セルフアレンジをする女性が増え、スタイリング剤の需要は年々増加傾向に。しかしワックスだけでも種類がたくさんあり、その上オイルやムース、スプレーなどバリエーションが豊富。「どれを使えばいいの?」とお悩みの方に、仕上がり別にスタイリング剤の使い方を伝授します!
Q.巻き髪にぴったりなスタイリング剤が知りたい。量やつけ方によって違いはあるの?
A.もちろんあります! 使い分けや2種類を混ぜ合わせるなど、質感の違いを楽しめます
まとまりさえすれば…と何となくでスタイリング剤を使っている人はもったいない! 今よりさらに美しい仕上がりをゲットできるはずです。巻き髪となるとキープスプレーを使う方がほとんどだと思いますが、パサついて見えがちなのがネック。うるおいがあってヘルシーな巻き髪は好感度が高いので、オイルやワックス、バーム系のスタイリング剤を上手く使い分けて美髪力を底上げしましょう!
表参道の裏路地にあるヘアサロン『Un ami omotesando』のトップスタイリスト。マキア読者に絶大な人気を誇る、神崎恵さんのヘアメイクを担当していることでおなじみ♪ 自然体な可愛らしさを引き出す高い技術と知識のほか、磨き抜かれたセンスによるアレンジにも定評あり!
カールをきれいに出したいときは・・・「オイル」
髪になじみやすいオイルは重たくならず、巻きがとれにくいのがうれしい。カールの動きを立体的できれいに見せる効果があります。
【つけ方のコツ】
【1】髪を巻いた後、オイルを10円玉ほどの量をとり、手のひら全体に広げます。
【2】髪の外側からやさしく手グシを通してオイルをなじませます。ウエーブがとれないよう、下に引っ張りすぎないことを意識して。
【3】今度は内側から手グシを通し、同様になじませます。最後にカール部分を軽く握るときれい。
ツヤを出したいときは・・・「オイル+ソフトワックス」
流行のウエット質感なら、オイルとワックスを混ぜてオリジナルの「オイルワックス」を作りましょう。ツヤ&束感が出てこなれた巻き髪に♪
【つけ方のコツ】
【1】オイルを10円玉大、ワックスを画鋲の頭くらいの量で混ぜます。手のひらと指の間まで伸ばして使います。
【2】髪を片サイドに集めて中間~毛先へ同時にもみ込みます。
飛び出した毛を抑えたいときは・・・「バーム系」
髪の長さにバラつきがあってアホ毛が飛び出てしまう場合は、ほどよくボリュームをセーブしてくれるバーム系を。同時にヘアケアもしてくれるので髪が傷みにくいのが特徴です。
【つけ方のコツ】
【1】バームを小指の爪半分くらいの大きさでとり、指先までまんべんなく伸ばします。
【2】指先でちょんちょんとバームをつけて飛び出た毛を抑えます。つけすぎるとベタついて不潔に見えがちなので注意。
■SALON DATA■
TEL:03-5774-1011
住所:東京都渋谷区神宮前5-6-13 ヴァイス表参道1F
営業:月曜定休
ヘア&メイク/津村佳奈 モデル/村井美樹 撮影/廣江雅美 文/井上ハナエ
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