男ウケメイクが変わってきていることに、気づいていましたか? 今求められているのは、上品な色気とぶれない安心感=芯を感じさせる美人顔。犬木愛さんと一般男性の声から、最新モテメイクを探ります!
ヘア&メイクアップアーティス
犬木 愛さん
自身初の著書『恋される女子になる大人かわいいヌケ感メイク』が人気。
“色気=上品”が新・モテ顔の絶対条件
犬木さん「甘え上手な“ついて行きます”系の女性じゃ、モテなくなってきましたよね。今の男性は、守ってあげたいという気持ちがありつつも、一緒にいて癒されて、時々垣間見える女性らしさにドキッとして、そしてともに人生を歩んでいけるような強さをも求めている気がします。まさに“芯ある美人顔”。ただ強いだけじゃなくて、そこにはきちんと計算された色気が隠されていないといけません」。
色気の出し方にもコツがあると、犬木さんは言います。
犬木さん「でも、色気を全面に出してしまうと“エロ”になってしまうので注意が必要。上品に“色気”を仕込むそのさじ加減こそ、今求められている“モテメイク”の基本だと思います。全体的に透け感があってナチュラルなんだけど、芯が通ってそうに見せるのが重要で、あからさまなのはNG。“仕込む”ことで、自然で上品な色気を纏うことができるんです。男性はやっぱりどこか強調されたメイクより、ナチュラルが好き。それは永遠。そこに今っぽさやその時代の男性の求める条件を上手に取り入れて、メイクに落とし込めたらいいですよね」。
2015年、真のモテ顔はここがPoint!
1. やりすぎないこと。
ナチュラルメイク、それは男にとって永遠。どのパーツも悪目立ちせず自然、でもふとした瞬間に色気を感じさせたい!
2. 計算高く“狙う”こと。
良い意味で計算高く“狙う”のが大人のモテ顔。したたかに仕込まないと、色気が下品になりエロになってしまうから。
3. “芯”を仕込むこと。
男性に頼りっぱなしな甘いメイクでは、今の時代、モテない! どこか芯を感じさせるやさしい強さをメイクで仕込んで。
旬のモデルをお手本に!
自眉を生かした太眉はみんな好き
(撮影/菊地泰久〈vale〉)
チークとリップの色はお揃いが◎
(撮影/吉田 崇〈まきうらオフィス〉)
こんなメイクじゃモテは狙えません!
濃すぎるチークと赤リップは男性にはNG。
太眉は自眉を生かした薄太眉ならOKとのこと。
最新モテ顔にアプデできてる?
(メイン画像)
「ただ甘いだけじゃない、芯ある美人顔に惹かれる」(会社員・男性・Nさん)
「薄め太眉にツヤ唇のバランスが好感度高いです」(会社経営・男性・Iさん)
「素顔を生かしたなじみメイクが上品で美人♡」(外資系・男性・Nさん)
犬木さん「アイメイクはナチュラルに見せかけて、実は光感をほどよく仕込んで。チークは血色を感じるか感じないか程度に抑えているけど、唇は色とツヤを盛って、ほのかな色気を忍ばせている。キリッとしているけど整えすぎない眉毛も、肌のツヤ感も、全て計算ずく」。
1.極薄に毛穴、色ムラをカバー。マキアージュ ドラマティックパウダリー UV 全7色 各¥3000、コンパクトケース DM ¥1000(編集部調べ)
2.超極細タイプ。ベネフィーク セオティ スマートアイライナー BR88 ¥2500(編集部調べ)
3.くすまず美発色。マキアージュ トゥルーアイシャドー BR264 ¥3500(編集部調べ)
4.ペンシル&パウダー。マキアージュ ダブルブロークリエイター BR611 ¥2000(編集部調べ・限定発売)/資生堂
5.ツヤまつ毛に。SHISEIDO パーフェクトマスカラフルディフィニション BR602 ¥3800
6.透明感と光感ある美肌へ。SHISEIDO ルミナイジングサテンフェースカラー RS302 ¥4000/資生堂インターナショナル
7.美容オイルでツヤ唇。マキアージュ ドラマティックルージュ RD454 ¥3000(編集部調べ・限定色)/資生堂
次回は、デートで彼を夢中にさせるアイメイクをお教えします。
MAQUIA2015年6月号
撮影/神戸健太郎(モデル) 宮本暁子(物) ヘア&メイク/犬木 愛〈Agee〉 スタイリスト/立石和代 モデル/小嶋陽菜(マキアモデル) 林田岬優 イラスト/原田美佳 取材・文/平沢朋子 構成/山下弓子(MAQUIA)
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