チャイボーグ、中華メイクとも呼ばれる「ワンホンメイク」が、SNS上で大きな話題に。中国人女性のような凜とした強さと美しさを兼ね備えたメイクが、インフルエンサーをはじめ美容感度の高い女性たちの間で新たなトレンドとなっている。今回は、「ワンホンメイク」の中でも特に人気の高い「白湯メイク」と「純欲メイク」、さらにアップカミングな「Y3Kメイク」を、人気アーティストのギュテさんが提案。マキアきってのチャイボーグ好きエディター・奈良が弟子入りし、ギュテワールド炸裂の“NEO”ワンホンメイクに挑戦します!
ギュテ流ワンホンメイクは美しいだけじゃない!
透き通るような白肌に赤や黒などの強い色を合わせるワンホンメイクですが、ギュテさんの手にかかると一味違う仕上がりに。「僕にとってメイクは、顔だけを完成させるのではなく、その場の空気まで変えてしまうようなムードを纏わせる行為なんです。『白湯』『純欲』『Y3K』というキーワードから、どんなキャラクターを作り上げるかを考えるのはとても楽しい作業でした。ただ綺麗な顔を作るのではなく、ヘアやアクセサリーにもとことんこだわって、その裏にストーリーを紡ぐのがメイクの醍醐味!」(ギュテさん)
仕込みハイライトがポイント【白湯メイク】
カラーレスと受け取られがちな「白湯メイク」にもギュテさん流のこだわりが。「白湯メイクの裏テーマは、病弱な令嬢。ただ色素を抑えるだけだとメイク感がなくなってしまうので、ハイライトを仕込んで肌にハリ感を演出し、目周りだけを薄くくすませることで、品を保ちつつ儚げな印象に。血色がない分、まつ毛などのディテールを丁寧に仕上げることも重要です」(ギュテさん)
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清純+色気=【純欲メイク】
純欲メイクの本来の定義は、純粋さやあどけなさを感じる少女性。「ピンクを重ねてピュアな血色感を仕込みつつ、切れ長なアイラインやメリハリのあるツヤで甘くなりすぎないようにハンドリングするのが僕流の純欲メイク。大人が取り入れてもギャップなく楽しめるはず」(ギュテさん)
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未来のメイクはこんな感じ!? 【Y3Kメイク】
まだ見ぬY3K(3000年代)のメイクとは?「3000年代にどんなメイクが流行っているかなんて到底わからないけど、こんなふうにメイクを自由に楽しめているといいな、という願望を込めて作りました。色とりどりのアイメイクやラメをのせた眉、束感で魅せる下まつ毛や黒リップなど、今のトレンドとは逆をいく要素を盛り込み、ギャラクシーなメイクに」(ギュテさん)
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撮影/tAIki(モデル)
ヘア/神谷真帆
メイク/ギュテ
スタイリスト/平田雅子
モデル/奈良彩花(MAQUIAエディター)
取材・文/野崎千衣子 企画・構成/横山由佳〈MAQUIA〉
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マキアエディター
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