今年5周年イヤーを迎えるINIが初の東阪ドームツアー『2026 INI 5TH ANNIVERSARY DOME TOUR [CITY OF LIGHTS]』を開催中。マキアでは9月17日(木)に東京ドームで行われたステージの模様をレポートします!(※本レポートには演出に関する記載や一部ネタバレが含まれます)

©LAPONE ENTERTAINMENT

2021年に開催されたサバイバルオーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN SEASON2』で結成されたグローバルボーイズグループ。メンバーは、池﨑理人さん、尾崎匠海さん、木村柾哉さん、後藤威尊さん、佐野雄大さん、シュウ・フェンファンさん、髙塚大夢さん、田島将吾さん、西洸人さん、藤牧京介さん、松田迅さんの11名。
- 1曲目から圧巻のパフォーマンスでMINIの視線をくぎづけに!
- 個性あふれるユニットステージは見どころが満載!
- 佐野さんの涙から始まった後半戦は、すべてを出し切る激しいナンバーの連続
- ツアータイトルに込められたのは「11人がMINIに光を灯したい」という想い
1曲目から圧巻のパフォーマンスでMINIの視線をくぎづけに!
オープニングでメインステージを覆っていた扉が両側に開くと、その奥から11人が登場! リムレスメガネをかけた髙塚さんや西さん、日焼け風チークがお似合いの松田さんと、美しいビジュアルがスクリーンに大きく映し出されるたび、MINI(INIのファンネーム)の歓声やどよめきが起こります。

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そして、その声はバンドが1曲目の『Non-Stop』のイントロを奏で始めると、よりいっそう大きく! 次の瞬間、髙塚さんの暗闇を切り裂くような鋭い歌声がドームに響き渡り、藤牧さんはシャツの襟元をはだけさせるしぐさで客席を沸かせます。

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つづいて髙塚さんがリムレスメガネを外したかと思えば、全員で色気全開の目隠しダンス。今回の公演のために特別にアレンジした振付や30人のダンサーとの一糸乱れぬパフォーマンスなど、冒頭から観客を一気に楽曲の世界観に引き込む表現力の高さは圧巻のひと言でした。

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最初のMCでは、客席に向かって「会いたかったでーす!」と口々に叫ぶ11人。「見渡すかぎりのMINI、来てくれてありがとうございます! 言葉が出ないくらいうれしいです」と木村さんが感謝を伝えると、最上階の端から端までMINIが埋めつくしている光景に「あのへんってペンライトが置いてあるだけじゃないよね(笑)?」と思わず疑う髙塚さん。
そして、「今、超幸せです!」(西さん)、「今日も1日、みなさんの走馬灯の1ページに刻めるようなライブにするので楽しみにしていてください!」(佐野さん)、「みんな盛り上がってるかー⁉ 最後までその調子でよろしくお願いします!」(木村さん)、
「今日すべてを忘れて楽しみにきたんでしょ? そしたら思いっきり楽しんで帰るしかないっしょ!」(髙塚さん)、「今日は楽しみましょう! お願いします!」(藤牧さん)、

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「席が遠いからとかマジで関係ないから! 俺ら本当にエナジーヤバい人いたらどこでも見つけるから、みんなついてきて!」(池﨑さん)、「俺を信じて待っててくれて、ありがとうございます。今日は俺らぶちかますので、絶対俺から目を離さないでください」(田島さん)、
「(ドーム内にある“NII”の看板を指差して)あれINIじゃなくて、NIIだった! お仕事お待ちしてます(笑)!」(松田さん)、「バンテリンドーム以来1年ぶりでさみしかったと思うけど、浮気してへんよな? 今日は俺ら忘れられへん1日にするからな」(後藤さん)、
「さっきちょっと外に出たんですけど、晴れてましたね! 俺けっこう晴れ男なんですけど、関係なくMINIのパワーだと思います!」(尾崎さん)、「会いたかったです! 今日は僕たちと一緒に最後まで楽しむ準備できてますか⁉ お願いします!」(シュウさん)と、ひとりひとりのキャラクターがにじみ出る挨拶が飛び出しました。
個性あふれるユニットステージは見どころが満載!
セットリストには、YouTubeのオフィシャルチャンネル内のユニットコンテンツ『INI WORKSPACE』で公開された4曲も。尾崎さん、後藤さん、佐野さん、松田さんによる『Give Me More』は、作詞を松田さん、メロディーを尾崎さんが手がけた1曲。
照明で赤く染まったステージに4つのシルエットが浮かび上がり、挑発的な表情と緩急のあるセクシーなダンスで魅了していきます。途中、後藤さんが衣装のトップスに下から手を入れて鍛え上げた腹筋を惜しげもなく見せると悲鳴のような歓声が起き、普段はパワフルなパフォーマンスを見せるイメージが強い4人のギャップを感じられた1曲でした。
MINIの間で“ドス鯉”というユニット名で親しまれている3人組・池﨑さん、田島さん、西さんの『SWING』は、MCで松田さんが「ドパガキソング!」とイジっていたほどメンバーもお気に入りのナンバー。
突如ステージに現れた泥棒がお宝を盗むという治安悪めな雰囲気の中でスタートし、池﨑さん&田島さんの低音ラップや西さんのハイトーンボーカルが炸裂する展開に。曲の終盤に差しかかると3人はそれぞれバットを手にして振りまわし、タイトルにちなんだスイングも披露。ラストはメンバーの「Make some noise!」のアオリで会場を熱く盛り上げました。
木村さんが弾く真っ白なグランドピアノの音色に合わせて藤牧さんが歌い始めたのは『君がくれたもの』。その後もふたりが伸びやかな透き通った声で交互に歌い上げていくと、途中からオーケストラの奏でる美しい音色が加わり、幻想的な空間をさらにロマンティックに彩ります。「みなさんに伝えたい音を詰め込んだ」(木村さん)という1曲がMINIの心にしっかりと届いた証拠に、歌い終えると客席からは温かい拍手が起きていました。
シュウさんと髙塚さんが作詞作曲に参加した『Spin It』は、歌詞を書くシュウさんと曲作り中の髙塚さんの姿がスクリーンに映し出されたあと、ナポレオンジャケットを羽織ってサングラスをかけたふたりがステージの上手と下手に設置されたムービングステージに分かれて登場。
シティポップ要素のあるスタイリッシュな1曲に心地よさそうに身をゆだねながら花道を進み、最後は背中合わせでパフォーマンス。MCで「ほかの3組のユニット曲を全部詰め込んだライブをします!」と自らのステージに対するハードルを上げていた髙塚さんでしたが、軽々とクリアしていました!
佐野さんの涙から始まった後半戦は、すべてを出し切る激しいナンバーの連続

