数多くのモデルやタレント、アーティストからラブコールの絶えない人気ヘア＆メイクのNAYAさん。この夏の注目カラーアイテムを使って、今っぽくて盛れるメイク術をアンサー！
強め可愛いメイクの達人は、
どう使いこなす？
ヘア&メイクNAYAの盛れる夏メイク
ヘア＆メイクアップアーティスト
NAYAさん
ヘアサロン勤務後、ヘア＆メイクアップアーティストを志しアシスタントを経て、独立。抜け感のあるメイクはもちろん、どこか強めな盛り感のある仕上がりを得意とする。
90年代のスーパーモデルカルチャーが私の源流
「中学生の頃、テレビ番組の『ファッション通信』を見るのが好きで、ファッションの世界に携わりたいと思い、ヘア＆メイクの道に。当時の90年代はスーパーモデル全盛期。アンバー・バレッタやクラウディア・シファー、ケイト・モスやナオミ・キャンベルなどが大好きでした。彼女たちが色んなメイクに変身していく熱量高めなバックステージに魅了されて、メイクアップアーティストのパット・マクグラスにも夢中に。
ここ数年、Y2Kブームで当時のファッションやメイク、カルチャーが再燃していますが、私の中にはずっと根底に流れるブレない軸として存在し続けていて。それが、“強さ”や“盛り”に現れているのかもしれないですね」
NAYA's Makeup Rule 1
盛るべきところをきちんと盛る！
どんな人でも、盛りどころを押さえたメイクが好きなんです。そのポイントは人それぞれですが、個々のチャームポイントを引き立てるのが基本。盛ると言ってもただ塗り重ねればいいわけではなく、引き算した方がいい場合の人もいるので、その場合は引いて引いて1カ所だけ主張させる、というのも有効です。
ラネージュのリップ
「ガサガサ唇も即プルプルになるんです」。リップスリーピングマスク ベリー ￥2365／LANEIGE
エレガンスのマスカラ下地
「パッチリまつ毛には欠かせない名品マスカラ下地です」。カールラッシュ フィクサー ￥3300／エレガンス コスメティックス
NAYA's Makeup Rule 2
似合う骨格や目と目の距離を意識する
まず最初にリキッドファンデーションを3色程使って顔の立体感を作ったら、シェーディングを加えて顔のメリハリを調整。目の距離も大事で、離れていたら眉下にサッとシェーディングをのせて距離を狭めて寄せてみたり、中顔面が長ければ頬に逆三角にのせて面積を縮小して見せたり。顔がより際立つ土台に。
NARSのファンデとブロンザー
（右）「マットな仕上がりでテレビでもキレイに映るんです」。ソフトマットコンプリート ファンデーション 全6色 45ml 各￥6160、（左）「長年愛用しているシェーディングパウダーはコレ」。ラグナ ブロンジングパウダー 02 ￥6050／NARS JAPAN
NAYA's Makeup Rule 3
好きなものを探り、見つけて寄り添う
雑誌などのメイク提案の場合は自分の提案したいメイクをしますが、タレントさんや俳優さんたちをメイクする場合は、それぞれが好きなものの中で最大限魅力を引き出すメイクを提案するのがモットー。話をしたり服を見て探りますが、やっぱり好きを軸にした方が、メイクされた人の表情にも差が生まれますよね。
MAKEUP ITEMS
Aaの締め色を二重幅にのせたあとに、bをアイホールと下まぶたのキワ全体にのせてピンクをかける。さらに上まぶたの目頭〜黒目上までにcの輝きをプラス。インウイ アイズ 09 ￥7700／資生堂（限定色） B目元をドラマティックに仕上げている分、眉毛のトーンをやや明るく。付属のブラシで眉表面をなでる。ヴィセ フラッフデザイン アイブロウカラー BR-3 ￥1100（編集部調べ）／コーセー C頬中央に横長に馴染ませる。キャンメイク クリームチーク（パールタイプ） P06 ￥638、Dチーク上部に重ねるようにオン。同 ムーングロウハイライター 02 ￥880（5月31日発売）／井田ラボラトリーズ E輪郭よりややオーバーに直塗りする。ルージュ ココ フラッシュ 262 ￥6270／シャネル（限定色）
大事な結婚式も広告撮影も
NAYAメイクじゃなきゃ！
NAYAちゃんとの出会いは、遡ること約7年前。雑誌のPopteen専属モデルを卒業する頃の作品撮りが、初めましての現場でした。その後のきっかけは正直覚えてないんですが、気づいたら私の顔を作る上で欠かせない存在に！とにかくNAYAちゃんがメイクしてくれると、盛れるんですよね。特にオーバーリップが好きで、プライベートでもマネしてます。私の盛れる顔を分かってくれているし、好きなものを理解してくれているので信頼感も大きい。ナチュラルでも盛れるから、広告やファッションショー、大事な撮影やもちろん結婚式もお願いしました！これからも、たくさんお世話になります♡
BY Michopa
MAQUIA 7月号
撮影／菊地泰久〈vale.〉（モデル） 橋口恵佑（物） ヘア＆メイク／NAYA スタイリスト／鈴木美智恵 モデル／池田美優 構成·文／森山和子
トップス￥8590／ザラ カスタマーサービス(ザラ)
※本記事掲載商品の価格は、税込み価格で表示しております。
公開日：
MAQUIA2025年6月20日発売号
集英社の美容雑誌「MAQUIA(マキア)」を無料で試し読みできます。マキア8月号の大特集は「気になるあれの真相、マキアが解説します！」。通常版の表紙は鈴木えみさんです。
