「MAQUIA」12月号では、水井真理子さんが、毎日のスキンケアの効きが格段にアップする「とっておき」の方法を披露。スキンケアが効かない、と悩んでいるなら、「手」で肌に触れて確かめることが大切です。
美容家・水井真理子さん直伝!
肌の声に耳を傾ければ、
的確なお手入れができます
「毎日しっかりお手入れしているのに、肌調子がイマイチ…という人は、自分の肌と“会話”できていないのかも。物言わぬ肌と会話?と思う人もいるかもしれません。でも実は、肌はちゃんと“声”を発しているんです。では、どうその声を聞けばいいのか。その答えは、「鏡」で肌を冷静に見ることと「手」で肌に触れて確かめること。人は案外、自分のことをわかっていません。正しい鏡の見方を身につければ、客観的に自分を捉えることができ、メンテナンスすべき箇所が浮き彫りになります。そしてもうひとつ、肌に触れることで、いつものお手入れが正解かどうかを確認できるのです。この2つの“会話”を心がけるだけで、きっと“効く”スキンケアを実感できるはずです」
Profile
トータルビューティアドバイザー。豊富な経験と知識に基づいた、的確かつ愛のあるスキンケアアドバイスが人気。
手で会話
手で触れて今のスキンケアが合っているか確認すれば、無駄打ちすることなく的確なケアが可能に。
朝イチで顔に触れて
スキンケアの満足度を確認
手で触れたときの肌の質感から、「前日の夜のスキンケアが正解か」がわかります。朝起きたらぬるま湯のみで洗顔をし、10分間放置。その状態で以下4つの方法で肌に触れてみて。最初は違いがわからなくても、毎日触れていくうちに、手と肌の“会話力”がアップするはず。
潤い足りてる?
両手の平で頬を包んだ際に、腕の肌と同じくらいサラサラしているなら、水分と油分が足りない証拠。入れ込みや保湿を強化して。
ベタついてない?
指の腹でTゾーンや眉上に軽く触れて、その指を見てみて。明らかにギトっと油分がついていたら、隠れ水分不足なことがほとんど。化粧水の重ねづけが有効。
そろそろ角質ケアすべき?
鼻の横やあごを中指と薬指で触れた際に気になるゴワつきやザラつきは、不要な角質が溜まっているサイン。上手に角質ケアを取り入れて。
ハリケア、必要?
人差し指、中指、薬指の先で頬を垂直に軽く押した際に、ぷりっと跳ね返す感覚があればOK。ずんと沈むようならハリ不足なのでエイジングケアの強化を。
スキンケア時のちょっとした触れ方で
効き目をぐぐっと上げる!
スキンケアをする際に、ただ漫然とコスメを塗っているだけではもったいない。ちょっとした手の触れ方次第で、たるみやコリ、くすみなどの気になる悩みにより深く届くんです。化粧水や美容液、乳液、クリームを塗る際にぜひ取り入れてみて。
乾燥には圧迫プレス
コスメをなじませた後に、このひとテクで浸透が格段にアップ。両手で顔全体を包み込むようにして、ぐ~っと圧をかけて。
たるみには手の平リフト
両手の平で肌を包み、密着させたまま上に引き上げるように。肌を重力から解放し、たるみや開き毛穴を上向きリセット。
くすみにはピアノタッチ
ピアノの鍵盤を弾くように指先をパタパタと小刻みに動かし、全体を刺激。肌が活性化しくすみが一掃。メイクの上からも◎。
コリにはつまみほぐし
親指とかぎ型に曲げた人差し指で、凝り固まったフェイスラインを軽くつまんでほぐして。顔周りのもたつきがすっきり!
水井さんの本がついに発売!!
「忙しいから、疲れているから、お金がないから、自信がないから……。そんなさまざまな事情から、きれいが遠いと諦めていた女性たちに。多くの女性の肌に触れてきた経験をもとに編み出した、きれいを身近にたぐり寄せる知恵やテクニックをギュッと詰め込んだ一冊です」
『水井真理子の寄り添い美容』(集英社)¥1500
MAQUIA12月号
撮影/押尾健太郎 ヘア&メイク/広瀬あつこ スタイリスト/程野祐子 モデル/佐藤さき(マキアビューティズ) イラスト/itabamoe 取材・文/中島 彩(MAQUIA) 企画・構成/吉田百合(MAQUIA)
※本記事掲載商品の価格は、本体価格(税抜き)で表示しております。掲載価格には消費税は含まれておりませんので、ご注意ください。
【MAQUIA12月号☆好評発売中】