これさえマスターすれば、いつものメイクが100倍あか抜ける! 美肌づくりに定評のあるヘア&メイクアーティスト中山友恵さんに、この春取り入れるべき推し肌とそのつくり方を教えていただきました。
計算し尽くされたツヤとカゲで、肌も顔立ちも驚くほど変わる
人気アーティスト4人の鉄板美肌見せメイクテク
中山友恵さんは
少女のような血色とハリのあるツヤ肌
STEP1 下地
素肌に足りない
ツヤと血色をON
下地の時点で、素肌に足りない要素をプラス。ツヤとハリ感を高める下地と血色を高める下地の2種類を重ねて、コンディションを整える。
指に2プッシュ取り、額、両頬、顎にのせたあと、指の面を使って顔全体に薄く伸ばす。
ふっくらとしたハリと透明感のヴェールを仕込む。クリアカバー リキッドベース 30ml ¥8250/アンプリチュード
POINT
コントロールカラーを指に少量取り、目の下から逆三角形に叩き込む。目のキワは避けて。
内側からほわんとにじむ血色肌に。モデリング カラーアップ ベース PK100 SPF25・PA++ 30g ¥4950/エレガンス コスメティックス
STEP2 ファンデーション
頬を中心に部分的に薄塗り
全体にFDを均一に塗ると平面的になってしまうので、カバーしたい部分からどんどん薄くなるように広げていく。フェイスラインは塗らなくてOK。
FDを1プッシュ出したら、少量を指に取り頬骨に沿うように薄くなじませる。
膜感のないつけ心地で、ツヤとカバーを長時間持続。ザ リクイド ファンデーション 115 SPF15・PA++ 30ml ¥11000/SUQQU
指に残ったFDで上まぶたのくすみをカバー。擦らず、トントンとやさしくなじませて。
指先にFDを少量足し、額にくるくる伸ばしたら、そのまま鼻筋を撫でるようにカバー。
小鼻や口角のくすみを隠したら、FDを塗った部分と塗っていない部分をなじませるようにハンドプレスを。
STEP3 パウダー
ポイント使いで崩れをブロック
日中よく動く眉間や目周り、皮脂が出やすい小鼻など、メイク崩れが気になる部分にパウダーを。質感を変えずにラスティング力を高める。
ブラシに粉を含ませたら、手の甲で一度払ってから気になる部分に。あくまで薄膜に。
質感を変えずにFDをFIX。ライトリフレクティングセッティングパウダー プレスト N ¥5500/NARS JAPAN
STEP4 コンシーラー
まずはシミが気になる部分に
シミやニキビ跡など、点で気になる色悩みには硬めのコンシーラーを。やわらかいと肌に厚くつきやすいので、テクスチャー選びも重要。
コンシーラーをチップに取り、シミにチョンとのせる。肌よりほんの少し暗めが◎。
適度な硬さで濃い色悩みもしっかりカバー。ソフトマットコンプリートコンシーラー 全10色 各¥3960/NARS JAPAN
STEP5 チーク
シェーディングとチークを同時に
肌のフレッシュさを抑えるような、落ち着いたベージュチークをセレクト。血色を与えつつ、さりげなくフェイスラインを引き締める効果も。
頬骨に沿ってふわっとのせたら、こめかみから生え際、こめかみから顎先にもふわり。
シルキーな質感で、肌にさりげない陰影と血色感を与える。ブラッシュ 4011N ¥4070/NARS JAPAN
STEP6 コンシーラー
クマ隠しはチークの後に
チークを入れたらクマが目立たなくなる、ということもあるので、この時点で気になる場合だけツヤ感のあるコンシーラーを。最小限を心がけて。
クマが気になる部分に筆のまま直塗りを。範囲を広げないように指で軽くなじませる。
シルバーパールが光を捉え、クマを目立ちにくく。ルミナス ペンブラッシュコンシーラー 02 SPF15・PA++ ¥3850/RMK Division
STEP7 ハイライト
目の下のツヤで美人度をアップ
ハリのある肌には、目の下のツヤがマスト。ここがふっくら立体的になることで、年齢を感じさせないフレッシュな肌印象が手に入る。
POINT
ハイライトを指に取り、目の下に軽く叩き込んで薄くツヤを仕込む。
デューイな輝きのあるツヤで、フレッシュな肌印象を叶える。ボーム エサンシエル スカルプティング ¥6050/シャネル
“肌の悩みをはね返す
生まれたばかりのような
ハリ・ツヤ・血色を実現”
MAQUIA4月号
撮影/菊地泰久〈vale.〉(モデル) 久々江 満(物) ヘア&メイク/中山友恵 スタイリスト/平田雅子 モデル/上西星来 取材・文/野崎千衣子 構成/若菜遊子(MAQUIA)
※本記事掲載商品の価格は、税込み価格で表示しております。
最終更新日: