ここ数年マスクで隠れていた下半顔。気がつくと一気に増えていた肌悩み…。近々訪れるであろうマスクレスの日を見据え、ゆるみきった下半顔からの脱出法のすべてをココに。
長引くマスク生活で蓄積した悩みを攻めの対策で解消!
映える下半顔のための≪必修≫ビューティ
必修❷ほうれい線
「くっきり刻まれたほうれい線、オンライン画面越しだとやたら目立つ~」
「いくら『崩れないテク』を駆使しても、ほうれい線にファンデが溜まる」
「ほうれい線がちょっとずつ口横まで進出してきてヤバイ!」
やっぱり手っ取り早く、どうにかしたい。
ヘア&メイク 広瀬さん、メイクでほうれい線を隠すテク教えて!
ヘア&メイクアップアーティスト
広瀬あつこさん
長年にわたって培ったメイク知識と技術を最大限に駆使して、その人らしさを引き出した若見えメイクを提案。
「目の錯覚で溝をカバー」
☑光系ハイライトを“小鼻脇”にだけちょんづけ
「ほうれい線が目立つのは、頬の肉の影ができるから。なので、ダイレクトにカバーするのではなく、頬に食い込んでいるほうれい線のスタート部分を明るくするだけでOK。用意するのは、色がつかない光系ハイライター。これを小指の先に取り、小鼻脇にちょんとのせて。こうすると前から当たる光を受けて溝が膨らんで見え、ほうれい線が目立たなくなります」(広瀬さん、以下同)
軽やかなオイルベースでピタッと密着。白浮きしないベージュトーンでツヤと立体感をオン。フジコ ミニ ベール グロウ 01 ¥1210/かならぼ
美容成分を含んだ植物オイル配合の発光パールハイライター。ミネラルラディアントスキンバーム ニュートラルピンク ¥4400/エトヴォス
☑チークは“レインボー形”にふわり♡
「チークは、頬骨の下側に入れると可愛らしい印象に仕上がりますが、他人からの視線が下がるため、ほうれい線が目立って見えます。引き上げ印象のコツは、頬骨の上側を強調すること。頬骨を中心に楕円状にチークを入れますが、上側を濃く、虹の形を意識して。こうすると目の下のクマも同時にカバーできます」
☑口周りの肌を整えれば、マリオネットラインもカモフラ可能
「マリオネットラインや下がり口角を気にする人は多いのですが、ここはベースメイクを丁寧に仕上げるだけでほぼ解決します。というのも、口周りにシミやシワなどの影・くすみがあると、それだけで老けて下がった印象に。マスクがあるからと手を抜きがちですが、口角のキワまできちんとベースメイクを塗って」
MAQUIA12月号
撮影/資人導〈SEPTEM〉(モデル) 久々江 満(物) ヘア&メイク/広瀬あつこ スタイリスト/上田みのり モデル/佐藤さき(マキアビューティズ) イラスト/green K 取材・文/藤井優美〈dis-moi〉 摩文仁こずえ 構成/吉田百合(MAQUIA)
※本記事掲載商品の価格は、税込み価格で表示しております。