高さが違う、眉がなさすぎる……眉のお悩み解決法をプロが伝授！

Q 抜く、切る、剃る、どれがいい？

A "剃る”がベスト！

「眉毛は抜くと生えにくくなるのでご用心を。はさみでのカットも、切断面が太く見え、次に生えてきた際に不自然なのでイマイチ。より根元から処理できる“剃る”方法がおすすめです」（中山さん）

Q 眉山の位置が左右で違います

A 両方を微調整して近づけるのがコツ

「どちらか一方に合わせるのではなく、両方を微調整すること。高い方を少し削り、低い方を少し描き足せば、自然に仕上がります」（中山さん）

黒目の目尻寄りのキワ～目尻の間に眉山を設定するのが基本。自分が設定した眉山がどこにあるか、瞳や目尻の位置などでしっかり把握した上で、もう片方をメイクして。

Q 眉がなさすぎてすっぴんとか無理！

A ティントアイテムを使ってみて

「皮膚表面の角層に色素を定着させるティントタイプのアイブロウアイテムなら、洗顔しても眉が残るので、すっぴんに自信がつきますよ」（広瀬さん）

（右から）肌に塗ってしばし放置。はがすと色が定着する2品。ティントマイブロウ ジェル ダークチョコブラウン ￥1200／エチュードハウス　フジコ眉ティント 01 ￥1280／フジコ

Q もともとの眉の高さを揃える方法は？

A 動きのクセに気をつけて

「眉の高さが左右異なる理由は、骨格、筋肉の発達の違いのふたつが挙げられます。まずは、左右どちらかだけで噛む、頬杖をつくなど、日々の生活のクセを見直して左右差をなくして」（玉村さん）

（上）片方の目に前髪がかかると、見やすい方の眉が上がるクセがつきがち。（左）眉をつまんでほぐすマッサージも効果的。

Q 眉の太さの基準ってあるの？

A 0.8cmが標準的

「個人差はありますが0.8cmくらいが一般的」（中山さん）。「目の二重ラインから下まぶたまでの長さに対し、眉は1/2～2/3が理想的」（玉村さん）

中山さん曰く、眉の太さは0.8cmが標準的。1cmだとやや太く、0.6cmだと細く感じるという。

Q 眉山から眉尻の角度ってどのくらい？

A 髪の生え際のラインと平行に

「眉山から眉尻と、同じ範囲の生え際の角度に合わせましょう。生え際と眉の間は、よく見るとうぶ毛が生えてつながっています。その流れに沿うと自然に見えるんです」（広瀬さん）

OK…眉山から眉尻と生え際の角度が、平行になっている。
NG…生え際に対して、眉山から眉尻が突き刺さるような角度に。これは不自然！

Q 眉毛が立って寝ない！どうしたらいい？

A ブローしてヘアスプレーを使いましょう

「眉を描いてから、ワックスでなでつけて」（KUBOKIさん）。「濡らしたあと、ブローするのも手」（広瀬さん）

（上）眉の毛並みを整えキープするワックスがイン。アイブロウ＆アイシャドウ マルチパレットプロ ￥6500／クラランス