今こそ、口元老けにストップ！ “唇スキンケア”でシミ、シワ、ボリュームダウンを解消

お疲れ・不機嫌印象の原因は口元にあった！ 唇に特化したスキンケアやプロの手を借りる美容医療など、口元老けにさよならするための方法をご紹介。

幸薄い印象に見えてしまう
唇老け

合わないリップが老けの原因に!?
唇が老けやすいのは、肌と成り立ちが違うから。「唇は角層、粘膜上皮、粘膜固有層の三層構造で皮下脂肪はありません。角層はほとんどないくらいに薄く、炎症があるとカサカサに」（慶田先生）。「乾くからと舌でなめると、だ液が蒸発するときに水分が飛んでいきかえって乾燥してしまいます」（安森さん）。「輪郭が色抜けするのは唇が薄くなり内側に巻き込まれるのが原因。日ごろのケアでぷっくりとした唇を保ちましょう」（慶田先生）

原因は…
乾燥しやすい構造
唇は、肌にくらべて角層が薄く、また毛穴や汗腺がないので自ら保護膜を作り出すことができない。そのため冷房や紫外線などによる乾燥に非常に弱い。
唇をすぼめるから
口輪筋は括約筋というすぼめる筋肉のため、唇はそもそも縦ジワが入りやすい。年齢とともにボリュームダウンすると、唇や口まわりのシワが顕著に。
炎症が慢性化
食べ物や飲み物で随時刺激を受ける部分だけに、炎症が慢性化しやすい。その刺激によりメラニンが発生し、唇にシミができたり、くすんだりする。

広瀬さんがメイク前、モデルに必ず行う唇スキンケア。ぷっくり度がアップし、リップが映える唇に。

1 顔用の化粧水でコットンパック
化粧水を浸したコットンを2枚に割き、横長に二つ折りし上下の唇に。5分パックする。乾燥、縦ジワを防ぎ、透明感アップ。口まわりも同時ケア可能。

2 さらに保湿をしてラップパックを
リップクリームやセラムをたっぷり塗り、ラップを小さくカットして唇へ。5分ほどパック。

3 唇用のスクラブで不要な角質をオフ
ラップパックでふやけた唇表面の不要な角質を、リップ用の溶けるスクラブでオフ。唇をムニムニ合わせるだけで、洗い流しや拭き取りは不要。

手ごわい唇老けは美容医療に頼るのも手。銀座ケイスキンクリニック（https://www.ks-skin.com/）のメニューをご紹介。
※ご紹介する施術には、効果と感じ方に個人差があることをご了承ください。

色・輪郭悩みにはアートメイク
唇に色素を入れるアートメイク。輪郭の色抜けやフォルム、唇の血色の悪さを補整。「リップを塗らなくてもキレイな色になるので、マスク移りする心配もなくなり、とても快適です」（慶田先生）￥187000（２回分）

くすみには口唇ピコレーザー
「唇にシミがある人、グレイッシュにくすんでいる人におすすめ。シミの場合かさぶたができ、しばらくするとポロリと剥がれ落ちます」（慶田先生）￥30800／回（打ち放題）〜

萎み（しぼみ）対策はヒアルロン酸注入
「唇の端に注入口を開け、カニューレという道具を使って全体にヒアルロン酸を注入。上唇の山からも注入し、人中をくっきりさせます」（慶田先生）￥82500〜（初回トライアル）

MAQUIA 8月号
撮影／岩谷優一〈vale.〉（モデル）　ヘア＆メイク／広瀬あつこ　モデル／佐藤さき（マキアビューティズ）　イラスト／熊野友紀子　取材・文／小田ユイコ　構成／山下弓子（MAQUIA）
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