美人印象を大きく左右する肌の質感やトーン。paku☆chanさんが、そのテクニックをすべて教えてくれました。これさえマスターすれば、いつものメイクが100倍あか抜ける!
計算し尽くされたツヤとカゲで、肌も顔立ちも驚くほど変わる
人気アーティスト4人の鉄板美肌見せメイクテク
paku☆chanさんは
目周りのツヤでピュア&ヘルシーに
「引き続きツヤはマストだけど、湿度が高すぎると品のない印象に。私が目指すのは、ピュアでヘルシーなツヤ肌づくりです。コントロールカラーを活用して、生命感のある肌トーンをつくりながら、ツヤ感のあるパウダーで素肌っぽさを引き立てるのがコツ。また、目元にツヤがあるとピュア感が増すので、仕上げのハイライトも欠かしません。」
A フェミニンでやわらかな肌印象に。モデリング カラーアップ ベース OR200 SPF25・PA++ 30g ¥4950/エレガンス コスメティックス B くすんだ肌に血色を与える。トップ シークレット インスタント トーンアップ ローズ SPF50・PA++++ 40ml ¥7150/イヴ・サンローラン・ボーテ C 美容液級のなじみの良さ。サブリマージュ レサンス ドゥ タン 全6色 40ml 各¥19250/シャネル D 細かい部分にもフィットする小さめの平筆。ebony15 ¥1080/Ancci brush
E ツヤを残して悩みをカバー。トーンパーフェクティング パレット 02 ¥4950/コスメデコルテ F 濡れたようなツヤを実現。オイル リッチ グロウ ルース パウダー ¥6600/SUQQU G 粉含み抜群の山羊毛使用。EVE311 ¥5500/Ancci brush H 繊細なツヤと紅潮感を表現。ディオールスキン フォーエヴァー クチュール ルミナイザー 02 ¥6380/パルファン・クリスチャン・ディオール
下地
ヘルシーオレンジを全体に
健康的な肌に見せるために、コントロールカラーはクマやシミ、くすみを万能にカバーするオレンジを。全体にムラなく広げる。
POINT
Aを両手の指全体に伸ばしたら、指の面を使って顔の中心から外側に向けて均一になじませる。
ファンデーション
トーンアップ下地を混ぜて
手の甲にFDとトーンアップ効果のある下地を取り、パーツごとにブレンドの割合を調節しながらのせる。これだけで肌にメリハリが。
POINT
BとCを1:2の割合で手の甲に出す。ブレンドしながら使うので、この時点では混ざらないように注意。
目の下やまぶた、鼻筋、顎先など、明るさが欲しい部分には、BとCが1:1になるように混ぜながら、Dを使ってなじませる。
色ムラの少ないフェイスラインや、赤みをカバーしたい小鼻には、ファンデーションだけをのせ、スポンジで薄膜になるように重ねる。
コンシーラー
FDと混ぜながら質感を操作
コンシーラーも、手の甲に残ったFDを少量混ぜてからクマにのせる。そうすることで肌の質感に溶け込み、より自然な仕上がりに。
E-aをDに取り、Cを少し混ぜてからクマが出ている部分に。4のスポンジでトントンとなじませて。
パウダー
圧を変えてコントゥアリング
ブラシの圧を変えることでパウダーの量を調節し、部位によって異なるツヤ感を演出。立体感を出したい部分は薄くのせ、ツヤを強調。
6 FをGにまんべんなく含ませたら、額に圧をかけるようにしっかりと粉をのせる。テカらせたくないほうれい線も同様に。7 頬やフェイスラインなどの他のパーツは、圧をかけず残った粉をふわっとのせる程度でOK。
ハイライト
頬と目元に立体感をプラス
頬の高い位置と目周りに、ほんのりと赤みを帯びたピュアなハイライトを入れて、生き生きとしたツヤを纏わせたら完成!
Hをフェイスブラシに取り、目頭下から頬骨部分に沿って滑らせる。赤みがあるからチークの役割も。
ブラシに残ったHを、くすみがちなまぶたにもひとはけ。このひと手間で肌全体があか抜ける。
“仕込みのコントロールカラーと仕上げのハイライトで
血色感のあるうぶ肌に”
MAQUIA4月号
撮影/吉田 崇(モデル) 久々江 満(物) ヘア&メイク/paku☆chan〈Three PEACE〉 スタイリスト/滝沢真奈 モデル/宮本茉由 取材・文/野崎千衣子 構成/若菜遊子(MAQUIA)
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最終更新日: