「誰にとっても運気の流れが早い今年は、“なんだか落ちそう”と感じたら素早くリセット。自分をニュートラルに保っておくことが大切です」という牧野さん。「MAQUIA」8月号では、心を癒し浄化してくれるような香りをご紹介。その中から、長い伝統を持つ銘香とキャンドルをピックアップ!

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牧野和世

ビューティプロデューサー・香水コーディネーター。香りで運命を操るエキスパート。


「よくないもの」は香りの力で寄せつけないで!


「自宅はエネルギーを蓄える場所。特に玄関など、まず足を踏み入れる空間をそうした香りで満たし、外で背負ってきたストレスや、よくないものをうちに持ち込む前に落としてしまいましょう。自分が心地いいと感じられる、穏やかで清らかな香りであることはもちろん、自然のリズムと調和し、そのエネルギーをもらえる植物の香り、あるいは宗教的な場所にゆかりがあって、そのパワーが封じ込められているような香りもおすすめ。宗教の儀式では、必ずお香を焚くでしょう? それは香りには、悪いものを寄せつけない力があると信じられてきたから。運気を落とす要因はいち早く払い落して、幸運体質を手に入れなくちゃ!」



心地よく染み入るようなハーブやウッドの香り

(メイン画像左)


1643年、パリに創業。フランス王室にも愛された世界最古のロウ製品メーカーのキャンドルは、100%植物由来で職人による手づくり。これは殺菌効果や鎮静効果の高いユーカリやミント、お茶、カモミールのアロマティックで洗練された香り。シール トゥルドン センティッドキャンドル ダダ 270g ¥9500/ドゥーブルアッシュ



心を鎮める白檀の静かな香りをくゆらせる

(メイン画像右)


日本の香の伝統や文化を受け継ぐ、1705年創業の京都の老舗の香り。ほのかに甘くまろやかな白檀の香りは、心を穏やかに落ち着かせ、日本人で良かった!と思わせてくれる。名旅館でこの香りに迎えられて以来、牧野さんもお気に入りだとか。銘香 芳輪 堀川 渦巻型 10枚入り ¥2800(香台付き)、四方香皿 ¥540/松栄堂



次回はすっきり爽やかな香りをご紹介します。


MAQUIA8月号

撮影/山口恵史 スタイリスト/田中美和子 取材・文/巽 香 構成/鵜飼香子(MAQUIA)




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