筋肉は美肌にも小顔見えにも効果が。ならば、「美容筋」を鍛えない手はない!「MAQUIA」10月号から、森 拓郎さんによる小顔づくりに重要な美容筋のトレーニング法を紹介します!

小顔づくりに重要! ボディワーカー森 拓郎さんが教える、美容筋の鍛え方_1

愛でて鍛えて育んで。筋肉は美の源
筋肉のしくみを知って
美肌も! 小顔も!

教えてくれたのは
森 拓郎さん

ボディワーカー

森 拓郎さん

「rinato」、「ルポルテ」オーナー。『森拓郎式 美脚スティック』(ワニブックス)など著書発行部数は累計100万部以上!

美容筋の鍛え方

胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん)


石原さとみさんが鍛えていることで話題となった筋肉。くっきり美しいフェイスラインを作るには、ほぐす・伸ばす・縮めるの3方向からアプローチ。

1筋肉を上→下へほぐす

1 筋肉を上→下へほぐす
顔を軽く左に傾け胸鎖乳突筋をつかんだら、親指と人差し指で耳下〜鎖骨まで3〜5回もみほぐす。反対側も行う。

2口を開いて頭を傾ける

2 口を開いて頭を傾ける
右鎖骨の内側に両手を重ねて置く。軽く口を開きながら頭を左へ倒し、首の前側が伸びているのを感じて。

3斜め上に向けて下あごを出す

3 斜め上に向けて下あごを出す
口を開けたままゆっくり左斜め上を向き、下あごを天井に向けて突き出したら30秒キープ。反対側も同様に。

4再び左斜め上に顔を向ける

4 再び左斜め上に顔を向ける
2と同様に右鎖骨の内側に手を重ねたら、軽く口を開けて首の前側を伸ばしながら顔を左斜め上へ向ける。

5右鎖骨に向け顔をおろす

5 右鎖骨に向け顔をおろす
あごを右鎖骨に近づけるイメージで顔を斜め右下にゆっくり向ける。10回繰り返したら反対側も同様に行う。

内側翼突筋&咬筋(ないそくよくとつきん&こうきん)


食いしばりなどで張りやすく、むくみとセットで顔を大きく見せる要因に。こわばりを緩めるだけでも印象が変化しやすいパーツ。

1あごの裏側を刺激

1 あごの裏側を刺激
軽く口を開き、エラのすぐ横にあるあご裏のくぼみに親指を入れ30秒キープ。指1本分ずらし同様に。左右1回。

2下あごを固定する

2 下あごを固定する
あごの下に手のひらの下半分をあてる。手のひらとあごでお互いに押し合うイメージで軽く力を入れる。

3ワニのように上あごを開く

3 ワニのように上あごを開く
手のひらと下あごは押し合いながら固定し、ワニが口を開くイメージで上あごだけをゆっくり開く。10回行う。

4頬骨下にある咬筋をほぐす

4 頬骨下にある咬筋をほぐす
軽く口を開け、耳に近い頬骨下で食いしばると筋肉がぽっこり出る部分を指の腹で優しく上下に30秒ほぐす。

大胸筋(だいきょうきん)


こわばると、デコルテラインを収縮させ、巻き肩や首が短く見える原因に。伸ばすことでデコルテと姿勢の詰まりをリセット。

1ひじは肩より上小指側を壁に

1 ひじは肩より上 小指側を壁に
足を肩幅に開き、壁と平行に立つ。右手の小指側を壁につけ、ひじは肩より少し上に。左手で右腕の付け根を押さえる。

2左肩を引いて胸を突き出す

2 左肩を引いて胸を突き出す
左肩を後ろに引き胸を前に出し30秒キープ。ひじの位置を肩と水平、肩より下に変えて行う。反対側も同様に。

下後鋸筋(かこうきょきん)


猫背などで伸びきってしまうと肋骨が圧迫されてガチガチに。刺激を入れることで姿勢が変わり、呼吸も深くなるのが分かるはず。

1肋骨を固定して腕を前に伸ばす

1 肋骨を固定して腕を前に伸ばす
軽く足を開いて椅子に座り、右手で左側の肋骨を固定する。左腕をまっすぐ前へ伸ばしたら、ゆっくり真上へ。

2体はねじらずに腕を斜め後ろへ

2 体はねじらずに腕を斜め後ろへ
手のひらを上に向け、腕を斜め後ろへ。体がねじれないよう肋骨は固定し、左肩を下げて腕を後ろへ伸ばす。2秒キープし1に戻る。これを10回繰り返し、反対側も同様に。

MAQUIA10月号
撮影/岩谷優一〈vale.〉 ヘア&メイク/榛沢麻衣 スタイリスト/福永いずみ モデル/大塚まゆか 取材・文/国分美由紀 企画/火箱奈央(MAQUIA)

最終更新日:

MAQUIA書影

MAQUIA2024年9月21日発売号

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