過去、大幅減量に成功した経験を持つ美のプロたちの「私はこうして痩せました!」という体験談をお届けする連載企画。今回のゲストは、豚しゃぶサラダを食べ続け、気づけば20kg痩せたという管理栄養士の麻生れいみさん。17年間リバウンドなしという彼女が毎日の生活で気をつけていることから、「ダイエット食として完璧!」と太鼓判を押すダイエットメニューまでを大公開します。
管理栄養士
麻生れいみさん
出版社の編集・ライターを経て服部栄養専門学校栄養士科に入学。管理栄養士として活動するほか、20kgの減量に成功したダイエット経験に基づいた“食べて痩せて健康になる”ダイエット法を6000人以上に指導。『麻生れいみ式 ロカボダイエット』(ワニブックス刊)などダイエット関連本も数多く手がけ、累計著書は100万部を突破。新著『20kgやせた!糖質オフの肉野菜炒め』が発売中。
1日3食豚しゃぶサラダで-20kg!?
麻生れいみさんのダイエットQ&A
Q.ダイエットを始めた当時のきっかけは?
A.「仕事のストレスによる食べ過ぎで体重が65kgまで増えた30代後半に、当時出始めたばかりの豚しゃぶサラダにどハマり。元来凝り性なこともあり、毎日3食豚しゃぶサラダを食べ続けていたら、1年間で20kg痩せていました」
Q.成功したダイエットの内容・エピソードは?
A.「朝昼晩、豚しゃぶサラダを食べ続けていました。するとタンパク質と野菜をたっぷり摂ってお腹がいっぱいになるので、自然と炭水化物抜きの食生活になり、自分でも気がつかないうちに、今でいうロカボ(低糖質)ダイエットを実践していたのです。これは、カロリー制限や油抜きが主流だった当時のダイエット法とは真逆だったので、『お肉も油の入ったドレッシングも食べているのに、何故痩せたのだろう?』と疑問に思い、栄養学を勉強するために栄養士を目指す学校に入りました」
Q.過去に失敗したダイエットは?
A.「こんにゃくダイエット。カロリーオフは上手くいきませんでした」
Q.リバウンドしないために意識していることは?
A.「血糖値が緩やかに上昇するように、食事はベジファーストで。そして、食後はちょこちょこ動く! 食後に動くと血糖値の上昇を抑えられることが実証されているので、お皿洗いや拭き掃除など、どんなことでもいいので体を動かすようにしています」
Q.ダイエット成功後の周囲の反応や、ご自身の変化は?
A.「痩せて色々な服を着られるようになったのは嬉しかったですね。ダイエットをきっかけに管理栄養士の資格を取得し、現在のような活動をするようになったので、人生も大きく変わりました」
Q.日常で簡単にできるダイエットのアイデアを教えて!
A.「“肉野菜炒めダイエット”は簡単でいいですよ。不足しがちなタンパク質と野菜、そして良質な油を一皿で摂取できるので、ダイエットメニューとして完璧。食材を切ってフライパンで炒めるだけなので、10分もあれば作れてしまうから、忙しい女性にもオススメです」
Q.ダイエットが続かない女性に向けてエールやアドバイスをお願いします!
A.「ネットに溢れるたくさんのダイエット情報に振り回されるのではなく、気になった本を読んでみてください!」
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「私はこうして痩せました」体験談12選
※この記事はあくまでも本人の体験談に基づくものであり、効果・効能を示すものではありません。
取材・文/鈴木智美 企画/織田真由(MAQUIA ONLINE)
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