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この日2度目のMCは、直前に歌った曲の途中で思わず涙が込み上げてしまった佐野さんをメンバーが「ちょっと待ってくださ~い」、「(涙を)拭き拭きしてるんで」と隠すところからスタート。
その後、メイク直しのために一旦はけた佐野さんが「うぇ~い!」と元気よくステージに戻ってくると、西さんから「昨日(9月16日)、9thシングル『ANTHEM』をリリースさせていただきました! そして、なんとありがたいことに各種チャートで1位という記録、そしてそして10作連続ハーフミリオン超えです! 本当にみなさんのおかげです! ありがとうございます!」と報告があり、「イェーイ‼」と叫びながらステージ中央で輪になってよろこぶ無邪気な11人。
そして、つづけて披露されたのは、その9thシングルのタイトル曲であり、後藤さんと西さんが作詞に参加した『You Know What To Do』。事前にINIとMINIで練習したコールが曲中でバッチリ決まり、藤牧さんの「みんなもっといけるでしょ?」のアオリで会場のボルテージは最高潮に!
セットリストの後半には疾走感あふれる力強い曲が並び、その中の1曲がアジア競技大会・アジアパラ競技大会「Aichi-Nagoya 2026」応援ソングの『BEYOND THE SKY』。池﨑さんの「行くぞ!」をきっかけに無数の火が上がり、すべてを出し切るような激しい歌とダンスでドーム内の温度はぐんぐん上昇していきます。
「最後はこの曲いきましょう!」(西さん)の呼びかけで始まったのは、デビュー曲『Rocketeer』。フォーメーションをめまぐるしく変えながら見せる、どこを切り取っても長い手足の角度がピッタリそろったパフォーマンスは、まさにINIの真骨頂!
ツアータイトルに込められたのは「11人がMINIに光を灯したい」という想い

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鳴りやまないアンコールにこたえて、ツアーグッズのTシャツやポロシャツに着替えたメンバーが再びステージに登場。そして1曲目に歌われた『RUNWAY(INI Ver.)』は、『PRODUCE 101 JAPAN SEASON2』デビュー評価曲のINIバージョン。 デビューから5周年を迎える今年、ここまで歩んできた道のりが思い出されるエモい演出に、ドームは歓喜の声に包まれます。
つづく『We Are』、『SUPER NOSTALGIC』では、ムービングステージでアリーナ席をゆっくりと縦断しながらサインボールやフリスビーを客席に向けて力いっぱい投げる11人。

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アンコールの最後には、リーダーの木村さんが「本当にみなさんのおかげで最高の思い出ができました! とにかくMINIのみなさんには感謝の気持ちしかありません。これからも一緒に楽しい時間を過ごしてくれたらうれしいです」と今の気持ちをまっすぐに届け、11人で手をつないで「ありがとうございました!」と一礼。
MCで今回のツアーに込めた想いについて、「この [CITY OF LIGHTS]というライブは、僕たち11人がみなさんに光を灯せるようにという意味を込めて名付けました」と語っていた髙塚さん。この日の公演はそんなタイトルにふさわしい、INIが歌やダンスを通して放つ強く美しい光に照らされたステージでした。
『2026 INI 5TH ANNIVERSARY DOME TOUR [CITY OF LIGHTS]』 は11月14日(土)と11月15日(日)の2日間、京セラドーム大阪でも開催されます!
取材・文/吉川由希子 構成/海老澤まり子






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