誰をも夢中に！ シャネルの名品アイパレット「レ キャトル オンブル 362」の魅力を徹底分析

星の数ほどあるアイパレットの中でも、私たちを夢中にさせる4大名品を厳選。その比類のない素晴らしさを、コスメを愛する二人が熱くしゃべり倒します！ 今回注目するのは、シャネルの「レ キャトル オンブル 362」。

女性をエンパワメントし続けるブランド
シャネル
レ キャトル オンブル 362

とにかく粉質が段違い！
特にブラウンの発色が素晴らしい

火箱 まず何が素晴らしいって、このパウダーの質感！　サラッとしながら絶妙にしっとりしているんですよね。
森山 なんて言うか、質感さえも上品だよね。一切ザラつきがなくて、まぶたに伸ばしたときにスッと溶け込むように馴染んでくれるのは、本当にさすがの一言。
火箱 分かります～！　右上のピンクってパール質感なんですけど、塗ると真珠みたいな柔らかな丸みのある光で本当にキレイ‼　キラキラが子供っぽくないんです。
森山 簡単に抜け感と立体感が出せるし、夕方になると頬にパールが飛び散ってるなんてことがないとこも好き。
火箱 それ、大人には大事ですよね。ちなみにどの色もチップで塗るとしっかり色づくけど、よりナチュラルでカジュアルに塗りたいので、いつも私は指で塗っていて。
森山 あ、同じ！　指にとってササッと滑らせるだけでこなれた深みが生まれるところが本当に最高！　もちろん、グラデーション塗りも息を呑む美しさだけどね。

ここがすごい！
ピンクだけど甘ったるくない、
大人のためのピンクパレット

森山 私ね、本来はピンク系パレットは苦手なジャンルだったの。まず最初に「ピンクかぁ」ってなっちゃう。
火箱 同じです！　でも私、「このピンクは塗らなくちゃ‼」って初見で思ったんですよ。それで塗ってみたら「私……、ピンクいけるんだ！」って感動して。
森山 私も全く一緒。アイパレットを見たときと塗ったときで、いい意味で裏切られるよね。甘くないの、全然。むしろ芯があって、自立した女性像をイメージしたかも。
火箱 この、右下のマットなブラウンが秀逸なんですよね。ピンクに対する恐怖心を受け止めてくれる上に、びっくりするほど顔から浮かずに馴染ませてくれる。
森山 そうそうそう！　それにピンク自体も、プラムやくすんだ赤みのある色だから甘くなりすぎないんだよね。
火箱 ブラウンが好きな人もピンクが好きな人も、コンサバ派さんもオシャレ好きな人も全方位楽しめますよね！
森山 ピンクパレットの新たな扉を開いた、革命的な逸品。

MAQUIA10月号
撮影／柴田フミコ（モデル）　橋口恵佑（物）　ヘア＆メイク／犬木 愛〈agee〉　スタイリスト／西野メンコ　モデル／林田岬優　イラスト／吉岡香織　取材・文／森山和子　構成／火箱奈央（MAQUIA）

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