元美容部員・現役美容講師が伝授！夏の肌荒れ・ニキビケアのポイント4つ【夏のおすすめスキンケア】

夏の肌は、いつもより汗や皮脂が多く分泌されるうえに、汗と一緒に肌のうるおい成分が流れてしまうことで肌の水分油分バランスが崩れて肌表面のバリア機能が低下し、実は肌あれが起こりやすい時期。

さらには、紫外線という肌への最大の刺激が降り注いでいるため、紫外線によるダメージで肌表面が炎症を起こしてデリケートな状態に。過剰な皮脂に紫外線があたることで酸化し、ニキビができやすくなることも。

このような夏の肌には、ベタつきやざらつき、毛穴の黒ずみ等が気になってゴシゴシ洗ったり、無理やり肌の汚れを取るようなケアは厳禁！！

また、さっぱりケアで保湿が足りないと肌トラブルが悪化したり、老化が加速するおそれも……。

夏の肌を健やかに保つために意識したいのが、この3つ！

①しっかり水分を与えること

②できるだけ刺激を避ける＝摩擦しないこと

③抗炎症成分配合のスキンケアを使うこと

④なるべくシンプルなケアで肌への負担を避けること

洗顔を選ぶポイントは、以下の3つ。

・W洗顔不要
・ジェルまたはバームタイプ
・抗炎症成分配合

最近のお気に入りが、〈ドクターケイ〉の「薬用Cクリアクレンジングジェル」。

肌荒れを防ぐ抗炎症成分「グリチルリチン酸ジカリウム」を配合したジェルタイプの薬用クレンジングです。

ビタミンC誘導体を中心とした11種のビタミンや、毛穴ケア成分、角質ケア成分も配合されており、肌荒れやニキビの原因となる炎症を抑えるとともに、毛穴の黒ずみのもととなる皮脂や古い角質、メイク汚れを植物由来の洗浄成分でやさしく且つしっかりオフしてくれます。

ジェルタイプなのでクッション性があり、優しくなでるようになじませるだけでしっかり汚れが浮くので肌への負担もかかりにくく、ハーバルオレンジの香りも癒されます♪

肌荒れやニキビが気になるときは、あれやこれやと塗ったり触れたりするのはNG！

・極力「引き算」を心がける
・シンプルなケアでできるだけ摩擦を減らす
・抗炎症成分が含まれているとよりGood
・保湿もしっかりできるもの

夏はベタつくのを避けたり、なるべくさっぱりさせたほうがいいだろうと、化粧水しか使わない方もたまにいらっしゃいますが、化粧水＋さっぱりテクスチャーの乳液か、オールインワンジェルを選ぶと◎。

オールインワンタイプのスキンケアは本当にたくさんありますが、抗炎症成分がしっかり配合されているのが〈ファビウス〉の「エクラシャルム」。

モンドセレクション2年連続金賞受賞するなど、口コミでも人気なんです！

有効成分の「グリチルリチン酸ジカリウム」（抗炎症成分）と「トラネキサム酸」が配合されており、肌荒れやニキビ後の肌が不安な方も、なめらかな肌をキープするのに役立ちます。

しかも、肌の内側と外側から徹底的にうるおいをチャージして、植物由来成分を中心とした美肌成分により、洗顔後これ1つ塗るだけでマルチに美肌キープをサポートしてくれる頼もしい存在！

熱帯夜対策でエアコンをつけたまま寝ていますが、ナイトパック感覚でたっぷりめに塗って寝ると翌朝の肌がぷるっぷるにうるおうのでおすすめ。

日中、肌の乾燥やピリピリ感を感じるときには、こまめに保湿スプレーでケアするのも良いです！

発売以来、毎年欠かさずストックしている〈キュレル〉の「ディープモイスチャースプレー」は、消炎成分のアラントイン配合で肌の炎症をケアしながら、微細化したセラミド機能成分が肌の奥まで浸透し、肌荒れやカサつきをケアしてくれます。

顔だけでなく全身に使えるので、日焼けしたときの肌の鎮静にもおすすめ！

冷蔵庫に入れておくと、霧のように細かなミストがひんやりと肌を包んでくれて気持ちいいですよ♪

夏の肌荒れやニキビは、しっかりケアしておかないと跡に残ったり、悪化しがち。

最近肌あれが気になるという方は、シンプルながらに的確なケアを取り入れてみてくださいね！