韓流ビューティをもっと知りたい！ 2022年最新メイクアップキーワードで紐解く韓国コスメ最前線

「こうなりたい！」を叶えてくれる韓流ビューティの、最新事情・おすすめコスメを多角的に深掘り！ 世界の美容を牽引してきたと言っても過言ではない韓流ビューティから、注目のメイクアイテムをお届けします。

2022年、Kコスメはネクストフェーズへきている!?　美プロへの取材から読み解く、今おさえておきたいキーワードをご紹介。

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メイクは意外とナチュラル志向

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質感重視、発色抑えめがトレンド。
リップは引き続きティントが人気

「リップクリーム感覚で使えるミュード（D）はポーチのスタメン。うっすらしか色づかない大人の仕上がりで好感度高め」（通山さん）。「THE粘膜カラーとしてヒットしたヘラ（E）、持ちがよくティントが強すぎないところが使いやすいモス（F）など、絶妙な発色がすばらしい」（森山さん）

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韓国はトリートメント使用率低め

「高性能のシャンプーが多いのか、トリートメントまでしっかりすることは日常では少ない」（イさん）。「最近使っている、韓国の美容室がプロデュースしているヘアケアアイテムが面白い！　トリートメントが先、という斬新なものも（G・H）」（南さん）

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良い成分を見つけたら即、製品化！
スピード感が韓国コスメの強み

「韓国コスメのブランド数、種類の多さは、ものづくりに対しての“フットワークの軽さ”にあるのかもしれません。新しい成分を発見したらすぐ製品化して販売。それがヒットするかしないかは二の次なんです。結果的に数多くの名品が誕生していますよね」（イさん）

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ジェンダーレス、サスティナブルが主流へ

「多くのブランドがジェンダーレス、サスティナブル化が当然に」（森山さん）。韓国美容は、ルッキズム、環境破壊を打破すべく日々進化。ビーガンブランドも増え、口コミで広がったONE THINGなども話題に。「なりたい肌に合わせて選べる。全15種類がラインナップする願望別化粧水」（通山さん）

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肌·心·体·環境、
すべてにおいて優しさの極みへ

「日本に比べ配合成分に対する意識が高く、一般消費者でも含有成分を“ファへ”というアプリでチェックしています。そのため、メーカー側も肌や環境にやさしいものづくりに積極的」（通山さん）。「フェミニンケアこそ優しいものを使いたいですよね。アロマティカ（I）は低刺激なのに洗浄力があり潤いキープできる名品」（宋さん）

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目元は盛らずにこなれカラーを使う

「昨年ローンチしたばかりのディーントのアイパレット（K）はオールマットで奥行きアイがつくれる」（Georgeさん）。「オレンジすぎも飽きたし、ブラウンだとくすむ、と思い、韓国YouTuberの子が愛用していたコーラルベースのアミューズのパレット（L）を即ポチ」（森山さん）。「30回は“どこの？”と聞かれたと思う。大人ウケするカラーマスカラ（M）」（通山さん）

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ベースメイクはやっぱりクッション

クッションファンデーションへの信頼度は引き続き高い。「何事もないような発光肌に（N）」（通山さん）。「つきもツヤもナチュラルで素肌が綺麗な印象に（O）」（森山さん）。「過労と疲労で開きまくった毛穴もひと塗りでカバー（P）」（宋さん）

MAQUIA5月号
撮影／新谷真衣　取材・文／浦安真利子　構成／山下弓子（MAQUIA）

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