方。

湯田 ファンデーションでスキンケアをする「薬用ケアハイブリッドファンデ」ができるまでにどのくらいの期間を有したのですか?

佐藤 一昨年に社内プロジェクトが立ち上がり、昨年、肌荒れをケアする効能を持った「d プログラム」の薬用ファンデーションが登場。その第2弾が今回の美白美容液ファンデーションとなります。

湯田 薬用ケアハイブリッドファンデとは、どういったものですか?

佐藤 たとえばリラックスして過ごしたい休日でも、素肌で出歩くことに抵抗を覚える方はとても多く、女性にとってファンデーションはなくてはならない“義務”のような存在。そこで私たちは、ファンデーションを“塗らなければいけないもの”ではなく、“塗りたいもの”に変えることができないかと思い、改めて開発に取り組みました。

湯田 それで薬用のファンデーションなのですね。確かに、このHAKUの美白美容液ファンデーションは、カバー力はあるのに密閉感がなく、1日中キレイな肌のままでいられて、落とした後の肌の調子がいい。そうなるとファンデーションを塗ったほうが断然いいですよね。ところで、ファンデーションを塗って、美容成分は肌に届くものなのですか?

佐藤 それは大丈夫です。HAKUは常に新知見を肌で確認し、効果と安全性を担保してから皆さまにお届けをしています。ちなみに、モニターテストでは、1本使い切った方の肌の色がワントーン上がった結果も確認できています。

湯田 今回お話を伺い、日本で一番売れている美白美容液ブランドというのがより納得できました。引き続き連用させて頂きます。


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さすが医薬部外品。
これぞファンデ革命!

ファンデーションにネガティブなイメージを抱く人が少なくない、という事実。でも塗れば塗るほど美肌になれたら? このHAKUの美白美容液ファンデは、落としたときの肌が楽しみになる色白肌育成ファンデなのです。 1カ月半連用して、明らかに肌の色が明るくなったのを実感。しかもファインレッドパールがシミだけを隠してくれるから白浮き感も厚塗り感もなし。仕上がりに満足しつつ、本気の美白効果が期待できる薬用ケアハイブリッドファンデです。



MAQUIA5月号

撮影/土佐麻理子 取材・文/藤井優美〈dis-moi〉 構成/湯田桂子(MAQUIA)


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