南青山のメディテーションスタジオ Medicha(メディーチャ)体験記
メディテーションと聞いて皆さんどんなイメージを抱くでしょうか。
「不思議な…何をするかわからない・・・目をつぶって何をしたら良いのかわからない。」「宗教ぽい?!」と言った印象を抱いている人は多いと思います。私もメディーチャを訪れる前はその1人でした。
そんな私の既成概念を覆した体験記をご紹介します。
そこは慌ただしく忙しい情報まみれの現代社会の中から私達を解放してくれる場所。
自分と洗練されたものだけに包まれる上質な空間で自分に余白を作りに行ける所。
強制感がなく堅苦しくもない、カジュアルに行けるスタジオでした。表参道駅から原宿と反対方向にPRADAのガラスのビルやヨックモックのカフェがある方向へ歩いて6.7分。
「五感へ総合的にアプローチする4ステップ」
メディテーションスタジオというと、まず構えてしまいますよね。そんな心配は無用でした。特別な着替えはなく立ち座りがしやすい服装で行かれたらベストです。初心者の私も4ステップを緊張感なく進められました。それぞれ異なった雰囲気の部屋を行き来することは温泉で温浴冷浴をして身体コンディショニングを整えるように、心の温冷浴をする感覚です。
まずは 「01. Tune In」の部屋と「02. Open Up」の部屋を自分の感覚のままに行き来をしました。30分間、過ごしやすいように自分の意志で過ごします。どちらの部屋にどのくらいいたら良いという正解はなく自分の感覚で居心地が良いほうに。「02. Open Up」の部屋にはクッションもあるので座っても横になることも出来ました。
Tune Inの見たこともないようなまっさらな白い空間に身を置いた時は心が浄化されるようでした。このお部屋は気付きを得るステップ。視覚に訴える照明演出によって緊張した身体感覚を自覚するそうです。夜空をイメージするようなプラネタリウムを思い出すOpen Upの空間ではどことなく懐かしいほっとする気持ちになりました。自分を解放し、脱力するステップでマルチチャンネルにて構成された音響空間に身を置くことによって副交感神経を優位な状態にし、メンタルをニュートラルに導いてくれます。これらのお部屋を行き来することで雑念から離れて本来の自分の感情に戻っていっていくような気がしました。
そしてそのあとステップ3「03. Shift」のお部屋へ集まります。モチベーティブでバランスの取れた状態へ導くステップとなります。特別な難しいことをすることはないので心配はいりません。体が柔らかくないとできないという時間でもありませんでした。初めての人にも不安がなくガイダンスの放送が導いてくれます。神経科学や心理学に基づくガイダンスメディテーション[HN1] 、日本語と英語の対応があります。なりたい自分へ導いてくれる15種のコースがあり、私は「my core」という忙しい日々の中、つい忘れがちな「大切なもの」を改めて認識し、より自分らしい人生を描いて行きましょうというセッションを選びました。
このメディテーションのお部屋ではアロマを使いたい人のためにアロマオイルが置いてありました。
リラックスできましたし、呼吸しやすいとても良い香りでした。ガイダンスが流れ、それに従っていく流れですが、強制感や圧はなく、呼吸をして息を吸うように自然とガイダンスの言葉が入ってきます。心を撫でてくれるような、聞いていて心地良い声紋と文言。時には「床に触って床の硬さや質感を感じましょう。」といった時間もありました。慌ただしい生活の中で自分にとって何が大切なのかを自然に気づかせてくれるプログラムだと感じます。
最後にお部屋を移動して自分が好きな茶器を選び、自分のためにお茶を淹れて、日常生活に戻る準備を整える「04. Align」という4つめのステップでコースが完了。舘内は体験型の美術館のようで、照明も家具も茶器も全て一流の物に包まれる空間で心地良いです。素足にふれる床の心地良さ、目にはいる照明の優しさや美しさ。
携帯の電源を切ってこの空間に身を置く心地良さを味わってほしいです。メディテーションと堅苦しく考えず心の美容室に行く感覚という例えが良いかもしれません。多忙で忙しい自分への贈り物感覚で訪れてみてはいかがでしょう。
ロスやNYではカフェや買い物に行くような感覚でこうしたサロンへ訪れる人が増えているそうですよ。日本にもそういう時代が来るのかもしれません。
東京都港区南青山5-3-18 ブルーサンクポイントC棟 地下1階
#medicha
プロ顔負けの美容マニア
得意な美容ジャンルは スキンケア。鋭い観察眼と豊富な経験をもつスキンケア通。コスメの発表会 セミナーレポートに定評あり。
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