普段、何気なく選んでいる食べ物。選び方次第でダイエットや美容にもっと効かせることが可能! そこで2択で迷った場合、どっちを選ぶとよいかをクイズ形式でご紹介。賢い選択でおいしくキレイに!
迷ったとき、どっちを選ぶ?
キレイに「効く」食事これを選ぶが勝ち!
あすけん管理栄養士
道江美貴子さん
食事管理アプリ『あすけん』の企画・コンテンツ制作・開発管理に携わる。著書は『結局、これを食べるが勝ち 国内最大級の食事管理アプリ『あすけん』公式』(ワニブックス刊)など。
健康的に痩せるなら
どっちを選ぶのが正解?
外食やランチ、おやつなどの場面で、どちらの食べ物や飲み物を選ぶとよいかをチェック! ダイエット&キレイのためにぜひ覚えておいて。
カフェ
ブラックコーヒーVS豆乳ラテ
A たんぱく質、鉄、イソフラボンが摂れる豆乳ラテ
「ブラックコーヒーは低カロリーでカフェインの健康効果もあるので悪くありませんが栄養価は低め。豆乳ラテならたんぱく質、鉄、イソフラボンも摂れて◎」(道江さん、以下同)
揚げ物
ロースカツVS天ぷら
A 吸油率が低めで、キャベツと一緒に食べるロースカツ
「天ぷらは揚げ物の中でも吸油率が高く最もハイカロリー。中でもかき揚げは脂質量がダントツに高いのでダイエット中は要注意。豚ロースのフライは吸油率が低く、付け合わせのキャベツが脂質の吸収を抑えてくれるのでおすすめ」
麺
さぬきうどんVS冷やし中華
A 血糖値が上がりにくい具だくさんの冷やし中華
「麺類でもうどんは消化吸収が早くて太りやすく、特に食物繊維やたんぱく質が摂れる具が入っていないと栄養不足に。具だくさんの冷やし中華は血糖値が上がりにくく、栄養バランスも文句なし」
主食
納豆巻きVS梅干しおにぎり
A たんぱく質、イソフラボン、サポニンが摂れる納豆巻き
「梅干しおにぎりはカロリーは抑えられますが、たんぱく質が摂れないので△。納豆巻きはたんぱく質や女性ホルモンと似た働きをするイソフラボンが摂れ、サポニンが悪玉コレステロールを抑制し、ナットウキナーゼが血液をサラサラに」
おやつ
ギリシャヨーグルトVSゼロカロリーゼリー
A おやつ時に不足しがちな栄養素も補えるギリシャヨーグルト
「ゼロカロリーゼリーは太る心配はありませんが、おやつタイムに栄養を補うチャンスを無駄にするのはもったいない! ギリシャヨーグルトなら食事だけでは不足しがちなたんぱく質やカルシウムを補うことができます」
ギリシャヨーグルト パルテノ 脂肪ゼロプレーン砂糖不使用 ¥180/森永乳業
ラクトアイスVSアイスミルク
A ラクトアイスより低脂肪、低カロリーのアイスミルク
「容器にラクトアイスと書いてあるアイスは乳脂肪量は少ないけれど植物性油脂が添加されていてハイカロリー。アイスミルクのほうがラクトアイスよりカロリー控えめ」
ようかんVSハイカカオチョコレート
A 血糖値が上がりにくく、抗酸化成分も摂れるハイカカオチョコレート
「ようかんは糖質が多く、脳のエネルギー源にはなるけれど血糖値は上がりやすく太りやすいおやつ。カカオ70%以上のチョコは血糖値が上がりにくく、抗酸化作用の高いポリフェノールや、リラックス作用のあるテオブロミンも摂れます」
在宅ランチ
サバ缶パスタVS冷凍パスタ
A ちょい足しでたんぱく質が補えるサバ缶パスタ
「冷凍パスタは調理いらずで便利ですが、具が少なく栄養が糖質に偏りがち。サバ缶をちょい足しした手作りパスタなら、たんぱく質も補え代謝も上がるのでおすすめです」
飲み会
焼き鳥(砂肝、ねぎま、レバー)VS焼き肉(カルビ)
A アルコール代謝に必要な栄養素を含み、部位を選べば低脂質の焼き鳥
「牛肉中心の焼肉は脂質を摂り過ぎがち。特にカルビなどサシが多い部位は脂質が多め。焼き鳥ならアルコール代謝に必要な栄養素が摂れ、砂肝、ねぎま、レバーなどなら脂質も控えめです」
MAQUIA10月号
撮影/佐々木美果 イラスト/本田佳世 取材・文/和田美穂 構成/髙橋美智子(MAQUIA)